平成14年 糖尿病実態調査 |
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| H14年11月に実施された糖尿病実態調査の速報値がH15年8月に発表されました。それによると、前回H9年の調査に比べ、「糖尿病が強く疑われる人」は推計で約50万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」は約200万人増加していました。 主な結果をH9年度との対比で掲載しています。 詳しくは、  厚生労働省ホームページをご覧下さい |
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| この調査は、糖尿病に関する状況を把握して今後の対策に資することを目的に厚生労働省によって実施されているものです。 今回は平成14年国民栄養調査（身体状況、栄養摂取状況、食生活状況調査）に応じた20歳以上の人10,067人に、糖尿病に関する情報・知識、治療、合併症等についての質問がされました。 糖尿病実態調査質問票の回答に応じた人が5,792名、このうち血液検査結果が存在する人は5,346名でした 糖尿病が強く疑われる人・・・HbA1c 6.1%以上、または、アンケート調査で、現在糖尿病の治療を受けていると答えた人 糖尿病の可能性が否定できない人・・・HbA1cが5.6%以上6.1%未満で現在糖尿病の治療を受けていない人 |
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INDEX |
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| １．糖尿病が強く疑われる者数 ２．糖尿病と健診及び治療 ３．糖尿病の合併症 |
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| 「糖尿病が強く疑われる人（現在治療中の人を含む）」、「糖尿病の可能性を否定できない人」の割合はそれぞれ全体の9.0%、10.6%となり、H9年の調査より増えていた。H14年10月の推計人口から計算すると、糖尿病が強く疑われる人は約740万人、可能性を否定できない人を合わせると約1,620万人で、H9年よりもかなり増えています。 年齢階級別では、「糖尿病が強く疑われる人」は男性の60歳以上、女性の60歳代で増加、「糖尿病の可能性を否定できない人」は男性の50歳以上、女性のほぼ全年齢層で増加していました。 |
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| 「糖尿病が強く疑われる人」で現在治療を受けている人の割合は約半数で、H9年より若干増加しています。 「糖尿病が強く疑われる人」を健診受診の有無で比較してみると、過去に健診を受けたことがある人は半数以上が治療に結びついているのに対し、健診を受けたことのない人の約90%は治療を受けていませんでした。 |
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| 「糖尿病が強く疑われる人」のうち現在治療を受けている人では、神経障害・網膜症・腎症はそれぞれ約15%がかかっていました。 「糖尿病が強く疑われる人」で治療を受けていない人の中にも、合併症にかかっているという人がいました。 糖尿病が強く疑われる人・糖尿病の可能性が否定できない人いずれも心臓や脳の大血管障害に関連していることが示されました。 |
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