植村内科クリニックの治療成績 2001年3月 |
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2001年3月に受診された方の治療法やHbA1cの平均・分布、合併症の頻度を集計したものです 新患・再来、通院期間に関わりなく、全受診者のデータをまとめました |
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目次 | 1. 治療法内訳 2. HbA1cの分布と平均 3. 治療法別HbA1cの分布と平均 4. 経口剤併用療法のHbA1c 5. 合併症の頻度 6. まとめ |
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経口抗糖尿病薬でコントロールしている人が全体の約半分を占めています。 以前に比べて経口剤の割合が増えてきています。薬の作用が明らかになり、病態に応じた使い分けがしやすくなったことによると思われます。 | |
新患・再来の別なく集計するとこの通りです。 HbA1c全体の平均は7.7%でした。 | |
食事療法単独群に比べると、明らかに薬物療法群のHbA1cが高くなっています。 食事療法単独群では6.5%以下が多く、右肩下がりの分布です。 それに対して薬物療法群は、インスリン・経口剤いずれも8%前後にピークが来ています。 |
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HbA1c6.5%以下の比率は、食事療法単独群で半数以上を占めるのに対し、経口剤群は10%に届かず、インスリン群では皆無でした。 薬を使わざるを得ない人はそれなりに血糖が悪いということと、低血糖を起こさないように手加減するということも一因でしょう。 |
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種々の薬が出てきたことで、異なる作用の薬を組み合わせて使うことも多くなりました。そこで単一の薬で治療している群と二種類以上の薬を用いている群とでHbA1cを比較してみました。 明らかに併用療法群のHbA1cが高くなっています。単一の薬でコントロールできない時に併用していくことが多いので、どうしてもかなりコントロールの悪い人が多くなります。インスリン注射に抵抗があるので何とか薬で、というケースも見られます。 |
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左の図は神経障害の頻度で、初診時と比較して進行したか変わらないかを見たものです。初診からの通院期間は様々で最長8年になりますが、これだけ長く見ていると悪化したという人が半数以上になります。しかし悪くなったと自覚している人は殆どいません。神経障害がない、または改善したという人は2割もいませんでした。 中央は網膜症です。単純性、増殖性合わせて40%です。 腎症は比較的少なく、顕性腎症(持続性蛋白尿)は16%でした。 |
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開業8年にして、初めてHbA1cを集計してみました。 いろいろ薬が出てきて、併用療法も行ったりしている割には薬物療法群のコントロールが悪いというのが気になります。 もう一つは神経障害が目立つということ。特に自覚のないまま悪化している人が多く、これは今回の集計が8年たって初めてだったということが影響していると思われますが、次回の集計時には悪化群をゼロに近づけたいものだと思っています。 |
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