福岡市・居酒屋二升瓶 to 熊本市・居酒屋さくら チーム100主催居酒屋マラニックVol.2 2006年1月22日 |
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■ チーム100主催・居酒屋マラニック | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
福岡の居酒屋・二升瓶の常連で結成されたチーム100。走ることより飲むことが好きだが、しかしやる時はやる。初代・走るウルトラ飲兵衛氏の呼びかけで、昨年12月4日に居酒屋マラニック−福岡・二升瓶 to 北九州・とり正(50km)が企画された。ランナー御用達、オーナーもランナーという飲み屋を巡ろうというものである。もちろんゴールしたらその店で打ち上げ。第1弾となったこの二升瓶 to とり正は、冷たい雨にもかかわらずゴール後の打ち上げがその辛さを吹き飛ばしてくれたらしく、随分楽しかったようだ。ちなみに自分は寝坊して参加できなかった。
これに気をよくして第2弾、今度は福岡市の二升瓶から熊本市のさくらまで走ろうといいだした。距離約120km、深夜0時にスタートして所要時間19-20時間。こんなバカげた企画に一体何人参加するのだろう。 LINK熊本てれっとウルトラマラソンクラブ |
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■ 平成18年1月21日 居酒屋二升瓶に集合 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
土曜日、仕事が終わって病院を出たのは20時半。まだ支度も何もしていない。とり正にコース図を届け、21時過ぎに帰宅。腹が減ったので取り敢えずカロリーメイトを食べて支度をする。天気予報では明け方まで所により雨、念のためレインウェアを入れた。ウィンドブレーカーは雨の時のことを考え、フード付き厚手のものにした。黒崎22:11の特急・有明にギリギリ間に合った。寝過ごしたら熊本かぁ、、、しかし居眠りすることもなく、博多で下車。
地下鉄に乗り、23時過ぎに二升瓶着。お客さんはおらず、大将は仮眠中だった。腹も減っていたので、生ビールを飲みながら軽くつまむ。しばらくして居酒屋マラニック仕掛け人の江口さんなど、メンバーが続々とやってきた。その数10人、そのうち2人は大牟田までだが、残りは熊本を目指す。江口さんからコース説明、真っ直ぐ国道3号線を走れば110kmくらいだが、ワープしやすいようにとJR沿いの国道209・208号線を走ることになり、距離が120kmとちょっとだけ伸びた。店の前で記念撮影し、AM0時、居酒屋マラニックVol.2がスタートした。 |
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■ 平成18年1月22日 居酒屋マラニックVol.2 二升瓶(福岡市) to さくら(熊本市) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ 福岡市〜春日市〜太宰府市・・・雨が降り出す |
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AM0時に二升瓶をスタート、まずは天神のど真ん中を走る。熊本まで走ると言ったら、若者達がおもしろがって付いてきたが、本当に熊本まで走るなんて信じていないだろうなぁ。ちょっと走ると暑くなり、ベストを脱いだ。雨は上がり月も出て来たので雨の心配は無さそうだと思ったが。。。足の痛みは大したことないが、体重増加でちょっとしんどかった。渡辺通を日赤通へと南下し県道31号線へ。と言われても地元じゃないので3号線に入るまでどこがどこやら全くわからず、後方集団で走った。
春日市に入った頃から、ぽつりぽつりと雨が降り出した。先頭グループは休まずよく走る。信号以外止まろうとしない。疲れたので太宰府市内のコンビニで休憩。1:45走って、距離はほぼ15km、雨で体が冷えてきたので、レインウェアを着た。 |
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■ 筑紫野市〜鳥栖市・・・雨足が強まる |
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筑紫野市に入ったところで、渕上・峯さんの意見で脇道に入る。どこだか全くわからず、ただ付いていくだけ。段々雨が強くなってきたので、帽子もかぶった。旧3号線をしばらく走ると自販機があり、ここでようやく江口さんに追い付いた。雨も風も強くなり、一段と冷え込んできた。国道3号線の下をくぐって、県道77号を原田方面へ。原田駅前を過ぎてコンビニで休憩。ところがここから一人で先にスタートしたのが失敗だった。国道3号線方面へ左の方へ行くところを真っ直ぐ行ってしまった。なんでこんなきつい坂があるのかと文句を言いながら坂を上りきると「美しが丘南」という交差点、後には誰もいなかった。直ぐ江口さんにTelして、行き過ぎたことを知った。慌てて戻るが、携帯のバッテリーが切れそうになってきた。無事国道3号線に上がる。ここからは国道沿いを南下していくだけなので、迷うことはないだろう。しかし雨はさらに激しくなってきた。基山駅付近の地下道で一休みする。スタートして27km、時間はちょうど4時間が経過していた。時速7km弱、このままだと18-19時間は確実にかかるだろう。
スタートして30km、鳥栖ICは4:21で通過、しかし行けども行けどもコンビニがない。鳥栖ICから2kmくらい走ったところのコンビニに入っておにぎりを食べていたら、他のメンバーも続々やってきた。止まると冷えるからと、渕上さんだけは休憩も短めにスタートしていった。 |
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■ 久留米市〜筑後市〜瀬高町〜高田町・・・夜が明けて雨も上がる |
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宝満川にかかる千歳橋で久留米市に入る。約39km、5:30が経過していた。トイレに行きたくてたまらず、コンビニを探しているうちに、西鉄久留米駅に着いた。駅でトイレを探そうと思ったらが、倉ちゃんの姿が見えたので、直ぐに後を追った。国道209号六ツ門を左折してほぼ40km、5:52が経過。この先にコンビニを見つけ、トイレに駆け込んだ。津福付近では新しいバイパスを走ったが、跨線橋の上りがちょっとしんどかった。
45km、荒木付近で7時。空が少し明るくなり、雨も小降りになってきたが、段々眠くなってきた。しばらくして西田さんからTel、どうやら八女ICを出た付近で合流できそうだ。筑後市の町中に入り、羽犬塚で国道442号線と交差、8時間弱で52kmと段々ペースが落ちてきた。筑後署の先でとり正の大将・ママさんと西田さんと合流した。サポート車に携帯を預け充電してもらうことにした。3人が入ったことで少しペースが上がったが、付いていけなくなり、約60kmの瀬高町ではちょうど9時間が経過していた。アップダウンは少ないのだが、景色が単調でつまらないのでかえってきつい。退屈なので眠くなる。気が付いたら最後尾になってしまった。65km、高田町で国道208号線に合流、既に10時間を越え、10:23となっていた。 |
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■ 大牟田市・・・睡魔に襲われる |
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高田町から大牟田にかけては峯さんと同じくらいの所を走っていた。大牟田市内に入ったのは11時過ぎ。とり正のサポート車が止まっており、フラフラと吸い寄せられた。明け方までの雨が嘘のようにきれいに晴れ、快晴のぽかぽか陽気で再び睡魔に襲われた。一眠りしようと車に乗り込む。20-30分くらいかと思ったら、1時間くらい爆睡してしまった。そのまま車でワープしようかと思ったが、まだまだ時間はたっぷりある。車から出て、12時に再スタートした。仮眠したおかげでペースが上がった。
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■ 荒尾市〜玉名市・・・一人根性無く |
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約75kmの大牟田駅に12:30着、腹は減ってきたが、昼食も買わずに直ぐスタートした。だいぶ遅れていたからだが、もう一つ、ビールは熊本県に入ってからと決めていたのである。
熊本県と書いた標識が見えてきた。12:52、荒尾市へ。3-4km走ったところでコンビニを見つけ、缶ビールと焼きそばを買った。天気も良く暖かくなって、缶ビール250mlではちょっと物足りなかった。それでもビールのおかげで気分よく再スタート。この頃先頭は既に玉名市に入っていたが、この休憩地点から玉名市までがかなり遠く感じられた。 玉名市に入ったのは15時ちょっと前。1時間から2時間以上も差を開けられ、何か急に気力が萎えてきた。大した坂でもないのにラン&ウォーク。玉名市の町中、ビルの前に腰掛けてお茶を飲んだ。逆走していくランナーが目に入った。何となく松原さんに似ているような気がしたが、疲れて声をかける気力もなかった。立ち上がって走り始めても、直ぐに休んでしまう。95km地点、菊地川を渡るところで、今回初めて風景写真を撮った。もう少しで100kmという玉名市寺田でサポート車が来たので乗り込んだ。そのまま真っ直ぐ熊本へ、その間熟睡しており、途中の記憶は殆どない。それにしても一人になった時の精神的な弱さ、リタイヤ癖、何とかならないものだろうか。 |
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■ 平成18年1月22日 居酒屋さくら | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ ゴール
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目が覚めたら熊本市内だった。熊本市内をうろうろして17時過ぎ、ようやく熊本KBホテル前に着いた。居酒屋さくらはその隣。店に入るとあまりに早い到着に田代さんがびっくりしていた。車でワープするようなメンバーはいないと思っていたのだろう。ホテルにチェックイン、直ぐ風呂に入る。
さくらへ戻ると、ちょうどとり正のママと山本君がゴールしたところだった。その後も、西田さん、倉ちゃん、とり正の大将等が続々ゴール。たまたまホテルに戻って携帯を充電している間に大将と江口さんもゴールされた。最後の渕上さんは19:56に戻ってきた。さすがに根性あるなぁ。 |
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■ 打ち上げ
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喉は渇いたが、途中でリタイヤしたのでわがままは言えない。主役の二升瓶の大将・江口さんが来るのを待つ。
20:15、待ちに待った宴会が始まった。江口さんの挨拶に続いて、二升瓶の大将が乾杯の音頭、生ビールを一気に飲む。さすがに熊本と言うことで、馬刺が旨い。自己紹介などしながら賑やかに飲む。第一弾で二升瓶からとり正、第二弾で今回の二升瓶からさくら、そうなると次は熊本スタートで二升瓶行きだと盛り上がった。お開きとなったのは23時半、ホテルに戻って、直ぐ眠りについた。きつくて途中リタイヤが心残りだが、実に楽しい居酒屋マラニックだった。 LINK熊本てれっとウルトラマラソンクラブ |
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