2008玄海100kmウルトラマラソン 2008年9月21日---“49”の語呂合わせ |
|||||||||
|
■ 平成20年9月21日 誕生日の朝が来た−−−スタート前 | ||||||||||||||||||||||||
AM2時半、宮地浜に到着。3時組のランナーは約70名と、今年も正規組より多かった。何回かに分けて集合写真を撮影、そして銅鑼の音を合図にスタートしていった。 一旦、民宿よし田に行き、着替える。4時半、宮地浜スタート地点に戻る。 AM5時、銅鑼が鳴らされスタート、長い誕生日の一日が始まった。 ※みのさん撮影の右の写真が、某紙おはようスポーツに載った |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
■ 玄海100kmウルトラマラソン前半戦:宮地浜〜脇田温泉〜間夫峠〜力丸ダム〜トヨタ九州 | ||||||||||||||||||||||||
例年より気温が低いせいか、割合楽に走れた。1時間7分で見坂峠を越える。一気に下って猫塚を過ぎ、九州自動車道下にエイドがあった。そこから脇田温泉まで細かいアップダウンが続く辛い所だが、歩かず走り続けた。15km付近、晴れていたら雲海ポイントだが、曇って、眺めはよくない。1:15ほどで脇田温泉着。今回も地元の方が甘い巨峰やオニギリなど用意してくれており、しっかり補給した。 脇田温泉を抜けると、ついに雨が降り出した。徐々に雨足が強くなり、間夫峠への林道に入る頃には土砂降りとなり雷も鳴り出した(実はこの頃、自宅マンションに落雷があったようだ)。真剣に走らないと体が冷えてしまう。おかげでいつもなら半分以上歩く林道も、殆ど走り続けることが出来た。3:14で、25.3km・間夫峠エイド着。 雨が降り続き、エイドのスタッフも寒そうだった。じっとしていたら体が冷え切ってしまいそうで、早々にスタートする。直ぐに峠を越えて、その後は長〜い下り、快調に飛ばす。 長い下りが終わって30km、ここから力丸ダムへ平坦なコースが続く。あっちこっち水たまりができ、濡れた靴が重くなってきた。ウェアも濡れて、股擦れが気になりだした。力丸ダム手前で3時組の最後尾ランナーに追いつく。ダムをぐるっと回って、千石峡を下る。犬鳴川を渡る手前、40kmのエイド。腹が減ってきたのでパンをいただき、ワセリンも借りて塗った。快調に走っているつもりだったが、ここで自分が5時組の最後尾ということを知った。 犬鳴川を渡るといつもカンカン照りで苦しめられる所。今日は雨、しかも小降りになって走りやすい。いつも長居してアイスクリームや缶ビールを買う42.2km・脇野橋のコンビニでも、温かいアンマンだけ食べて直ぐにスタートした。45kmから50km、見えているのにどんどん離れていくような気にさせられるトヨタ九州、精神的に辛いところだがここもきっちり走り、11:40頃、中間点エイドに到着した。天気のせいで、みんな快調に走っているのか、殆どランナーはいない。ちょっと吐き気がし始めたのでゆっくり休むことにした。関門まで1時間以上余裕があったが、これで完全に最後尾ランナー、中間点まで6時間40分、後半の落ち込みを考えると14-15時間か。劇的宴会ゴールかなぁ。 |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
Page top |
|
|||||||||||||||||||||||
■ 玄海100kmウルトラマラソン後半戦:トヨタ九州〜波津〜成田山〜勝浦浜〜津屋崎ゴール | ||||||||||||||||||||||||
いつもはゆっくり休む赤間上町のコンビニ前にランザローテの私設エイドがあり、飲み物だけもらって直ぐにスタートした。久しぶりに3時組ランナーを抜き、59km・田久桜公園に8:08で到着、ベンチでごろりと横になる。睡魔が辛く、一眠りしたら気持ちよかっただろうが、一旦寝たら爆睡してしまいそうで、直ぐに起き上がった。宗像くりえいとのコンビニでアイスクリームを買う。14時、64.5km・蛍の館公園エイドに到着。暑さと睡魔でボーッとしていたのか、しばらく写真を撮っていなかった。 9:24で地蔵峠を越え、高倉神社へ下って行く。長い下り、膝回りの筋肉に痛みが走る。そこにでかいカメラを構える人が。チューさんだった。しばらく休んで立ち話。今回は吉木小から旧道に入るようにコースが変わった。そのコース沿いに70km・門司邸エイドがある。スタートしてほぼ10時間が経過、天気がよくなり、ビールを飲もうという気になった。北九州ウルトラRCメンバーから缶ビールをもらった。さすがに美味い!、是非ともゴールして美味いビールが飲みたいものだ。頭に冷たい水をかけてもらいスタートする。 ビールと冷たい水でリフレッシュしたつもりだったが、筋肉と胃のダメージがじわじわと出てきた。16時前、波津海岸沿いの自転車道に入る。胃薬を飲み、痙攣止めの芍薬甘草湯を飲んだ。その自転車道の終点、あると思ってたエイドがない。その先、成田山への曲がり角にもない。遅くなってエイドは撤収してしまったか。成田山の上り、殆ど歩いて、成田不動尊着。幸い太宰府走ろう会のエイドがあり、果物などをいただく。この時点で10km以上先、鐘崎漁港の関門時間17時に間に合わないことは確実となった。成田不動尊を出て最後の上りを越える。ここさえ越えれば、、、宴会ゴールでもいい、最後まで走り切ろう。 |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
関門時間を過ぎたので、ルール上はゼッケンを外し、勝浦浜にも入らず一般道を走らなければならないが、そのことは何も言われなかった。成田山からの下りの途中で、ランナーを抜く。まだ18時前、コース上にはランナーが何人も残っている。それを見て、元気をもらえた。18時、関門を1時間過ぎて鐘崎漁港に着いた。また小雨が降り出し、体温・体力がどんどん奪われていく感じだった。その時、雲の切れ間から夕陽が見えた。立ち止まって夕陽を眺めた。本当は、勝浦浜で見たかったが。 鐘崎漁港を出てさつき松原へ。暗くなって再び睡魔が襲ってきた。我慢出来ず、さつき松原を出たところの公園のベンチで、たまらず横になった。少し寝て、ようやくすっきりした。自転車道を抜けて釣川、19時前にさつき橋を渡り残り10km。ようやくゴールが見えてきた。その先、久しぶりにランナーに追いついた。顔見知りのランザローテのメンバーだった。ゼッケンを返した時、勝浦浜にも入らないように言われたそうだ。 そのランナーと別れ、一人勝浦浜へ向かった。そして真っ暗闇の勝浦浜に入る。波打ち際にはランナーのものと思われる足跡がたくさん残っていたが、もちろん誰もいない。ライトを当てられ逃げ惑うカニ、そのカニを追いかけながら、30分ほどかけて勝浦浜を走った。 19:45、塩浜側の県道に出る。残り5km。少しずつ津屋崎の街明かりが近づいてくる。民宿街に入る手前、国道の方からランナーが来た。そのランナーのゴールを見届けて20時半、ゴールテープ代わりの玄海100kmタオルを切った。 |
||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
Page top |
|
■ 玄海100kmゴール後は、、、 | |||||
車を借りてウェルサンピアへ。風呂に入ろうとしたら、吐き気がしてふらふら。どう考えても脱水。風呂から上がってお茶を飲んだが、治まらない。何とか民宿よし田に戻って、みんなに挨拶したが、体はまだ回復していない。あまりにきつくて、一旦、2階に上がった。そして空いていた布団に横になり、、、 気が付い時には朝の5時。誕生日の玄海100km、めでたく完走できたが、ビールも飲まず、何も食べないまま寝てしまってたようだ。 玄海100kmウルトラマラソン完走証 |
|||||
|
|||||
Page top |
|
||||
Running & Photo Report by U-san | |||||
Copyright(C) 2008 Uemura Naika Clinic(U-san),All rights reserved. |