第23回 サロマ湖100kmウルトラマラソン 完走記 2008年6月22日 |
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6月21日 土砂降りの北九州から北海道へ | ||||||
■ 梅雨まっただ中の北九州から脱出
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羽田着陸後、直ぐに席を立つ。CAに乗り継ぎの話をしたら、直ぐに地上係員に申し出てくださいと言われた。飛行機を降りるとそこに一台、車が用意されていた。その車で空港内を移動、AirDO搭乗口まで連れて行ってもらい無事、女満別行きに間に合った。 |
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■ 5年ぶりの北海道も雨
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20時過ぎ、今夜の宿、常呂町の船長の家に着き、早速、夕食。食事は良い方に裏切られた。カニ尽くし、とても食べきれる量じゃない。感激して、別の民宿に泊まっている走るウルトラ飲兵衛氏にメールを送った。ビールを飲み、酒を飲み、満腹。 ウルトラマラソンの朝は早い。それを知ったのも5年前のこの大会。その時は既に20時には晩飯も済ませ、寝たのだった。しかしその後は次第に慣れて前日でも遅くまで飲むようになった。今回も到着が遅くなったこともあって、寝たのは23時頃だった。酔っていたので直ぐに爆睡。一方、初ウルトラの二人は緊張もあって、あまり眠れなかったらしい。走りに影響しないといいけどと気にはなったが。 |
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6月22日 サロマ湖100kmウルトラマラソン大会編 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ 船長の家から湧別町へ
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AM2時起きで支度をする。外はまだ真っ暗、霧雨が降り、ちょっと冷え込む。スピードランナーには良さそうだが、ゆっくり走ったら身体が冷えそうだ。ウェアは長袖・ロングタイツとした。湧別町のスタート地点まではマイクロバスで移動する。ちょっと距離があるので、移動中に弁当を食べる。その弁当にはメッセージが添えられていた。無理矢理腹に詰め込み、4時に会場着。夜が明けて明るくなってきたが気温10.3℃、ちょっと寒い。早くもトイレには長蛇の列、済ませてからUMMLerの記念撮影に行こうとしたが、間に合わなかった。マユサさん等と3人だけで記念撮影、産業医大RC組とも記念撮影、その時、呼び出し放送。北九州ウルトラRCメンバーで北海道在住のKさんだった。記念撮影して、一緒にスタート地点へ向かった。
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■ 前半の部:スタート〜55km・レストステーション
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折り返して20kmは2:04で通過、ほぼ設定通りのタイム。しかしトイレに駆け込み、5-6分のロス。トイレから出てきたところで、ゴールドゼッケンのグランドブルーメンバー・Yさんに会った。竜宮台への折返し、もう一人の産業医大RCメンバーとは会えなかったが、トイレに入った時にすれ違ったのだろうか。コースはサロマ湖を離れ、湧別町を再び行ったり来たり。30km手前でビール飲み隊の応援団を見つける、でもビールはゴールしてからと言われた。30kmは3:13で通過、トイレ休憩を除けば、5kmを30-31分くらい。そのペースを維持して35kmも通過。 しかしこの辺りから睡魔に襲われ、ちょっとペースが落ちてきた。道路脇でゴロリと横になろうかと思ったが、幸いsatuki28さんに声をかけられ、しばらく併走。おかげで目が覚めた。40kmまでの5kmは35:02とちょっと落ちたが、その後は持ち直した。42.195km・フルのポイントは4:34、50kmは5:30で通過、それぞれ初ウルトラの時より20分と30分の遅れだったが、当初の予定通りで、焦りはなかった。 50kmを過ぎると少しアップダウンが出てくる。と言っても玄海100kmなどに比べたらかわいいもので、余裕で走り切る。そして55kmのレストステーションへ。 |
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■ 後半の部:55km〜ゴール
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そして70kmエイド着、ところが、、、楽しみにしていたお汁粉は既に品切れだった。ガックリ、力が抜けて座り込む。しばらく休憩しながら、初100kmの後輩にTelしてみた。なんと7時間台、7位でゴールしていた。やるなぁ、負けてはいられない。ゴールへ向かおう。 70km過ぎ、天気が良くなってきた。それまで鉛色だったサロマ湖は、美しいサロマンブルーに。雄大で美しい景色を眺め、足取りも軽く、といけばいいが、そう簡単にペースは上がらない。 80kmを9:33で通過、ワッカへと向かう。サロマ湖終盤の難所、アップダウンの連続で、初ウルトラの時は殆ど歩いてしまった。さすがにここまで来てちょっと胃の調子が悪くなってきたが、今回は何とか走れていた。なにより一番の見所、楽しみにしていたワッカだけ運良く晴れたのが嬉しかった。ゆっくり走り続けてきたランナーへのご褒美?。コース両側に美しい真っ青なサロマ湖とオホーツク海が広がり、エゾスカシユリ・ハマナスなど多くの花が咲き、多くの知り合いとのすれ違い、退屈しなかった。何度も立ち止まって、多くの写真を撮った。ワッカを折返し、最後90kmの関門も無事に通過。残り、歩いても間に合いそうだ。エイドでスイカを食べたり、のんびりしすぎて95kmまでは46分も要した。ワッカを出てから少しまじめに走り、そして12時間12分でゴールした。 ウルトラで20回目の完走、といってもあまり感動はなかった。終始イーブンペースで走り切り、淡々とゴールを駆け抜けた。タイムは平凡だし、取り敢えず完走して一安心という感じだった。でもゆっくり走ったおかげでワッカ原生花園では美しいサロマ湖を見ることもできたし、良しとしよう。 |
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■ サロマ湖100kmUMが終わって
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この日の宿は格安だが、素泊まり。そのため、さよならパーティーでしっかり飲み食いすることになった。カニやビールなどふんだんに用意されていたが、胃に負担がかかったか、ちょっと吐き気がしてあまり食べられなかった。ただし足のダメージはそれほどでもなかった。
翌朝、東京に帰る走るウルトラ飲兵衛氏が借りたレンタカーに後輩と便乗して、女満別空港へ。二人を見送り、レンタカーを借りて、美瑛・富良野へと向かった。 |
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