第1回 北九州・平尾台トレイルランニングレース 北九州初の本格的トレラン---絶景と筋肉痛 2010年4月18日 |
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■ 第1回 北九州・平尾台トレイルランニングレース | |||||||||||||
大会参加は1月のいぶすき菜の花マラソン以来3ヶ月ぶり。トレランの練習をしてきたわけではなく、タイム狙いと言うより2週間後の萩往還に向けて最終調整という感じ。6時間くらいで完走出来ればいいだろう。
前日は大会を記念して昭和池で記念植樹が行われたそうだが、仕事のため参加出来ず。受付は前日だけ、会場は北九州国際会議場。受付終了後、平尾台の自然についての解説や国定公園を走るに当たっての諸注意など説明会が開催された。ロング40kmにはコース上、6箇所エイドが設けられるとのことだったが、念のためハイドレーションパック・Gregory Reactorに2Lのリザーバを持って行くことにした。靴はLA SPORTIVA WILDCAT、樹脂製のスパイク状の突起が付いていてグリップは良さそう。大会で履くのは今回が初めて。 大会当日は4時半起き。天気予報では晴れて日中の気温は上がりそうだったが、明け方は気温4℃くらいまで下がっており、ケガの予防のためにも長袖・ロングタイツを着ることにした。5時半過ぎに出発、都市高速・九州道小倉南IC経由、30分ちょっとで会場の平尾台自然の郷に着いた。地元の大会なので楽である。また参加者が制限されていることもあり、駐車場もトイレも混雑してなくて助かった。 スタート前に記念撮影して、AM7時、ロング40kmがスタートした。 |
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■ 前半:平尾台自然の郷〜大平山〜四方台〜水晶山〜昭和池 | |||||||||||||
大平山の先、スタッフから「この先、急な下りです」、、、ここ下るんですか?。油断すると滑り落ちそうで怖い。手をつきながら慎重に下る。その先、四方台へはなだらかなトレイルが続く。10kmは1:16くらいで通過。四方台を過ぎると地質が変わり、林の中を水晶山へと向かう。10km過ぎに最初のAID0、コーラとアクエリアスを飲む。13.5km・水晶山には1:40で到着。スタッフから、「この先、急な下りです」と注意を受けたその直後、前にいた女性ランナーが道を譲ってくれたので抜こうとして、足を滑らせた。直ぐに手をついて事なきを得たが、油断したら一気に下まで転落してしまいそうで怖かった。 2:08で17.7km・AID1/3に到着。昭和池を回って10km走ると、再びこのAID1/3に戻ってくるのだが、先頭ランナーは5分前に通過したらしい。ポテトチップなどで塩分補給する。林を抜け、昭和池手前で中間点20km、2:28で通過した。予想では前半2時間半、後半3時間半くらい、前半はほぼ予定通りだった。 21km・昭和池のAID2に到着、ここでは地元の方々がよもぎ餅を搗いていた。早速1個いただき、後半の上り坂に備えて1個もらおうとしたら、お土産にとよもぎ餅が5個も入った袋を入れてくれ、おまけにサツマイモも1本もらった。たっぷりエネルギー補給して後半戦へ。 |
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■ 後半:昭和池〜偽水晶山〜中峠〜周防台〜茶ヶ床 | |||||||||||||
25kmは3:08で通過、再びAID1/3に戻ってきたのは1時間10分後の3:26。そして偽水晶山へ。林を抜けると目の前に偽水晶山への急斜面。今回のレースで一番きつかったのがここ、偽水晶山への上り。膝に手をつき、時に草や岩をつかみ、何度も休みながらゆっくり登る。何とか10分ほどで、最初のピークを登りきった。ちょっと霞んではいたが北九州空港が見えた。眺めは素晴らしい。尾根を上ったり下ったり、スタートして4時間で偽水晶山に着いた。鉄塔横を抜けてロードに出て、4:10で30kmを通過。広谷台を越えて広谷湿原へと下り、再びロードに出て4:28で、32.3km・中峠のエイドに到着した。地元で採れたという蒸かしジャガイモが美味しかった。たっぷり塩を付けて食べ、地元の方と話をしながらゆっくり休んだ。 中峠のエイドを出て最後の難所、コース最高点の周防台へ。急な上り、うつむきながら歩いて登るのがやっとだが、後を振り向くと羊群原の素晴らしい景色が広がっていた。そして4:44で周防台を登り切った。 記念撮影して桶ヶ辻、天狗岩へと向かう。ゴールまでは下り基調、尾根伝いのコースは眺めが良く、また気持ちのいい風が吹いて、最高の気分だった。天狗岩を回り込み、貝殻山横を走り、5:22で茶ヶ床・AID5に到着。ここまで来れば残り3.2km、6時間以内にゴール出来そうだ。 |
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■ ゴール | |||||||||||||
林を抜け、平尾台の住宅街に入って残り2km、県道を渡って自然の郷へ最後の上りが待ち受けていた。最後の急な上り、きつくて走れず、大股歩き。何とか登りきり、平尾台自然の郷に戻ってきた。 ゴールタイムは5:49:48で、全体の144位。かなりハードなコースで、レース後3日経っても筋肉痛がひどかった。それでも雄大な景色は素晴らしく、エイドも良かった。周防台や偽水晶山の上でビールでも飲めば最高に気持ちよかっただろうが、それをしたら下りで滑落したりするだろうなぁ。実際、クラブのメンバーは何人も転けていた。1回だけでなく、2回も3回も転けて、中には顔をぶつけて唇を切ったり下腹を強打したメンバーもいた。雨が降ったらケガ人続出だっただろう。もっとも大会の開催要項には、悪天候時コース変更が生じる可能性ありと書いてあった。 地元でこんな大会が開催されたのは正直嬉しかった。来年も絶対に参加しよう。でも評判がいいと、来年は今年以上に人気が出てエントリーが難しくなるかもしれない。 帰宅後、シャワーを浴びて、いつものようにとり正で打ち上げ。充実した一日だった。 |
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