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航海訓練所の大型練習帆船「日本丸」と「海王丸」は、4本マストのBarque型帆船。フォア・メイン・ミズン3本のマストにそれぞれ6枚の横帆、最後尾のジガーマストに縦帆など、全部で36枚の帆がある。「太平洋の白鳥」とも呼ばれる「日本丸」は1984年に進水・就航した二代目で総トン数2,570t、メインマスト高46m。姉妹船の二代目「海王丸」は1989年に進水・就航、総トン数2,556t、メインマスト高43.5m。いずれも世界最大級の大型高速の帆船である。
外見上の違いは、船首像が、日本丸は祈りを捧げる女性「藍青」、海王丸は横笛を吹く女性「紺青」、となっている他に、船体のライン数などに違いがある。
今回、北九州市制50周年を記念して、日本丸と海王丸が門司港に寄港、11月16日には二隻同時に総帆展帆が行われたようだが、仕事で見に行けなかった。夜、別件で門司港に行ったところ、ちょうどライトアップが行われていた。
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