バウムクーヘン
U-san's Recipe
#451


R2.6/14
「木のケーキ」という名の通り、焼き上がった層が年輪のように見えるドイツの伝統的な焼き菓子で、通常は専用のオーブンで焼いて作られる。
アウトドアで竹などに生地を塗って焼いていくレシピが見つかったが、鉄鍋で焼くには?
■ 材 料
■ ホットケーキミックス使用の生地
薄力粉 150g
コーンスターチ 75g
ベーキングパウダー 大さじ1杯
バター 100g
卵 大4個
グラニュー糖 100g
蜂蜜 25g
生クリーム 50mL
ブランデー 25mL
ホットケーキミックス 120g
無塩バター 30g
蜂蜜 大さじ3杯半
卵 1個
牛乳(豆乳) 90mL
■ 使用した鉄鍋
Oijin角形ミニパン
■ 生地の準備
■ ホットケーキミックス使用の生地
  1. バターを室温に戻し、グラニュー糖の半量を加えてよくすり混ぜる
  2. 卵黄を混ぜ合わせる
  3. 小麦粉・コーンスターチ・ベーキングパウダーを篩って混ぜ合わせる
  4. 生クリーム・ハチミツ・ブランデーを加えて混ぜ合わせる
  5. 別のボウルに卵白を入れて泡立て、残りのグラニュー糖を3回に分けて加えてメレンゲを作る
  6. 4のバター生地に5のメレンゲを半量ずつ加え、混ぜ合わせる
  1. バターとハチミツは、湯煎して柔らかくしておく
  2. 卵と牛乳を泡立て器でよく混ぜる
  3. ホットケーキミックスを加えて、よく混ぜる
  4. 溶かしたバターとハチミツを加えて、よく混ぜたら、30分くらい寝かせる
■ 作り方
  1. 麺棒・ラップの芯などにアルミ箔(オーブンシート等)を巻き、油を塗っておく
  2. 角型ミニパンをしっかりプレヒートしたら弱火にして、油を塗って馴染ませる
  3. 生地大さじ2杯程度を流し入れて焼き、表面が乾いて小さな穴がぷつぷつ開くくらいになったら、芯棒に巻き取る
  4. 油を塗っては生地を焼き、2に重ねて巻き取る
  5. 生地が無くなるまで、この作業を繰り返す
バウムクーヘンは芯棒に生地を塗って専用のオーブンで焼き、芯棒を回転させながら生地を塗っては焼き、層を重ねて焼き上げていく。
以前、クックオフで竹の棒に生地を塗って焼いてるのを見たことがある。これをキッチンでDOを使って作れないか、いくつかの方法を試してみた。
最初はDOに芯棒をセットして、生地を塗って焼こうとしたが、生地がぼたぼた落ちて焼け焦げ、大失敗。
次に試したのが、Baby DOを大きなDOに入れて湯煎焼き(5"CampDO+10"deep Camp DO)。何度も生地を入れて上火で焼き、焼き色がついたら生地を入れて焼くを繰り返す。しかし時間がかかるし、層にはなるが年輪にはならなず、焼き上がりもしっとり感は無し。
それなりに形になったのは、DOの蓋で生地を焼き芯棒で巻き取るというやり方だったが、生地が厚くなったせいか堅くなってしまい、以後、作ることは無かった。
 H20.12/26 Baby DOで湯煎焼き(左)とSportman's cookerの蓋で焼いて巻き取ったもの(中)
2020年、南部鉄器・及甚から角形ミニパンが発売された。これできれいな玉子焼きが作れるようになり、12年ぶり、バウムクーヘンに再挑戦した。
角形ミニパンに合わせて太さ約2.5cmのすりこ木をカット。これにクッキング・ホイルを巻き付けた。
生地は、市販のホットケーキミックスを使ったレシピで用意。しっかりプレヒートした角形ミニパンは、一旦火から下ろして少し温度を下げ、油を引いて生地を流し入れてあとは終始ごく弱火、これできれいにムラ無く生地が焼ける。焼けた生地は芯棒に巻き取って、新たに生地を流し入れて焼いて巻き取ってと言う作業を生地が無くなるまで繰り返す。生地は焼き過ぎないように注意する。
Oijin角型ミニパン(内径11×14.8cm)を使って上記分量の生地(ホットケーキミックス使用)を焼くと、11回で径約8cmのバウムクーヘンが出来上がった。

ダッチオーヴン・レシピ集洋菓子・デザートその他の焼き菓子
Copyright(C) 2020 Uemura Naika Clinic(U-san),All rights reserved.