ラムカレー石鍋風
U-san's Recipe
#321


H19.4/1
 
周防大島の宿“石鍋亭”オーナーの石鍋氏にスパイスの使い方を教わり、大量のラム肉で作った本格カレー。
以後のカレー作りの基本となった記念すべき第一作。
■ 材 料
■ ラムラック 3個 約2.5kg
塩、コショウ、小麦粉
■ 野菜類他
リンゴ 1個
ホールトマト 3缶
赤ワイン 1本
タケノコ 500g
ブロッコリー 1個
エリンギ 2p
マイタケ 2p
シイタケ 2p
■ 香りのスパイス他
シナモン 2-3本
クローブ 10個
黒コショウ 15粒
カルダモン 大さじ2杯
オールスパイス
ガラムマサラ等
■ カレーベース
無塩バター 200g
鷹の爪 2本
クミンシード 大さじ2杯
タマネギ 7個
セロリ 2本
ニンジン 大3本
ニンニク 1玉
ショウガ ニンニクと同量
クミン 大さじ5-6杯
コリアンダー 大さじ7-8杯
チリパウダー 大さじ3杯
ターメリック 大さじ3.5杯
■ 使用した鉄鍋
カレー煮込み:Sportsman's cooker
ラム肉炒め:10" Skillet
■ 材料の準備
  1. ラムラックはカットして、塩コショウを振る。焼く直前に小麦粉をまぶす
  2. ニンニク・ショウガはおろしておく。鷹の爪は小口切り
  3. タマネギは粗みじん、ニンジン・セロリはフードプロセッサーにかける。リンゴはイチョウ切り
  4. エリンギ・マイタケは手で千切り、シイタケはそぎ切り、タケノコ・ブロッコリーは食べやすい大きさにカット
  5. 香り付けのスパイスは、加える直前に焦がさないように炒めてから挽く

スパイス各種とホールトマト、メインのラムラック、タマネギ・ニンジン・セロリ
■ 作り方
  1. DO(Sportsman's cooker)にバターを溶かし、クミンシード・鷹の爪を炒める(下写真・左上)
  2. タマネギを加え、色が変わるまでじっくり炒める(右上)
  3. ニンジン・セロリ・ニンニク・ショウガを加えて炒める
  4. 野菜の水分が飛んだら、スパイス(クミン、コリアンダー、ターメリック、チリパウダーorカイエンヌペッパー)を加えて、5分くらい炒める(左下)
  5. この間、スキレットで肉を炒めて焼き色を付けておく
  6. 炒めた肉を入れ、赤ワイン・ホールトマト・リンゴも加えて、弱火で2時間くらいじっくり煮込む(右下)
  7. タケノコ・ブロッコリーを加え、塩で味を調える
  8. 香り付けのスパイス(カルダモン、クローブ、シナモン、黒コショウ等)を加える
  9. キノコ類を入れ、軽く火を通す
■ 備 考
2007年頃に、石鍋亭オーナー・石鍋氏からカレーを教わり、最初に作ったのがこの“ラムカレー”。以後、自分のカレー作りの基本となり、市販のルーを使わなくなった。
石鍋さんに教わったスパイスの基本と配合(肉3kgに対して)は、
■スタータースパイス:スパイスから香りを引き出し、油に香りを移す
無塩バター200gにクミンシード、またはマスタードシード大さじ2杯、鷹の爪2本
■カレーベース:肉などの具材の臭み消し、味を深める
カイエンヌペッパー大さじ2杯、クミン大さじ5杯、コリアンダー大さじ7杯、ターメリック大さじ3.5杯
■香りのスパイス:煮込み段階で飛んだ香りを補う
カルダモン10個、クローブ10個、黒コショウ15粒、シナモン3本
この他、甘味・酸味・コクをプラスするのに、ジャム、ウスターソース、ケチャップ、醤油、デミグラスソース、ヨーグルトなどを適宜使用している。
本格的カレーを作り始めた当初、石鍋さんのレシピに倣って肉 2.5-3.0kgで作っていたが、用意する野菜などもかなり多く、煮込む際にSportman's cooker・14" deep CampDOなど大型DOを使用せざるを得ない。そのため最近は、肉を1-2kgくらいにして、12" deep CampDO・7qt Enamel DOで作ることが多くなっている。

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