献立表おせち
献立名食品名表1表2表3表4表5表6調味料
雑煮 もち351





里芋130.1





とり皮なし 15

0.25



ぶり10

0.25



かまぼこ8

0.1



にんじん5




(5)
ごぼう5




(5)
カツオ菜30




(30)
ゆず0.3






しょうゆ4






1.5






みりん2





0.05

1.881.100.6000.130.05
門松ほうれん草ほうれんそう50




(50)
やきのり1





しょうゆ3







0.16000000.160
七福なますきくらげ0.3





干し椎茸0.3





こんにゃく20





だいこん30




(30)
にんじん5




(5)
きゅうり5




(5)
油揚げ2

0.1



サラダ油4



0.4

2






しょうゆ2






ポン酢1






少々






人工甘味料少々








000.100.40.130
のし鶏鶏肉皮なし25

0.6



5

0.1



人工甘味料2





0.01
白味噌3





0.05
しょうゆ2.5






けしのみ少々






青のり少々







0.76000.70000.06
きんとんサツマイモ630.9





人工甘味料10





0.05

0.950.9000000.05


4.38201.400.40.420.16

    お正月料理
料理名作りやすい分量作り方
数の子
子孫繁栄を象徴する、お正月にふさわしい縁起物です。
一人分 20g 
表3-0.25単位
数の子  200g 
塩蔵のもの 
しょうゆ  大さじ31/2
酒     大さじ 
鰹節     5g 
  1. 塩蔵の数の子は、薄い塩水に漬けて塩抜きし、真水にしさらに塩抜きをする、
  2. 何度か味を見て、1日から2日かかる薄皮をきれいに剥がす、(水切りをし重曹小さじ1をすり込むと灰汁抜きにもなり、皮が剥がれやすい)
  3. つけしょうゆは、一煮立ちさせ冷ましておく。つけ込む。
  4. その他にだし汁をカップ2加えて作る事もできますがそのときは、付け時間を長くします。
田作り
いわしを田畑に入れたところから田畑の豊作を祝って祝い肴ととされました。
一人分 10gで
表3-0.3単位 
調味料-0.1単位
ごまめ
(かたくち鰯の稚魚)50g
しょうゆ   大さじ3
砂糖     大さじ4
だし     大さじ3
  1. ごまめは、ペーパータオルに広げ電子レンジで、1分(600W)加熱する。
  2. 荒熱がとれて、パリパリならばそのまま、そうで無ければ、あと30秒加熱する。
  3. 調味料を合わせ、火にかけ細かい泡が立ってきたら、ごまめを加えてたれを絡める。
  4. ごまや、一味唐辛子を振っても良い。
  5. 人工甘味料を使う場合、だしの量を減らす。
黒豆
新しい年をまめに、しわがよるまで息災に過ごせますようにと願いを込めるものです。
黒豆    300g
砂糖    250g
しょうゆ  カップ1/4 
塩     大さじ1/2
重曹    小さじ1/2
さびた釘  10本くらい
  1. 熱湯10カップに調味料を全部加え、洗った黒豆を5時間以上つけ込んで戻
  2. し、強火にかけ灰汁を取る。
  3. 沸騰したらカップ1/2の差し水をし泡を取り除く。
  4. これを2回ほど繰り返して、灰汁を完全にのぞく。
  5. 落とし蓋をして、8時間ほど弱火で煮る。
  6. 一昼夜そのままおいて味を含ませる。
  7. 別法…カップ4の水で、一晩戻して、火にかけ、灰汁とり、差し水をする。
  8. 弱火で、3時間煮た後、摘んで、豆がつぶれるくらいになったら、砂糖を入れ8分煮る。
  9. その後しょうゆ塩を入れ1分煮て火を止め、そのままおき、翌日煮返して冷ます。
だて巻き 卵      (中)10個
白身魚のすり身   80g
大和芋     大さじ 1
砂糖     カップ 1
薄口しょうゆ 大さじ 1
塩      小さじ 1
だし     カップ 1
サラダ油    大さじ 2
  1. すり鉢に白身魚のすり身を入れよくすりなめらかになったら、大和芋を入れよくする。
  2. 卵白1個分を入れさらによくすり卵黄1個分を混ぜよくする。
  3. 卵は、1つずつ別の器で割り、ほぐしてからその都度よく混ぜ合わせる。よく混ざったら、調味料を入れる。
  4. 21cmの卵焼き器を火にかけ油をよくなじませ、さらに大さじ1のサラダ油を足し、ごく
  5. 弱火にして、玉じゃくしで静かに卵を流し込む。
  6. 木の蓋をして、さらに石で重しをして、まんべんなく火が当たるように時々位置を動かしながら15〜25分焼く。
  7. 竹串で周囲をはずしてから蓋に取り、油をなじませた鍋に裏返して戻す
  8. 焼き色が付いたら、はじめに焼いた面が上になるように鬼簾に巻いて冷ます。
二色卵 作りやすい材料
卵    (中)5個
砂糖   カップ 1/2
塩    小さじ 1/2
セロファン紙
  1. 卵は固ゆでにし、卵黄、卵白を分け裏ごしし、砂糖、塩も半々にして混ぜる。
  2. 流し箱にセロファン紙を敷き二層にして入れ軽く押さえて、包む。
  3. 蒸し器で、中火12分くらい蒸す。
  4. 冷えたら切る。
  5. す巻きでのりまき状にして蒸しても良い。
  6. 卵白は、大きめに刻み、裏ごしした卵黄だけに味を付け、
  7. 混ぜ合わせて筒状に形を整え蒸しても良い。(岩石卵)
酢の物
紅白なます
大根   1kg
人参   70g
砂糖  大さじ 5
酢   カップ 1/2
  1. 大根、人参は、4cm長さの縦の繊切りにする。
  2. 塩大さじ11/3をふりしっかりもんでしんなりさせ、絞っておく。
  3. 調味料を加え混ぜ、冷蔵庫へ、3日目くらいが食べ頃です。
菊花かぶ 子かぶ   20個
赤とうがらし  1本
 酢   カップ 3/4
 砂糖  大さじ 3
だし  カップ 1/2
  1. 子かぶは、天地を切って、皮をむき細かい格子状の包丁目を入れる。
  2. とうがらしは、小口切り。
  3. 水カップ4に、塩大さじ11/3を入れ、かぶを30分つけてしんなりさせ堅く絞る。
  4. 唐がらし、合わせ調味料を入れ、冷蔵庫で2〜3日漬ける。
酢ごぼう
細長いごぼうを使って堅実な生活が送れますようにと願います。
ごぼう     150g
酢      カップ1/3
砂糖     大さじ1/3
塩      小さじ1/3
薄口しょうゆ  〃 1/3
みりん     〃 1/3
削り鰹      3g
白ゴマ    大さじ4
青のり    少々
  1. ごぼうはたわしで皮をこそげきれいに洗う。
  2. 約20cmに長さにし割り箸大に切りすりこぎで軽くたたき酢水にさらす。
  3. 鍋に水カップ5酢大さじ1を加え火にかけ沸騰してからごぼうを入れ再び沸騰したら約3分強火でゆで、ざるに広げて水気を切りざっとさます。
  4. 土佐酢は、分量の調味料と削り鰹を合わせて一煮立ちさせこしておく、ごまをすり土佐酢を少しずつ入れのばす。
  5. ごぼうの水気を切り5cmの長さに切り3の衣であえる。 青のりをふる。
のし鶏 鶏肉    300g
卵       1個
砂糖   小さじ 2
白味噌  大さじ 4
しょうゆ 大さじ 2
塩       少々
けしのみ    適宜
青のり     〃
  1. フードプロセッサーに材料を全部入れねっとりするまで混ぜる。
  2. すり鉢でする場合解きほぐした卵を徐々に入れ、材料を少しずつ混ぜる。
  3. アルミ箔に、1〜1.5cm厚さにし、けしのみ、青のり粉をふる。市松模様においても良い。
  4. オーブントースターで、約10分焼く。
  5. 荒熱がとれたら、梅の形に型抜きをしたり、扇型にしたり、矢羽の形にして、楊枝をおいて、お正月らしくしましょう。
酢れんこん
れんこんは、見通しがよいということで、おせち料理に使われます
れんこん    400g
酢      カップ 3/4
砂糖     大さじ 4
塩      小さじ 11/3
だし     カップ 1/2
薄口しょうゆ 小さじ1
赤とうがらし  1本
  1. れんこんは、2cm厚さに切り、花びらの形になるように穴と穴の間にくぼみを付けながら皮をむく。
  2. 一つを3分の1ずつにする。酢水に漬けて、あく止めをし、水で洗う。
  3. 酢を加えた熱湯で3〜4分茹で、合わせ調味料に手早く入れ軽く混ぜる。
  4. 時々返して、味をなじませ、冷めてから密封容器に入れて、冷蔵庫へ。
煮しめ
煮しめは、お正月には、欠かせない料理です。ビタミン、食物繊維も多く含まれます。
丁寧に作ってみるも良し、がめ煮のように一緒にたいても良いでしょう。
別々に作るときのポイント。
下準備をしましょう。切り方を正月らしく…人参→花人参。こんにゃく→手綱こんにゃく。
下ゆで…人参  熱湯で、10〜15分。
    くわい くちなしの実と一緒に水から20分。
    レンコン 熱湯に酢を加え、強火で3〜4分。
    こんにゃく 塩でもんで、熱湯で、3〜4分。
    ごぼう 熱湯に酢を加え、約10分。
    里芋  たっぷりの熱湯で、約10分。
    きぬさや 熱湯で、色よく茹で、水に取る。
煮つける…たっぷりのだしをとっておく。
煮たものは、別々の容器に入れ煮汁はひたひたに入れておく。
鍋に残った煮汁に新しく調味料とだしを加えながら次々に煮つけていく、味の移らないものからに始める。
  1. 人参とだし、砂糖、薄口しょうゆ、塩を入れ、弱火で20分。
  2. 煮汁を少しとり、冷ましてから、別の容器のきぬさやに注ぐ。
  3. 鍋の残った煮汁に、調味料、だしを加えて、くわいを弱火で、30分。
  4. だしを加えレンコンを中火で7〜8分、さらに砂糖、濃口しょうゆ、みりんを入れて4〜5分、もう一度しょうゆを加え弱火で20分。
  5. だし、調味料を入れて、こんにゃくを30分
  6. だし、ごぼうを入れて、沸騰させてから、砂糖、みりんを入れ5〜6分。しょうゆを入れて、弱火で煮汁がしみるまで。
  7. だしを沸騰させてから里芋を入れ、調味料を2回に分けて20分ほど煮てそのまま冷やす。
お重のつめ方
一の重 祝い肴を中心に口取りをつめます。
数の子、黒豆、田作り、きんとん、かまぼこ、だて巻き、のし鶏 など
二の重 酢の物を中心に詰めます。
紅白なます、菊花かぶ、煮なます、酢レンコン、たたきごぼう、魚のマリネ酢締めなど。
三の重 焼きのも煮物を詰めます。与の重がある場合は煮物は別に詰めます。
ぶりの照り焼き、イカの松かさ焼き、牛のたたき、エビの姿焼き、昆布巻、煮しめなど。

品数は、奇数に。味が移らないように葉らんを敷いたり、杯や密閉容器を利用しても良い。山の幸、
海の幸を取り入れて。形のはっきりした物からおいてゆき、空いた透き間にきんとんなどを詰める
ように。彩りを考えて同じ色が隣り合わないように。隙間が出来たら、菊の葉やナンテンの葉、五
葉松なども入れてみましょう。正月気分を演出してくれます。

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