第18回 北緯40°秋田内陸リゾートカップチャレンジ100kmマラソン 完走記 2008年9月28日 |
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9月27日 北九州から秋田へ | ||||
いつものように午前中は仕事、終わって福岡空港15:50の仙台行きに搭乗。ゆったりシートのクラスJで約2時間の空の旅。仙台空港からはアクセス鉄道が開業して、仙台駅までの移動が便利になっていた。20分ちょっとで仙台駅に着き、弁当を買って秋田新幹線に飛び乗る。今回も前日受付や宿泊は大友さんにお願いした。その大友さんに駅まで迎えに来てもらい、ご実家へ。前週の玄海100kmの反省もあり、この日は早めに就寝。
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9月28日 秋田内陸リゾートカップチャレンジ100kmマラソン大会編 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ 3年ぶり開催の秋田内陸100km
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AM2時起きで支度をする。朝食を頂き、角館交流センターへ向かう。出走確認をしてスタート地点へ。3年ぶりとなる秋田内陸100km、一時はこのまま無くなるのではと噂されながらも、マユサさん等が復活を信じて大会中断中もマラニックを続けてこられ、この日を迎えた。マユサさん等の喜びもひとしおかな。スタート地点ではUMMLer等と何度も何度も記念撮影、そしてスタートの時間を迎えた。
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■ 前半の部:スタート〜50km・比立内
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スタート直後はKさんの元気な声が聞こえていたが、いつの間にか聞こえなくなった。角館の町を抜け、旧西木村へ。雨が上がり、靄がかかって幻想的な眺めだった。そしていつものように地元の子供たちが沿道に並び力一杯、応援してくれる。コースは秋田内陸鉄道と平行して北上するが、その秋田内陸鉄道にも応援列車が運転され、1両編成の列車は超満員。コースの直ぐ横では徐行して声援を送ってくれた。 雨が降り出したのは30km付近からだっただろうか、でも玄海の時のような土砂降りではなく、かえって走りやすい感じだった。だらだら続く上り坂に備え、エイドではおにぎりやなめこ汁などでしっかりカロリー補給。休憩時間がだんだん長くなり、スピードは徐々に落ちてきた。それでも42km手前の大覚野峠は4時間25分くらいで越えた。 峠を越えて阿仁のエイドまで長い下り。しかし眠くてフラフラ蛇行し始めた。ペースも上がらない。いつも大覚野峠からの下りで睡魔に襲われる。どうも惰性でダラダラ下るというのが良くなかったようだ。そんな時にUMMLerさんに声をかけられ、しばらく話をしながら走った。おかけで目が覚めた。 ほぼ中間点、道の駅あに向かいのGSエイドでちょっと休み、50kmは5時間半ちょっとで通過、6月のサロマ湖と大して変わらず、ほぼ予定通りのタイムだった。 |
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■ 後半の部:50km〜ゴール
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北緯40°のゲートをくぐった頃から歩きが混じるようになった。エイドでは椅子に座ったり寝転んだり。77km(?)のエイドでは我慢できず、地べたに寝転んで一眠り。頭はすっきりしたが、足は復活せず。 この頃、福島ナンバーのRV車を何度も見かけるようになった。カメラを構えていたのでピンと来た。今夜、一緒にキャンプする鉄鍋仲間の一人だった。しっかり走らねば、と思ってもなかなか思ったように足は動かない。 そして80km過ぎ。辺り一面見渡す限りの田圃、秋田らしい風景ではあるが、変化がないので精神的に辛い所である。かなり歩いた。75km以降、5km Lap 50分前後と大失速。あまりのんびりしてたら13時間を過ぎてしまう。90km手前、JAのエイドで脚にたっぷり痛み止めをスプレーしてストレッチ、ペースを上げる。最後の10kmはまず上り。大館能代空港下を通りしばらく走ると、目の前に鷹巣盆地が広がる。米代川に向かって下ってきて、ゴールまで3kmの最後のエイドでは、ちょうど日没間際、美しい夕陽を見ることが出来た。これもゆっくり走ったおかげ? 鷹巣橋を渡り、商店街に入り、鷹巣駅手前を右折、そして鷹巣の大太鼓に迎えられ、北秋田市交流センターにゴール。12時間30分と秋田内陸でのワーストタイム、知り合いから大きく遅れたが、今の状況では完走出来ただけでも満足。 |
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■ 秋田内陸100km後のお楽しみ
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ゴール後、小学校の同級生、HAMAちゃんが迎えに来てくれ、まずは温泉へ。そしてその後、ダッチオーブン仲間の待つ北欧の杜オートキャンプ場へ。日本酒・焼酎、そして数々の手料理がずらりと並ぶ。100km走った後で体はボロボロだが、遅くまで飲んでいた。
翌29日、メンバーがちゃんと朝食を作ってくれた。 Saさんの車で、まずは阿仁へ。道の駅で熊肉を買い、次は田沢湖。朝方の霧はすっかり晴れ、正面は秋田駒ヶ岳と乳頭山がきれいに見えた。 そして今回、もう一つの楽しみだった、南部鉄器の及甚さんへ。わずかな時間だったが、よっちくん・五代目が慌ただしく工場内を案内してくれ、そしてたくさんのお土産をもらったが、、、南部鉄器のお土産は重かった。青森に帰るSaさんとはここでお別れ、今度はSiさんの車で仙台空港まで送ってもらった。仙台空港から福岡空港までは直行便。空港から天神の居酒屋二升瓶に向かい、お土産の熊肉やホヤの刺身などをつまみながらこの日も遅くまで飲んだ。 |
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