18th サロマ湖100kmウルトラマラソン挑戦記 2003年6月29日 |
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AM5:30起床、前日仕事で遅くなり3時間くらいしか寝られなかった。8:20福岡空港を発ち、関西空港で乗り換え、12:20女満別空港に着いた。雨の九州から、快晴の北海道へ。暑くなるのだろうか。
空港からバスで湧別の受付・前夜祭会場へ。バスで2時間近くかかった。途中サロマ湖が見えてきた時にはあまりの大きさに息をのみ、急に不安になってきた。 受付を済ませてから会場内を一回り。アシックスのブースがあったので靴のことをいろいろ聞いてみた。名物のホタテを焼きながらビールを飲む。前夜祭にも行ってみたが、人が多くて食べるものは殆どなくなっていた。UMMLメンバーも見つけられなかった。 18:00民宿笠井に到着、早速夕食。ここでもビールを飲んだ。サロマンブルーメンバーが二人いたので話を聞いてみたら、フルマラソン4回走るつもりでいなさいと言われた。寒さ対策が必要とも言われ、中間点での着替えに長袖のウェアを用意することにした。20:00就寝。 |
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湧別の受付会場でホタテを焼く ついでにビールも飲む |
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スタート〜緑館
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AM1:00に目が覚め、2:00朝食。昨日とうってかわって冷たい雨が降っていた。気温も低い。3:00に宿を出て、4:00会場着。寒かったので、ビニール袋をかぶって走ることにした。
AM5:00初めての100kmウルトラマラソンがスタートした。初めてなのでペース配分は全くわからない。前半の目標は1km6分、10km1時間、無理せず抑えて走ることにした。しかし困ったことに時計のバッテリーが切れ、ラップタイムが全くわからなくなった。それでも10km58-60分のイーブンペース、足の痛みも感じることなく、まずまず順調に走れた。こまめに給水や給食も摂ったが、それにしてもトイレが近い。 UMMLのTシャツを見つけては挨拶して会話するなど余裕もあった。10-20kmにかけては岡野さんやjkさん、40km過ぎでドンガメオーさん、50km手前でマユサさんらに会った。42.195km通過は4:12、50kmもほぼ5時間で通過して、緑館に到着。 |
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緑館〜80km
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雨で濡れたウェアと靴下を替えたが、靴も替えるかどうかで悩んだ。結果的には替えなかったのは失敗だったかもしれない。濡れた靴で足が冷え切って動かなくなった。練習で傷めた右足も痛み出した。かなりペースダウンしたが、バッテリー切れでラップタイムがわからず、よけいに不安になる。60km以降の関門で1時間以上の余裕はあったのだが、だんだんそれも小さくなっているような気がしてきた。一旦休むと足が痛くてなかなか走り出せなくなる。歩いているのと変わらないくらいのペースになってきた。何とか鶴雅リゾートまで辿り着いて、お汁粉やスープで体を温め、ストレッチ。しかし右足の状態はだんだん悪くなってきた。しばらくマユサさんの後をついて走っていたが、78kmで急に右膝に激痛が走った。力が入らない。ここから先はボロボロだった。歩いて走って止まってを繰り返す。
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ワッカ原生花園〜ゴール
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走るスピードが遅くなり、体がだんだん冷えてきた。ワッカ入口のエイドでビニール袋をもらってかぶり、いよいよクライマックスのワッカ原生花園へ。エゾスカシユリやハマナスが咲き乱れるが、細かなアップダウンがあって、傷めた右足にはかなりこたえる。下り坂はどうしても歩いてしまう。ゆっくり足を休めて花を眺めていたいが、タイムがわからず全く余裕がなくなっていた。90kmの関門を通過、ここまで来れば早歩きでも間に合うはず。残り2kmを切った。足は痛かったが、ゴールまで休まず走った。ゴールの時計は17:31、スタートして12:30が経過していた。最後はひとりずつゴールテープを切って、初めての100kmウルトラマラソンが終わった。
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サロマ湖100km完走メダル サロマ湖100kmウルトラマラソン完走証 |
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民宿に荷物を取りに行く。階段がきつい。ゆっくり風呂にでも入ってビールでも飲みたかったが時間がない、バスで網走駅に向かい夜行に乗ってスタッフの待つ札幌へ。
完走した喜びはあまり沸いてこなかった。体が疲れ切っているわけでもない。右足の故障で後半大幅にペースダウンしたことが悔しかった。それと、、、網走駅周辺で缶ビールを売っている店を見つけられず祝杯を上げられなかったので喜びが半減した。 |
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札幌行きオホーツク10号(網走駅にて) 寝台車で爆睡 |
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