恵比須流綱場町
恵比須流と綱場町
博多祇園山笠の起源は、1241年(仁治2年)、鎌倉時代に博多で疫病が流行した際に、承天寺の開祖・聖一国師が施餓鬼棚に乗って町民に担がせ、甘露水を撒きながら疫病退散を祈祷したこととされる。

戦国末期、博多復興のため、豊臣秀吉によって行われた太閤町割りと呼ばれる区画整理でできた町の集合体「流」が、山笠の運営単位となっている。旧七流は東町流(東流)・呉服町流・西町流(西流)・土居町流(土居流)・石堂流(恵比須流)・魚町流(福神流)・洲崎町流(大黒流)だが、現在は、恵比須流・大黒流・土居流・東流・西流・中洲流・千代流である。

恵比須流を構成するのは、横筋の綱場町・中間町・中石堂町と石堂川左側の蓮池町・官内町・上竪町・中竪町・下竪町・下金屋町・横町・上金屋町の11ヶ町で、6ブロックに別れて運営に当たっている。
綱場町の法被

H15年7月15日追山

平成4年7月14日流舁
一番山笠(表題:薫風自南来)
表に風神、見送りに雷神
博多きりえ
博多きりえTシャツに描かれた長法被と水法被
綱敷天満宮
綱敷天満宮の祭神は、菅原道真公。その昔、道真が袖の湊上陸の折、漁人が舟の綱を輪にして敷物を作り休憩の場所にしたという伝説による。そのためかつては綱輪天神と呼ばれていた。7月24日頃には千灯明と言う、夏祭りが開催される。
山笠期間中は、
 恵比須流綱場町と土居流下土居町の詰所になる

 (H18.7/1撮影))
綱敷天満宮の夏祭り、千灯明には
地元の人が大勢集まってきて、
恵比須流・土居流・西流対抗の
カラオケ大会が繰り広げられた

(H18.7/25撮影)
千灯明:境内に竹灯籠やろうそくが灯される
子ども達の作品
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