イノシシのリエット
U-san's Recipe
#442


H20.11/6 猪バラ肉のリエット
リエットは豚の塊肉などをラードなどで柔らかく煮てほぐした保存食で、バゲットなどに塗って食べると美味しい。
猪肉で作ったリエットは、豚肉以上に肉の旨味がしっかり味わえる
■ 材 料
猪バラ肉ブロック 500-600g
タマネギ 小1個
タイム 2-3本
ローリエ 1-2枚
塩 小さじ2杯〜大さじ1杯
コショウ適量
白ワイン 100mL
猪モモ肉ブロック 500g
ラード* 100g
タマネギ 小1個(約100g)
タイム 2-3本
ローリエ 1-2枚
塩 小さじ2杯〜大さじ1杯
コショウ適量
白ワイン 100mL
■ 使用した鉄鍋
21cmOijin Jr.
5" CampDO
■ 猪バラ肉で作るリエット
  1. 猪バラ肉は2-3cm角に切り、塩コショウして30分以上置く。タマネギを炒めるための脂を少量取り分けておく
  2. タマネギはざく切り
  3. DOをプレヒートして取り分けた脂身を炒め、タマネギ・タイム・ローリエを炒める
  4. タマネギがしんなりして香りが立ってきたら猪肉を入れてサッと炒める
  5. 白ワインとひたひたの水を加える。強火で沸騰させる。アクが出たら取り除く
  6. 弱火で2時間くらい煮る。途中、水分が足りなくなったら水を足す
  7. 木べらでほぐれるくらい肉が柔らかくなったら、水分を飛ばしながら木べらで肉をよくほぐす。肉の半分くらいをフードプロセッサーにかけて、ほぐした肉と混ぜ合わせる
  8. しっかり塩コショウしてよく混ぜ味を調える
  9. ベビーダッチなどに移し、冷蔵庫で冷やし固める

■ 猪モモ肉で作るリエット

R6.3/20 猪モモ肉のリエット
通常、バラ肉で作るリエットを、赤身のモモ肉で作ったもの。
作り方の基本は同じだが、脂身が少ないので、ラードを多めに使った
■ 材料・使った鉄鍋
■ 作り方
  1. 猪モモ肉は2-3cm角に切り、塩小さじ1杯とコショウ適量を振って揉み込み、30分以上置く。出てきた肉汁は拭き取る
  2. タマネギはざく切り
  3. プレヒートしたDOにラードを溶かし、タマネギ・タイム・ローリエを炒める
  4. タマネギがしんなりして香りが立ってきたら猪肉を入れて炒める
  5. 白ワインとひたひたの水を加える。強火で沸騰させ、塩小さじ1杯を加えコショウ少々を振る。アクが出たらすくい取る
  6. 弱火で2時間くらい煮る。途中、水分が足りなくなったら水を足す
  7. 木べらでほぐれるくらい肉が柔らかくなったら、木べらかハンディブレンダーなどでざっと肉をほぐす
  8. ベビーダッチなどに移し、冷蔵庫で冷やし固める
■ 備 考
肉を塩を利かせてラードで炒め、白ワインとタイム・ローリエなどで煮てほぐした保存食、見た目はパテに似ている。豚バラ肉がよく使われるが、猪バラ肉で作ったリエットは豚より旨味が強い。
煮込む時にかなりアクが出るので、煮汁ごとしっかりアクを取り除くのが大事だそうだ(プロはエキュメと言うらしい)が、そのまま煮込んでしまうことが多い。
煮込んだ猪肉は半分だけフードプロセッサーにかけて冷やし固めたりしたが、食感を残すため粗くほぐす程度で良い。
2024年、柔らかい猪肉をもらった。この時は脂身の少ないモモ肉だったので、多めのラードでタマネギと猪肉を炒めて、白ワインを加えて煮込んだ。どれくらいラードを使うかは試行錯誤中。なお茹で豚を作る際、冷やして固めて浮いてきた脂を取っておき、ラードとして使っている(cf. 茹で豚)。
リエットは、パンやバゲットなどに塗って食べるが、ご飯や野菜スティック、サラダにも合う。

H21.11/8 「食と農の達人祭」、パンにリエットを添えて

R6.3/20 猪モモ肉のリエットとクラッカー

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