ローストポークのプラムソース・オルジュ風
U-san's Recipe
#129

R3.5/3 ラピュタファームにて
2003年春開催の九州クックオフでのメイン企画は、“こだわりの豚でスローフード!”
ビュベール・オルジュのシェフにプラムソースを教わり、ローストポークに合わせた。
2021年、久しぶりにラピュタファームでキャンプした時、ラピュタファーム産のプラムでソースを作った。
■ 材 料
■ 豚もも肉 1kg または豚肩ロース 700g
塩、コショウ
おろしニンニク 小さじ2杯〜大さじ1杯
タイム 4-5本
ローズマリー 2本
蜂蜜 小さじ2杯〜大さじ1杯
プラム 8個
赤ワイン 120ml
砂糖 大さじ3杯
フォンドヴォー 120ml
ヨーグルト 200ml
塩、コショウ
■ 使用した鉄鍋
ローストポーク:12" CampDO
ソース:Oijin深型小鍋
■ ヨーグルトプラムソースの作り方
  1. プラムは種を除き、粗みじんにしておく
  2. 小鍋に刻んだプラムと赤ワイン、砂糖を入れ、最初強火でアルコールを飛ばし、その後弱火で半分くらいになるまで煮詰める
  3. フォンドヴォーを入れ、1/3くらいになるまで煮詰める
  4. ヨーグルトを加えて混ぜる
  5. 塩コショウ少々を振り、で味を調える
■ 備 考
オルジュのシェフに教わったヨーグルト・プラムソースのレシピは、乾燥プラムを使うとなっている。
最初は市販の乾燥プラムでソースを作った。
R3年にラピュタファームでのキャンプの際に作った時は、冷凍保存していたラピュタファーム産のプラムを使った。
そのため果汁が多く、煮詰めるのにちょっと時間がかかった。
■ ローストポークの作り方と仕上げ
  1. 豚に塩コショウをたっぷり振り、おろしニンニク・蜂蜜を擦り込み、タイム・ローズマリーの葉を千切って全体にまぶしたら、1時間くらい置く
  2. プレヒートしたDOで、肉の表面全体を焼く
  3. DOに網を入れてその上に肉を置き、下弱火・上強火で40-60分蒸し焼きにする(中心温度:60-65℃)
  4. 焼けたらDOから取り出し、アルミホイルで包んで、30分ほど置く
  5. ローストポークを好みの厚さにカットして、ヨーグルト・プラムソースをかける
■ 備 考

H15.4/27 九州クックオフ2003春・豚料理コンテスト

“ローストポーク・ヨーグルトプラムソース”を最初に作ったのが、2003年の九州クックオフ。この時のメインイベントで、赤村・養生館の豚を会場でカットして、抽選で当たった豚肉を料理するという豚料理コンテストを企画した。自分が当たったのは約1kgの豚モモ肉で、これをローストしてプラムのソースを合わせた(左写真)。
脂肪が少ないもも肉でも美味いが、脂肪の多いロースや肩ロースももちろん美味い。上写真は、肩ロースを使っている。
豚肉は焼く温度が高くなると固くなるので、中心温度が60-65℃になるくらいの火力でじっくり焼くのが良いそうだ。

クックオフ会場となったラピュタファームでは、梨やブドウ、ブルーベリーなどいろいろな果物が栽培されているが、6月になるとプラムが鈴なり。そこでビュベール・オルジュのシェフにプラムソースの作り方を教わった。2003年のクックオフでは乾燥プラムを使ったが、その後、ラピュタファームのプラムをたくさんいただき、冷凍しておいたプラムで作ったソースが上写真。
ローストポークのソースは他に、“リンゴのソース”や“ヨーグルト・ブルーベリー・ソース”など、フルーツの甘味を活かしたソースがよく合う。

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