七面鳥のロースト
U-san's Recipe
#132


H15.8/10  
アルカディア名物の“七面鳥のロースト”。大きな七面鳥は、大人数の腹を満たすだけではない。ダッチオーヴンだからこそ、ぱさつかずにしっとりと焼き上がる
■ 材 料
■ 七面鳥 1羽
タマネギ 1個
バター 100g
塩、コショウ
セロリ
■ 詰め物
七面鳥のレバー
豚挽肉 500g
タマネギ 2個
タイム 大さじ1、パセリ 大さじ1
フランスパン 1本
バター 100g
シェリー酒 70-100ml
卵黄 1個分
塩、コショウ
■ 使用した鉄鍋 
七面鳥ロースト:12"KitchenDO×2台 or 12"deep CampDO×2台
詰め物:10" Skillet

7kgの七面鳥
■ 腹の詰め物の作り方と下ごしらえ
  1. スキレットにバター100gを溶かし、強火でみじん切りのタマネギを8-10分炒めてボウルにあける
  2. 同じスキレットで豚挽肉と粗みじんにした七面鳥のレバーを炒め、色が付いたらタマネギのボウルにあける
  3. ボウルに粗くほぐしたフランスパン・刻んだパセリとタイム・卵黄・シェリー酒を入れ、塩コショウで味を調えよく混ぜる
  4. 七面鳥の腹に軽く塩コショウして、3の具を詰め込み、タコ糸で縫い合わせる
  5. 七面鳥の表面全体にも塩コショウ(またはクレイジーソルト)をたっぷり振って擦り込んでおく
■ 七面鳥を焼く
  1. プレヒートしたDOにセロリを敷き、その上に七面鳥を置く
  2. 隙間に七面鳥の頸・二つ割りにしたタマネギを入れる
  3. 七面鳥全体に刷毛で溶かしバターを塗る
  4. 同じサイズのDO本体を蓋としてかぶせる(貝合わせ)
  5. 上にたっぷりの炭をのせ、下からは横から少し蒸気が出るくらいの火力で加熱する
  6. 60分ごとに溶かしバターを七面鳥全体に塗る
  7. 大きさによるが、4kgくらいなら180分、7kgくらいなら240分焼く
  8. 焼き上がったら10分くらい置いて肉汁を落ち着かせてから切り分ける
  9. 腹の詰め物も取り分け、底にたまったグレービーをかけて食べる
■ 備 考

ポルトリーレーサー
アメリカ在住の方から、Thanksgivingでもてなす時のターキーのスタッフィングを教えてもらったが、それによると、レーズンやアプリコットなどのドライフルーツ、くるみや松の実を入れることが多いようです。他にはセロリ、りんご、シナモン、クルトン、パン粉、カシューナッツ、マッシュルーム、にんにく、パセリ、ベーコンなど。
豪華に仕上げるのであれば、マッシュドポテトにグレービーソース、クランベリーソースなどを添えるようしたらよいとのことだった。
元和食の職人CANちゃんの場合は豆腐。タマネギ、ニンニクのみじん切り、豚ミンチにシメジをほぐして入れ 塩こしょうで炒め、レーズンと水を切った豆腐1/3丁を混ぜ合わせるとのことです。
いずれのスタッフィングも、パンに付けて食べると美味しい。
なお、大きな鶏のスタッフドチキンも基本的に同じ作り方でよい。
鳥の腹を縫い合わせるのにかなり力がいる。外科縫合用の針を使うこともあるが、コイル状の縫い針「ポルトリーレーサー」があると便利

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