ポーク・ビンダルー
U-san's Recipe
#817


H27.1/25
ポーク・ビンダルーはインド・ゴア地方の郷土料理だが、ポルトガルの食文化の影響を受けたというカレー。
特徴は辛味・酸味・甘味、スパイスの辛さは強烈だが、ビネガーの酸味で味をまとめている
■ 材 料
■ 豚肩ロース肉* 1.5kg
塩 10.5g
タマネギ 大1個 300g
白ワインビネガー 150mL
マリネ用スパイス
クローブ 3g(大さじ 1/2杯)
ブラックペッパー 3g(大さじ 1/2杯)
クミン・シード 3g(大さじ 1/2杯)
マスタード・シード 3g(大さじ 1/2杯)
サラダ油 75mL
 
■ 煮込み調味料他
ホールトマト 400g×1缶
黒糖 30-40g

水 1.2L
白ワインビネガー 大さじ2杯
■ カレーベース
バター 75g
タマネギ 大3個 900g
おろしニンニク 120g
おろしショウガ 45g
パウダースパイス
カイエンヌペッパー 18g(大さじ 4杯)
コリアンダー 12g(大さじ 3杯)
クミン 12g(大さじ 3杯)
パプリカ 12g(大さじ 3杯)
ガラムマサラ 12g(大さじ 3杯)
ブラックペッパー 12g(大さじ 3杯)
ターメリック 6g(大さじ 1杯半)
クローブ 6g(大さじ 1杯半)
■ 使用した鉄鍋
12"deep CampDO
■ 豚肉の下準備
  1. 豚肩ロースは4-5cm大にカット、満遍なく塩をまぶす
  2. スパイスは軽く炒ってから挽いておく
  3. ざく切りのタマネギとワインビネガー・スパイスをフードプロセッサーにかけて、ペースト状にする
  4. 肉をマリネ液に揉み込み、ラップをして冷蔵庫で一晩〜二晩漬け込む
■ カレーの作り方
  1. DOにバターを溶かし、スライスしたタマネギを色が変わるまでじっくり炒める
  2. おろしニンニク・おろしショウガを加えて炒める
  3. パウダースパイス(クミン、コリアンダー、ターメリック、カイエンヌペッパーを加えて、10分くらい炒める
  4. カレーベースをDOの隅に寄せ、DOを少し傾けてサラダ油を入れ、マリネした豚肉を炒めて焼き色を付ける
  1. 肉とカレーベースを絡める
  2. 残ったマリネ液とホールトマト、水を入れ、黒糖と塩少々を加える
  3. 時々底からかき混ぜながら、弱火で2時間ほど煮込む
  4. 煮詰まってきたら、塩とワインビネガーで味を調える
■ 備 考
スパイスの辛さは強烈、独特なカレーのビンダルー。
辛味は強いが、甘味とビネガーの酸味で味がまとまる。
今回は肩ロースが足りなかったため、モモ肉角切り・バラ肉ブロックも使った(肩ロース 563g、モモ肉 656g、バラ肉 222g)。
豚肉に替えて猪肉でも良い。また鶏肉も合うらしい(マリネ不要?)。
ワインビネガーが無ければ、醸造酢でも良い。
旨味たっぷり、スパイシーなポーク・ビンダルーを使って、カレー雑煮・カレーうどんを作っても美味しい。下右写真は、市販の牛スジうどんにポーク・ビンダルーを入れたもの。少し足すだけで、スパイシーなカレーうどんに変身する。

ポーク・ビンダルー&ライス

牛スジうどん・ポークビンダルー入り

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