走る鉄ちゃん・・・ぼちぼち復活2010 Running Diary

平成22年2月 GPSロガーでマラニック
■ 2月9日 GPSロガー

Transystem A747+
 最近、マイミクさんの間で流行っているのがGPSロガー。ガーミンほどの機能はなく、通過地点を記録するだけの物。
 今まで走った距離は、普段の練習などは地図ソフトで測っていたが、長距離のマラニックになるとそれが面倒。地図に載ってない林道などは計測も困難だった。ガーミンがあれば、リアルタイムに距離や速度がわかる。ただし高い。
 一方、GPSロガーは、走ったルートはその場でわからず、PCにDLしてからコース確認となる。トレーニングならガーミンがいいだろうが、気ままなマラニックならGPSロガーでも十分。しかも安い。練習距離が延びれば一石二鳥。
 ということで、Transystem A747+を買ってみた。充電式リチウム電池で20時間作動する。これなら殆どのマラニックで使えそうだ。
 届いた翌日、早速、GPSロガーを持って、とり正まで走った。雨が降っていたので、GPSロガーはビニール袋に入れてウェストポーチへ。障害物のない開けた場所を走ったので、かなり正確にトレースできていた。林道マラニックや山登りの時の楽しみができた。

■ 2月21日 久住登山
久住登山写真集

深夜の牧ノ戸峠、-7℃
 21時過ぎに北九州を出発して0時前、牧ノ戸峠着。星がもの凄くきれいだったが、その分、気温はどんどん下がり、-6℃。そのためテントは張らずに車中泊、食事も車の中で摂ったが。車中でホルモンをコチジャン・ニンニク・特製ラー油で炒め、ビール・酒・ウィスキーを飲んだので、せっかくの新車がとんでもない臭いになった。寒さに震えながら、1時間ほど仮眠。
 4時半に起きて準備に取りかかり、ただランボーくんは高いびき。準備が済んだところ叩き起こし、6時前にスタート。
 くじゅう連山は九州本土最高峰の中岳1791mや主峰・久住山1787mなど、1700m級の山々が並ぶ。ただスタート地点の牧ノ戸峠が1333mなので、割合楽に1700m級の山に登れてしまう。久住を登るのは学生の時以来だから、30年ぶりくらいだろうか。
 アイゼンは持って行ったが、雪が残っていたのは牧ノ戸峠からの上りのちょっとの間だけで、その後は雪も少なくなり、アイゼン無しで登れた。
 夜明け前、ガスがかかって幻想的な光景だったが、日の出の瞬間はもの凄いガスに覆われて何も見えなくなってしまった。
 久住分かれから御池へ。牧ノ戸峠から2時間ほどで、凍った御池に着いた。急斜面を登って、天狗ヶ城へ。雲一つ無い快晴、山頂からは雲海の先に祖母・傾山がきれいに見渡せた。天狗ヶ城から中岳へ。牧ノ戸峠から3時間ほどで中岳山頂に着いた。中岳を下り、なだらかな斜面を直登して稲星山、そして久住山へ。
 牧ノ戸峠から4時間30分で、1700m級の山を既に4座登ったことになる。久住山頂からは阿蘇・由布岳などもよく見え、素晴らしい眺めだった。山頂で360°パノラマ写真を撮り、昼食休憩。明け方はかなり冷え込んだが、天気が良くて暖かくなり、のんびり1時間も休んでしまった。
 久住山から久住分かれに下り、避難小屋から星生山へ向かう。岩場を登り、山頂で小休止して西千里ヶ浜へ下る。気温が上がり、登山道は氷が溶けてぐちゃぐちゃだった。そして全行程8時間50分で牧ノ戸峠に戻った。下山後、九重九湯の一つ、筌ノ口温泉へ行った。かなり熱くて、ちゃんとお湯を埋める水まで用意されていた。しばらくつかっていたら、ようやくようやく足先の感覚が戻ってきた。
久住登山

久住山頂に朝日が当たる

凍った御池と久住山

九州本土最高峰・中岳

西千里ヶ浜

■ 2月28日 林道to林道マラニック 47.5km

JR朽網駅スタート前
 9時過ぎ、朽網駅前に集合、小倉から走ってきた4人は既に到着、博多からの2名も含め、16人が集まったところでスタート前の集合写真撮影。昨年同様、今回も9時半と10時の2組に分けた。9時半組が3人、残り13人が10時組で、自分は10時組の担当だが、2組に分けたことで早いランナーの足を引っ張るようになった。
 スタートして15分、昭和池から貫山林道を少し上ったところで先頭グループは小休止。休憩地点はまだ先だからと素通りしたが、直ぐに抜かれた。こんなことを繰り返して約40分でいつもの水場に到着。10分ほど休んでスタート。しかしその後も先頭グループはちょっと走っては休み、それを止まらずに抜いても直ぐに追い付かれということを繰り返す。遅い世話人を待ってもらっているようで、申し訳ない。1時間40分で井手浦林道への分岐、一気に下ってケンちゃんの村で休憩。先に行ってビールを飲むからと、一部メンバーは直ぐにスタート。結局ここで最後尾スタートとなり、道原サイクリングターミナルに着いたのはスタートして3時間後の13時だった。
 今回も西田さんの奥様による数々の料理、そしてアルコール。天気が良くて、ビールはアッという間に完売となったらしく、遅れて到着の自分はビールにありつけなかった。お酒もよく売れていたようで、ペットボトルに日本酒を詰めて走ろうと言うメンバーも。
 30分経ったからスタートすると会長の声がかかり、慌ただしくスタート、後半の部へ。
 麻生林道の上り、道原で食べたり飲んだりした後なので、まじめに走らずダラダラ歩くことが多くなった。集団で歩いていると何となくアルコールの臭いがした。1時間ちょっとで林道を抜け、田代のトンネルを抜け、畑観音着。ここで全員が揃う。畑貯水池まで下り、ここから自由走とした。馬場山の団地に入ると、みんなが立ち止まっていた。とり正RCのサプライズ・エイド。ここでようやく缶ビールにありつけた。生き返る、かと思ったが脚は動かないまま。結局、世話人2人が最後尾でゴールした。48kmを7時間3分、これでも例年より早いのだが。来年からは正規スタート組を早いメンバーに任せて、アーリースタート組に回ろうかと思った。
 この日の練習会で何とか月間200kmに到達したが、目標には遠く及ばなかった。
林道マラニック・スナップ

北九州ウルトラRCワッペン

梅が満開
道原エイドに用意されたたくさんのアルコールと料理

お酒をペットボトルに詰める

とり正RC・みずえちゃんエイド

河童の湯にゴール

とり正で打ち上げ


今月の記録 走った日数 月間距離 平均 1月からの累計
17日 230.4km  13.6km  30日  391.2199.7km
 1月  2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 Page Top
Copyright(C) 2010 Uemura Naika Clinic(U-san),All rights reserved.