信州撮影行 2011
乗鞍天空マラソン遠征ついでの撮影行 |
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2009年、最初の信州行きではEOS 40D。2010年3月、二度目の信州行きでは、EOS 7D。そして2011年6月、乗鞍天空マラソン遠征を兼ねた三度目の信州行きでは、EOS 5D Mark2。写真の出来が悪いのを天気とカメラのせいにしている訳ではないが、なぜか信州行の度にカメラを買い替えている。
6月18日、小倉14:17発ののぞみ38号で名古屋に行き、名古屋から17:40発のしなの21号に乗って19:45に松本着。友人に迎えに来てもらい、安曇野のホテルにチェックイン。19日は「乗鞍天空マラソン」。早朝、レンタカーで出発、もちろんカメラと三脚も積んだ。スタート前にウォーミングアップ、会場から牛留池まで上った。しかし生憎の曇り空で、山がきれいに写らない。大会後、知人ともう一度牛留池に行き、乗鞍岳の写真を撮る。その知人を松本市内まで送った後、一人で高ボッチ高原へ向かった。レンゲツツジはちょうど見頃だったが、夕方にはガスがかかって、山は全く見えなかった。 20日、白馬村へ向かう。まずは白馬村の青鬼集落へ。晴れて暑いくらい。山の方はスッキリという程ではないが、棚田に写る北アルプスの山々を撮る。青鬼集落の次に向かったのは2010年と同じ白馬大橋。しかしこの頃から山に雲がかかってきた。天気が悪くなれば山より花、栂池自然園へ向かう。ちょうどミズバショウが見頃で、雪の残る自然園を散策。そして自然園からゴンドラに乗らず、写真を撮りながら下山道を下っていたが、土砂降りとなりゴンドラに乗って下山。 21日、元民宿クローエ・オーナーT氏の案内で各地をグルッと回って最後は安曇野で常念岳を撮り、穂高からあずさ26号、松本でしなの20号に乗り換え、九州に帰った。 |
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6月19日 乗鞍岳・牛留池〜高ボッチ高原 | |||||
AM4時に穂高のホテルを出発、カーナビ頼りで乗鞍へ向かう。梓川沿いのR158号・野麦街道経由、会場の乗鞍観光センターにはAM5:20に到着。受付までに時間があったので、牛留池まで上ったが、残念ながら乗鞍岳には雲が懸かり山頂は殆ど見えなかった。乗鞍天空マラソンは、標高1500mの乗鞍観光センターをスタート、前半はひたすら乗鞍エコーラインを上って18.5km、標高2700mで折返し、後半はひたすら下って11.5km、標高1800mの三本滝にゴールする30kmのレース。なんと言っても折返し付近は大雪渓の中を走るという他所では体験できないようなコースが魅力。ただその分、気温差も大きく、スタート時は半袖短パンで問題なかったが、位ヶ原山荘付近はガスの中、その先の大雪渓は5m以上の雪の壁、折返し地点の気温は5℃だった。3:40くらいでゴールし、走友と温泉に浸かり、再び牛留池へ向かった。曇っていたが、朝に比べて雲が少なくなり、牛留池に映る乗鞍岳の写真を撮ることができた。
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走友を松本市内まで送った後、一人で高ボッチ高原へ向かった。目的はレンゲツツジ。着いたのは17時半頃で、さすがに観光客はほとんどいなかった。満開のレンゲツツジを独り占め。残念ながらガスがかかってしまい夕焼けは見えなかったが、薄暗くなる19時頃まで写真を撮って回った。下山中、何頭もの鹿が道路を横切った。
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6月20日 青鬼集落〜栂池自然園 | |||||||||
いつも信州旅行では、元民宿クローエ・オーナーのT氏や友人Yさんに案内してもらっていたが、この日は単独行動。取り敢えず山の写真を撮ろうと、白馬村方面へ。天気は薄曇りだったが、北上するにつれ次第に晴れてきた。そこでまずは白馬村の青鬼集落へ。
ここは白馬村の北東部、標高760mくらいの所にある小さな集落で、伝統的な民家群と棚田百選に選ばれた棚田があり、集落からは北アルプスの山々が望める。特に田植えの時期には水の張られた棚田にその北アルプスの山々が映るそうで、その雄大な眺めを一度見てみたいと思っていた。しかしそれはごく限られた一時期だけ。田圃に水が張られ、田植え前か直後で苗がまだ小さく、そして晴れて無風であること。 残念ながら稲はだいぶ伸びており、きれいな水鏡にはならなかったが、それでも民家の写真は撮らず、棚田ばかりを撮っていた。 |
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青鬼集落で2時間近く撮影、それから白馬大橋に向かったが、天気が悪くなってきた。山が見えなければ花。栂池自然園に行くことにした。麓から栂池自然園まで、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで行くのだが、結構料金が高かった。栂池自然園は標高1900mくらいの所にあり、高山植物の宝庫である。雪はまだかなり残っていたが、雪の消えたところではミズバショウやリュウキンカの花がいっせいに開き始めていた。帰りはロープウェイ下の道を歩いて下り、様々な高山植物の写真を撮っていたが、途中で土砂降りになり、慌ててゴンドラ駅に向かった。
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6月21日 明科〜池田町〜生坂村〜安曇野 | |||
信州旅行の最後の日、朝から分厚い雲。そんな雲の切れ間から日が差し、鹿島槍ヶ岳の山頂が輝いていた。
この日はT氏に、長野県内各地を案内してもらった。有明の元民宿クローエで待ち合わせ、まずは安曇野から直ぐの明科にあやめを見に行った。 |
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次に向かったのは池田町の夢農場。ラベンダーにはちょっと早かった。この後、北アルプスを眺めながら旧八坂村へ。山の中の喫茶店・ジンジャーマンで昼食。
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旧八坂村から道祖神を見に旧大岡村へ。その途中、生坂村で、田圃の中に小さなお堂を見つけた。荒れてはいたが、中に薬師如来が祀られていた。その後、芦ノ尻道祖神を見に行く。ここも天気が良ければ北アルプスが望めるのだろうが、また曇ってしまった。
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最後は安曇野に戻って常念岳の写真を撮り、今回の撮影行は終了。穂高からあずさ26号に乗り、松本でお土産を買い、しなの20号で九州に戻った。
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