博多ライトアップウォーク2012−博多千年煌夜
博多祇園山笠とゆかりの櫛田神社、東長寺、そして承天寺などの歴史的建造物が幻想的にライトアップされるイベントは、今回が7年目。承天寺・東長寺・妙楽寺・櫛田神社・順心寺・博多小学校に、新たに円覚寺と節信院が加わって8ヶ所となり、またJR博多駅からキャナルシティにかけてのエリアもイルミネーションに彩られた。開催日は平成24年11月21日から25日と11月下旬になり、開催初日に見に行った。ちょうど見頃の紅葉も鮮やかにライトアップされていた。
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■ 承天寺

承天寺・洗濤庭
第三の清道のある承天寺は、仁治3年(1242年)の創建。
山笠の起源には諸説あるが、一般的には仁治2年(1241年)、承天寺開山の祖、聖一国師が、博多に疫病が流行した時、施餓鬼棚に乗って祈祷水をまいたのが、山笠の起源とされている。「うどん」・「そば」・「饅頭」などの製法を持ち帰ったのも聖一国師と言われる。
ライトアップウォークの時だけ公開される開山堂・聖一国師像や美しくライトアップされた洗濤庭など見所が多く、また紅葉もちょうど見頃だった。

鐘楼

東流・舁山「意凛々而傾剛直」

開山堂

開山堂の聖一国師像

洗濤庭は、手前の白砂が玄界灘に、奥の緑庭が中国大陸に見立てられている。白砂はオレンジ〜白〜青とゆっくり変わる光でライトアップされていた。
泉水庭ではちょうど紅葉が見頃だった。

洗濤庭

洗濤庭

泉水庭

泉水庭
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■ 円覚寺

本堂・阿弥陀如来
寛元4年(1246年)に創建され、大覚禅師蘭渓道隆を開山祖師とする。天正14年(1586年)に喪失した後、寛永13年(1636年)に聖福寺の塔頭寺院として再建された。福岡藩士立花実山直筆の「南方録」が伝承されており、茶と禅の道場として知られている。

庭園

鐘楼

本堂

中庭
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■ 節信院

本堂と前庭
聖福寺の塔頭寺院で、1602年に創立された。

前庭

本堂
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■ 順心寺

本堂と庭園
臨済宗の開祖・栄西禅師が日本最初の禅寺として1195年に聖福寺を建立。順心寺はその聖福寺三十九代夢庵顕一禅師によって1361年に開創された。
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■ 東長寺

東長寺本堂
第二の清道があるのが東長寺。
大同元年(806年)に弘法大師(空海)により開かれた真言宗の寺院。弘法大師創建としては日本最古の寺院。
明治の神仏分離令より以前の江戸時代まで、東長寺に属する神護寺が櫛田神社を管理していたこともあり、第二の清道として舁き入れる。
2011年に完成した五重塔は、最新の免震技術が取り入れられている。

山門の仁王像

五重塔

六角堂

六角堂の地蔵菩薩
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■ 櫛田神社

櫛田神社楼門
博多の総鎮守、天平寶字元年(757年)の創立。江戸時代には東長寺に属する神護寺に管理されてうた。
博多祇園山笠はその櫛田神社に祀られる素盞鳴命への奉納行事である。正式には櫛田神社祇園例大祭と言われる。
15日の追い山笠では、山留をスタートした舁山は、櫛田神社の清道を回って博多の町へと出て行く。

楼門の干支恵方盤

拝殿

注連懸稲荷神社

夫婦恵比須社
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■ JR博多駅

JR博多シティ
博多駅は、明治22年(1889年)、九州鉄道の開通に合わせて開業した。明治23年(1890年)に祇園駅付近に移転、昭和38年(1963年)、現在地に開業した。2011年3月、九州新幹線の全線開業に合わせて新駅ビル・JR博多シティが開業した。
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■ 博多ライトアップウォーク2012地図
博多ライトアップウォーク2012スライドショー(100枚) Canon EOS 5DMark2
Canon EOS 7D
EF24-105mmF4L IS USM
EF70-200mm F4L IS USM
EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

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