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博多祇園山笠とゆかりの櫛田神社、東長寺、そして承天寺などの歴史的建造物が幻想的にライトアップされるイベントは、今回が8年目。年々、訪れる人が増え、なかなかゆっくり見て回れなくなった。例年、2-3回見に行くのだが、仕事の都合で、今年は11/2に1回見に行けただけだった。
今回は、櫛田神社・承天寺・東長寺・妙楽寺・順心寺に昨年から加わった円覚寺と節信院、博多小学校に代わって旧冷泉小学校の8会場でライトアップが行われた。また恵比須流・上竪町にある正定寺と、蓮池町にある妙典寺でもライトアップが行われ無料公開されたが、承天寺や櫛田神社などから少し離れていることもあって、見物客はやや少なくゆっくり見物できた。 |
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山笠の起源には諸説あるが、一般的には仁治2年(1241年)、承天寺開山の祖、聖一国師が、博多に疫病が流行した時、施餓鬼棚に乗って祈祷水をまいたのが、山笠の起源とされている。「うどん」・「そば」・「饅頭」などの製法を持ち帰ったのも聖一国師と言われる。 ライトアップウォークの時だけ公開される開山堂・聖一国師像や美しくライトアップされた洗濤庭・泉水庭など見所が多く、また今回も東流の舁山(天女降臨払暗雲)が展示された。 |
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臨済宗の開祖・栄西禅師が日本最初の禅寺として1195年に聖福寺を建立。順心寺はその聖福寺三十九代夢庵顕一禅師によって1361年に開創された。
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永徳元年(1381年)、筑後柳川に創建されたとされる日蓮宗の寺院。慶長8年(1603年)、立花宗茂の家臣、薦野増時によって現在の境内地が提供された。開堂法要の際、京都・妙覚寺の日忠上人とキリシタン教徒との間で宗教問答が行われ、日忠上人が勝利してキリシタン布教所の土地を与えられ、寺院が創建された。宗教問答に勝利したということで、勝立寺と名付けられた(石城問答)。
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明治の神仏分離令より以前の江戸時代まで、東長寺に属する神護寺が櫛田神社を管理していたこともあり、第二の清道として舁き入れる。 これまで六角堂で正面に位置していたのは、2009・2011・2012年が地蔵菩薩、2010年が文殊菩薩だったが、今回は薬師如来だった。 |
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博多祇園山笠はその櫛田神社に祀られる素盞鳴命への奉納行事である。正式には櫛田神社祇園例大祭と言われる。 15日の追い山笠では、山留をスタートした舁山は、櫛田神社の清道を回って博多の町へと出て行く。 境内にはいくつもの摂社・末社がある。 |
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