お節料理−栗きんとん
U-san's Recipe
#229


H26.1/1
金団と書き、富を得る縁起物。
砂糖が高級品だった昔、きんとんや伊達巻きなど甘いものは特別な日のご馳走だったそうだ
■ 材 料
サツマイモ 500g(大2本)
栗甘露煮 15-20個
栗甘露煮のシロップ 1/2カップ
砂糖 150-200g
くちなしの実 2個
■ 使用した鉄鍋
サツマイモ 500g:26cm Oijin or 10"Combocooker
サツマイモ 300g:21cm Oijin Jr.
■ 作り方
  1. サツマイモの皮を厚めに剥き、3cm大に切って、2-3時間たっぷりの水に浸してアクを抜く
  2. クチナシの実をさっと水にくぐらせて半分に割ったら、ガーゼなどに包む
  3. DOに水1Lとクチナシの実を入れ煮る。沸騰したら中火で5-6分煮て、クチナシの色が出たらクチナシを取り出す
  4. サツマイモをクチナシの煮出し汁に入れて中火で煮る。黄色い色が付き、柔らかくなったらゆで汁を捨てる
  5. サツマイモを粗くつぶしたら裏漉しする
  6. 再びDOにサツマイモを入れ、砂糖を加えて弱火にかけ、砂糖を溶かしながら混ぜ合わせる
  7. 表面にツヤが出て、すくうとぽったり落ちるくらいまで煮詰める
  8. 適当な大きさに切った甘露煮の栗をシロップとともに加え、弱火にかけてよく練る
■ 備 考
特別な日のご馳走、砂糖をふんだんに使った甘い栗金団だが、甘い安納芋を使うときなどは砂糖や甘露煮のシロップを半分くらいに減らして、サツマイモの自然な甘さを活かしても良いだろう。
栗の甘露煮”は市販品を使うことが多いが、DOでも簡単に作れる。市販品に比べると、シロップの甘さがやや控えめか。
下写真は、“紫芋の栗金団”。紫色の金団に、栗の黄色が鮮やか。クチナシを使わないくらいで、他の分量・作り方は普通の栗金団と同じ。紫芋だけだとかなり色が濃いので、普通のサツマイモに紫芋を混ぜても良いだろう。

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