サムゲタン(参鶏湯)
U-san's Recipe
#21


H31.2/16 500-700gの丸鶏2羽で
高麗人参やナツメ、餅米などを鶏の腹に詰め込んでじっくり煮込んだ韓国料理。
夏バテ予防のスタミナ料理だが、寒い時期も体が温まる
■ 材 料
丸鶏 500-700g 2羽
餅米 1合
参鶏湯用漢方食材
干しナツメ 4ヶ
ニンニク 4片
ショウガ 2片
栗、クコの実、松の実、高麗人参など
長ネギ
塩コショウ
締め:ご飯、チャンポン麺、フォーなど
■ 使用した鉄鍋
鶏 500-700g:10"deep CampDO
鶏 1.0-1.2kg:14" CampDO
鶏 2.0kg:14"deep CampDO
鶏手羽元 600g:キッチンOijin深鍋
■ 作り方
  1. 餅米は一晩水につけ、また干しナツメと高麗人参*は1時間ほど水につけて戻しておく
  2. 餅米にクコの実・栗*を混ぜる
  3. 鶏の腹にナツメを入れて蓋をするように詰める。2の餅米を腹に詰め込み、もう1個のナツメを入れる
  4. 足の付け根に切れ目を入れ、もう一方の足をその中に差し込み蓋をする
  5. 鶏が浸るまで水を入れ、残りの漢方・ニンニク・スライスしたショウガなども入れ、最初は強火、沸騰したら弱火で最低1時間煮込む
  6. できあがったら刻みネギを散らし、身と中身をほぐしてスープとともに器に取り分け、塩・コショウを振って食べる

■ 鶏と漢方食材

R6.3/23 2.3kgの丸鶏で
■ 鶏肉
鶏の腹に高麗人参やナツメ、餅米などをを詰め込んでじっくり煮込む参鶏湯。なるべく小振りな丸鶏を用意する。
下左写真、初めて作った参鶏湯では、1.0〜1.2kgの丸鶏2羽だったので、14" CampDOを使ったが、浅くて大きなDOなので不安定、せっかくのスープをこぼしたこともある。この手の煮込み料理には、深型の方が良い。
大人数の宴会で、大きめ丸鶏を使ったことがある。左写真は2.3kgの丸鶏。このサイズの丸鶏を煮込むには、大きめの深型DOが必須。
丸鶏を使わず、手羽元や骨付きモモ肉などで作るのも手軽。
韓国では、烏骨鶏を使った参鶏湯もあるらしい。鶏ではないが、鴨肉を使ったこともある。丸鶏の煮込みでは、タッカンマリも美味。
 
■ 漢方食材
参鶏湯用の漢方食材は、以前は高麗人参やナツメなどを買い揃えていたが、高麗人参などは結構高価だった。初めて作った時(下左)は、丸鶏2羽に餅米2-3合と高麗人参各1本などを詰めた。
最近は参鶏湯用の食材キットを使っている。上写真のキット、パッケージは韓国語で書かれており内容の詳細は不明(キバナオウギ、五加皮、カンゾウ、ナツメ、トウキ、ヤマグワなどが入っているらしい)だが、安価なので高麗人参は入っていなかった。この食材キットに、クコの実と勝ち栗(一晩水に漬けたもの)を追加している。
下右写真、大きな丸鶏1羽で作った時に用意した食材キットはやや高めだったが、餅米・緑豆に栗、ナツメ、高麗人参が入ってて、追加でニンニク・枸杞の実を用意した。

H12.10/15 初めての参鶏湯、14" CampDOで

R6.3/23 2.3kgの丸鶏1羽、14"deep CampDOで

■ 鶏手羽元で参鶏湯

R6.5/11 鶏手羽元で参鶏湯
通常、丸鶏で作る参鶏湯だが、手軽に鶏手羽元や骨付き鶏モモ肉で作っても美味しい。
R6.3月、大きな丸鶏で参鶏湯を作る時に買った参鶏湯キットは、餅米・緑豆・漢方食材と塩がセットになっており、鶏手羽元・ニンニクを用意して煮込むだけで簡単に参鶏湯が作れるというものだった。
分量は、キット1セットに鶏手羽元600gとニンニク1-3片、水1.5L。
使用したDOは、キッチンOijin深鍋。
DOに水と参鶏湯キット、スライスしたニンニクと鶏手羽元を入れ、1時間半ほど煮込んで鶏手羽元がホロホロと柔らかくなれば、塩で味を調えて出来上がり。

■ 締めのご飯と麺
鶏の旨味がしっかり出た薬膳のスープ。
締めはご飯を入れて雑炊やお粥にしたり、麺を入れたりして、スープまで味わい尽くす。この際、少量塩を加えるなどして味を調える。
丸鶏の肉と骨がたくさん残った時は、タマネギ・ニンジン・キノコ類など適当に加え、カレー粉・スパイス類を加えて煮込み、薬膳っぽいカレーにしたこともある。

H31.2/17 チャンポン麺に刻みネギ

R6.3/24 フォーとタマネギ・パクチー

R6.3/26 薬膳っぽいカレー

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