鹿肉のポトフ
U-san's Recipe
#436


H20.10/11
赤村・風の杜近くで獲れた鹿。
骨をじっくり煮込んで作ったフォン・ド・ジビエで作ったポトフは、思っていた以上に上品な味になった
■ 材 料(DO 2台分)
鹿肉(スペアリブ等) 2.0kg
ウィンナー 8本
タマネギ 2個
ジャガイモ 小10個
ニンジン 2本
キャベツ 1玉
マイタケ・シメジ 各2パック
塩・コショウ
タイム 3本
白ワイン 2カップ
鹿の背骨等骨付きの肉 1.2kg
タマネギ 2個
ニンジン 2本
セロリ 2本
トマト 小4個
ニンニク 1/2個
ブーケガルニ
■ 使用した鉄鍋
12" deep CampDO & 7qt Enamel DO
■ フォン・ド・ジビエ
■ 使用した鉄鍋
12" deep CampDO
■ 作り方
  1. タマネギは6ッ切り、ニンジンはイチョウ、セロリは縦2-4本に、ニンニクは半分、トマトはざく切りにしておく
  2. DOをプレヒートし、油を引いて、鹿肉の骨を入れる
  3. 下はごく弱火、上は強火で焼く。肉を焦がさないように注意する(下写真の左下)
  4. 骨にこんがり焼き色が付いてきたらタマネギ・ニンジンを入れて炒める
  5. 野菜がしんなりしてきたらセロリ・ニンニクを入れ、ひたひたの水を加える
  6. 強火で沸騰させる(下火のみ)。必要ならアクを取る
  7. トマト・ブーケガルニを入れたら弱火で煮込む(下写真の右下)
  8. 材料が顔を出さないように、必要なら水を足す
  9. 最低6時間くらいごく弱火で煮込む
■ ポトフの作り方
  1. 鹿肉のスペアリブは適当な大きさにカットして、塩コショウを擦り込み、2-3時間置く。ウィンナーは半分に切る。キャベツは4ッに割り、タマネギは半分にカット、ニンジンは乱切り、マイタケ・シメジは適当な大きさに切り分ける
  2. プレヒートしたDOに油を引き、塩コショウした鹿肉を炒める(下写真の左下)
  3. 焼き色の付いた鹿肉と、ジャガイモ・ニンジン・タマネギ・ウィンナーをフォンと合わせる
  4. 白ワインとタイムを入れ、ひたひたの水を加えて、弱火で煮込む
  5. 1時間ほど煮込んだら、キャベツ・キノコ類を加え、塩で味を調え、さらに1時間煮込む
  6. マスタードを添えていただく
 
■ 備 考
今回は上記分量で作ったフォン・ド・ジビエを2台のダッチオーブンで煮込んでいった。その時に気がついたが、普通のDOではあまりアクが出なかったのに、Enamel DOではアクが出た。鉄鍋の威力を改めて思い知らされた。
鹿のフォン・ド・ジビエはなかなか味が出なかったが、5-6時間煮込んだら良い味が出てきた。出汁として使う場合、シノワで漉して保存するが、今回は全量をポトフに使ったため、ブーケガルニだけ取り出して、残りの材料はそのままポトフの具材になった。鹿肉カレーではここまでの手間をかけず、フォンドボーなどで旨味をプラスすることが多い。

ダッチオーヴン・レシピ集肉料理鹿肉ポトフ
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