第6回天体界道100kmにちなんおろちマラソン 2006年6月25日 |
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■ 院長vs栄養士 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
にちなんおろちマラソンには3年連続の参加となる。梅雨時なのに昨年・一昨年と天気が良すぎて暑くて大変だった。今年は2〜3月、大村湾や萩往還練習会で雨が降ったものの、その後の屋久島や萩往還などは一滴も降らず暑くなった。カンカン照りにだけはなって欲しくないと思っていたら、どうやら天気予報は雨、それもまとまった雨になりそう。ウェアも靴も2セット用意して日南町へ向かった。
今回、北九州ウルトラRCから桂木・長瀬そして自分の3人が参加した。長瀬さんは栄養士、今年3月からパートで来てもらっている。宮古島や国東の50kmで優勝するなど、勝負を挑んで勝てる相手ではない。昨年の玄海も負けた。ところが今年の萩往還250kmで長瀬さんはDNF、一勝一敗となった。今度が3度目の対戦、そして秋は村岡・玄海・国東と続いていく。もちろん勝負にならないとわかっているのか、相手にされていないが。 |
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天体界道にちなんおろちマラソンの案内や記録集は日南町WebSiteへ
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■ 平成18年6月24日 ビール、ビール、そしてまたビール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仕事が終わって急いで家に帰り、荷物をまとめて駅へ急ぐ。小倉駅で缶ビールを買っているところで桂木さんも合流、14:52のひかりに乗った。岡山までは約1時間半、ビールを飲んで一眠り。岡山駅でさらに缶ビール・缶酎ハイにつまみを買う。そして16:50のやくもに乗車、宴会が始まった。生山駅にはいつものように礒本さんが迎えに来てくれた。会場近くのスーパーで食料と缶ビールを調達し、体育館へ向かった。Tシャツにゼッケンを付けなど準備を済ませてからまた宴会。消灯時間の21時過ぎまで飲んでいた。
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■ 平成17年6月26日 にちなんおろち前半〜栄養士とバトル? | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタート前 |
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AM2時過ぎ、体育館の屋根を叩く雨の音で目が覚めた。かなり激しい雨である。3時過ぎに起き上がり、おにぎりを食べる。一日雨が降り続きそうだったので、63km地点にもウェア・靴一式預けることにした。4:20、会場へ。青馬会RCや辻本さん等と久しぶりに会い、記念撮影をする。雨は小降りになっており、このままだったら走りやすそうなのだが。。。
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スタート〜下阿毘縁集会場 |
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AM5時にスタート。スタートしてしばらくは栄養士と一緒に走った。抑えようと思うが意地になってしまい、序盤の軽いアップダウンを5kmを27-28分というペースである。しかしだんだん腹が張って重たくなってきた。前日飲み過ぎて当日トイレというは昨年と全く同じパターンである。10km過ぎ、超望遠レンズを持っているカメラマンに声を掛けられた。兵庫の佐古井さんだった。栄養士が一緒だったので止まって写真を撮ることもできず、挨拶だけして通り過ぎた。14.0km、アメダス茶屋のトイレに駆け込んだ。なんか腹がスッキリせず、なかなかトイレから出られない。栄養士は、「院長、先に行きます」の言葉を残して行ってしまった。結局この先、レース中に会うことはなかった。ようやく腹がスッキリしてスタートした。30kmは3時間をちょっと切るタイムで通過、しかしこの頃から眠くなってきて、度々あくびが出るようになってきた。ペースダウンの予感がする。30kmからの5kmでついに30分を超えた。36.9km・下阿毘縁集会所前には8:35頃に着いた。初めてデジカメを取り出し、鈴を渡してくれた女の子などの写真を撮った。ここのエイドは海苔巻きやサンドイッチ、ゼリーなど食べ物がたくさん用意されている。この先の山越えに備え10分くらい休んでしっかり補給、そして鈴をもらってスタートした。
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下阿毘縁集会場〜船通山林道〜50km |
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下阿毘縁集会所前をスタートすると、いよいよ前半の山場、船通山林道である。段々雨が強くなってきた。写真を撮っていたら、横をちびっこ駅伝の子供が元気に駆け抜けていった。林道に入れば無理せずラン&ウォーク、そのため40km地点では4時間を超えた。雨は降り続き、ウェアも靴もびしょ濡れ、寒くて手がしびれてきた。早いランナーにはちょうど良いかもしれないが、鈍足ランナーにはちょっと辛かった。こんな寒さの中でもランナーをサポートしてくれるスタッフや地元の方々の応援は本当に有り難かった。
47kmのエイドで桂木さんに追い付かれた。下りで離され上りで追い付き、50km中間点に5:17で到着した。 |
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■ にちなんおろち後半〜寒くて手が痺れた | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
50km〜63km・多里小学校〜70km・コース最高地点 |
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中間点では桂木さんとお互いに記念撮影。例年この付近は絶景なのだが、雨で煙った山並みも何となく幻想的だった。そんな写真を撮っていたら、一人のランナーから声を掛けられた。自分のホームページを見てくれているらしい。ビックリというか嬉しかった。しばらく喋りながら走ったので、おかげで眠気が吹っ飛んだ。
53kmを過ぎると、多里小学校まで一気に下る。56.7km・登山道入口のエイドではバケツに入れられた15cmほどの魚を見つけた。イワナ?、エイドの人に聞いたら、直ぐ下の川で釣れたものだという。山の中を走る大会ならではだが、その分、寒さもこたえる。感動したのはイワナだけではない、甘くて美味しいトマトにも感動した。手作りのトマトジュースも甘くて美味しかった。 中間点から上ったり下ったりの5kmは39分台、下りだけの60kmまでは再び30分を切った。しかし下りで無理して太腿が痛くなってきた。雨で寒いので水をかぶったりするランナーは殆どいないが、痛む足を冷やすのにスポンジは有り難かった。何とか12時前、6:51:45で63km・多里小学校に到着した。 だんご汁で体を温める前にまず着替え。荷物を受け取り、倉庫で濡れたウェアを脱ぎタオルで体を拭いた。濡れて重くなった靴も履き替えて気分一新した。それからだんご汁、おかげで休憩時間が23分と長くなった。下りで無理したのも影響して、急に足取りが重たくなった。レースでLA SPORTIVAのRajasを履くのは初めて。クッションよりも不整地での安定性重視なのだろうか、ソールが固い感じで疲れた足にはちょっと辛かった。半分歩いて半分走っての繰り返し、辛い上り坂はなぞなぞで気を紛らわせ、ようやく出立展望台に着いた。多里小学校からの6km弱に54分を要した。足のダメージも大きく、簡易トイレの段差も辛かった。しかしここまで来ればコース最高点まで500m。これを登り切れば何となく安心できる。そして70kmを8:21で通過、福栄大橋へと一気に下った。 |
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70km〜90km |
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70kmから一気に駆け下り、5km33分台に戻した。何とかそのままのペースを維持して78.5km・福栄大橋のエイドに到着。ここにはいつもソーメンが用意されているが、今日は温かいソーメンも用意されていた。せっかくなので温・冷それぞれいただいた。80kmは9:34で通過、足も動かないが、股擦れも辛くなってきた。12時間切りは厳しい、そう思っている時に携帯が鳴った。直ぐには出られず、いつもの私設エイドはパスして84.5km・上石見駅(にちなん高原の駅)前エイドに着いてかけ直した。Telの相手は栄養士、もうゴールしたという。このコースで自身初のサブ10で女子年代別の4位だそうで、負けるとは思っていたが完敗である。温泉には間に合うように帰るからと言ってTelを切った。そしてぜんざいをいただいてスタートする。この先ゴールまでも若干アップダウンがある。走って歩いて90kmを10:55で通過した。
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90km〜ゴール |
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残り10km、12時間台前半でゴールできるだろう。たまたま下り坂でちゃんと走っている時、濱ちゃんがやってきた。9時間台でゴール、車でみんなの様子を見て回っているそうだが、走っている時で良かった。95kmを11:32で通過、95.6km・原集会所エイドでうららさんと会えた。そのうららさんの横にはストーブが点いていた。寒い中、ランナーをサポートしてくれたスタッフ・ボランティアには頭が下がる。後続のメンバーを待つといううららさんと別れ、ゴールへ向かった。最後の最後に待ち受けるきつい上り、しかしこれを越えればゴールまで下りというご褒美が待っているわけである。最後のエイドでおしぼりを使い体を拭いた。そして後は一気に走り、12:13:30でゴールした。
寒かったので記念撮影もせずビールも飲まず、4人で神郷温泉へと向かった。疲れていたので山道では少し車酔いした感じ。神郷温泉は比較的空いていた。股擦れが辛かったが、やや温度の低い露天風呂にゆっくり浸かって体を温めた。温泉から上がり、スーパーで食料を調達、生山駅前の酒屋で缶ビールを買う。 電車に乗って早速乾杯したが、それにしても栄養士と2時間以上もの大差はちょっとショックだった。飲みながら練習メニューを聞き、少し反省したのだった。 |
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