豆腐のもろみ漬けとカナッペ風ご飯
U-san's Recipe
#619


H23.12/7
九州の山間部などで保存食として作られた豆腐のもろみ漬け。
沖縄の豆腐ようにも似て、チーズのような味わいになり、日本酒やワインにピッタリ。
こんがり焼いたご飯に添えて酒のつまみにした
R6年11月:味噌漬け豆腐糠漬け豆腐追記
■ 材 料
豆腐のもろみ漬け
絹ごし豆腐 1丁
塩*
もろみ(醤油麹)
カナッペ風ご飯
ご飯
オリーブオイル
サニーレタス、春菊等
■ 使用した鉄鍋
8" Skillet
■ 豆腐のもろみ漬けの作り方
  1. 豆腐に塩を振り、2日間冷蔵庫に入れて水を切る
  2. 豆腐をさらしかガーゼ、不織布キッチンペーパー等でくるむ
  3. ホーロー容器等にもろみを入れ、その上にさらしで包んだ豆腐を置き、周りをもろみで覆う
  4. 冷蔵庫に入れて1週間から4週間で出来上がり

R2.8/5 “豆腐もろみ漬けのカナッペ”。豆腐の漬け込みは、R2.6/28〜R2.8/5と1ヶ月以上
■ カナッペ風ご飯の作り方
  1. ご飯をラップなどに広げ薄く延ばす
  2. スキレットにオリーブ油を引き、薄くのばしたご飯をこんがり焼き色が付くまで焼く
  3. 出来上がったカナッペ風ご飯に豆腐のもろみ漬けを載せる
■ 備 考
薄く一口大に切った食パンやフランスパン、クラッカーなどに、チーズなどを載せた軽食であるカナッペ。もろみに漬け込んでチーズのような味わいになった“豆腐のもろみ漬け”をカナッペにした。これだけだと鉄鍋レシピにならないので、薄く焼いたご飯でカナッペ風にしたのが、H23年の写真。
“豆腐のもろみ漬け”は博多の居酒屋二升瓶の大将に教わったが、大事なのは上質なもろみをたっぷり使うこと。
買うとちょっと高い“もろみ”だが、醤油の実麹と醤油などで簡単に作れるもろみ(醤油麹)
漬け込む前にしっかり水切りする。その際、塩は振ったり振らなかったり。漬け込んで最短2-3日でも食べられるが、長く漬け込む方が美味しい、ただしカビに要注意。
もろみの他、味噌糠床に漬け込んでも良い(下記参照)。もろみ漬け豆腐・味噌漬け豆腐は、ガレットにも合う。

■ 味噌漬け豆腐
手前味噌に漬け込んだ豆腐も、もろみ漬け同様、チーズのような味わいになる。
下写真は、木綿豆腐を水切りして、さらしに包んで手前味噌に漬け込んだ。だいたい3日くらい漬け込むと食べられるようになる。
水切りの際、塩は振ってない。味噌にみりんや酒粕を混ぜても良いみたい。

R2.11/1 “豆腐味噌漬けとジャム・クリームチーズのカナッペ”。手前味噌に1週間漬けた豆腐で作った
■ 糠漬け豆腐
味噌漬け豆腐と糠漬け豆腐を同時に仕込んだのが下写真。
糠漬け用豆腐は塩約2%を振って水切り、味噌漬け用豆腐はそのまま水切りした。
糠床には、3-7日くらい漬け込む。この際、糠床には直接漬け込まず、別の容器に糠床を取り分けて漬ける方が良い。

R6.12/4 左が味噌漬け、右が糠漬け
糠床の風味・酸味がほのかに利いた糠漬け豆腐は、もろみ漬け・味噌漬け豆腐とは全く違った味わい。

R6.12/7 味噌と糠床に漬け込んで3日目、小皿は味噌漬け豆腐のオリーブオイル漬け

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