山菜の天ぷら−コシアブラ・タラの芽・コゴミ
U-san's Recipe
#1630


R4.4/23 コシアブラとタラの芽
春の楽しみは、山菜。揚げれば苦味が旨味に変わり、そのほろ苦さと香りが春を感じさせる。
“タラの芽”と“コシアブラ”にコゴミやアスパラガス・タケノコなども揚げて、春の天ぷらを満喫
■ 材 料
■ 天ぷらの材料
コシアブラ
タラの芽
コゴミ
タケノコ
アスパラガス
エリンギ
サラダ油
■ 天ぷらの衣
薄力粉

冷水
■ 使用した鉄鍋
Oijin中華鍋、久慈砂鉄鍋

R3.4/11 コゴミとタラの芽(左)、コシアブラとタケノコ、ワラビの掻き揚げ(右)
■ 天ぷらの衣
  1. 冷水500mLに卵1個を割り入れ、泡立つまでしっかり混ぜる
  2. 卵液200mLに同容量の薄力粉を3回くらいに分けてふるいながら加え、さっくり混ぜる
■ 材料の準備と揚げ方
  1. タラの芽は根本の茶色いはかまを切り取って硬い葉を外し、隠し包丁を入れる。コシアブラも、はかまの部分を取り除く
  2. アスパラガスは、皮を剥いて、2-3ッに切る
  3. 水煮タケノコは、穂先を櫛切りにする
  4. エリンギは手で裂く
  5. それぞれの食材に小麦粉を振り、衣を付けて、170-180℃の油にそっと入れる。40-60秒は触らず、衣が固まってきたらひっくり返して揚げる
  6. カラッと揚がったら、油を切って、塩でいただく

タラの芽(右上)、コシアブラ(左下)、コゴミ(右下)
■ 備 考
春の代表的な山菜と言えば、山菜の王様“タラの芽”に、山菜の女王“コシアブラ”。最近はスーパーでもタラの芽を見かけるようになったが、コシアブラはまずみかけない。天然物のコシアブラが入手できたら、まずは天ぷらとご飯でその鮮烈な香りを味わう。揚げもの以外では塩茹でしてアク抜きするが、天ぷらなら苦味が和らぎ旨味に変わるのでアク抜きは不要。
山菜など春の食材の風味を活かすには、通常よりも薄めの衣でサックリ揚げる。衣や揚げ方の詳細については、グリーンアスパラ等お座敷天ぷら参照。
2021年春は、タラの芽・コシアブラの他、コゴミやワラビもたくさんいただき、ワラビは新タマネギ・エビを加えて掻き揚げにした。
ただし下写真、令和3年のタラの芽は、明らかに伸びすぎ。新芽というより、タラノキの葉と茎と言った方が良いくらいで、特に茎の部分は固くて苦みがやや強かった。平成20年のタラの芽くらいが、柔らかくて風味も良い。
山菜のご飯はこちら
コシアブラご飯
タラの芽ご飯
コゴミ・タラの芽とタケノコの炊き込みご飯

R3.4/11 山菜の天ぷら(コシアブラ・タラの芽・コゴミ・タケノコ)とワラビの掻き揚げ、ワラビと手前味噌

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