門司車掌区100周年特別編成「さくら・あかつき」
Revival train Vol.2 2009年3月

H21.3/21 門車100周年記念・あかつき(原田〜天拝山)

2009年3月 門司車掌区100周年記念列車Index
 H21年3月、九州からブルートレインが姿を消して一週間後、ブルトレが門司港に乗り入れた。
 門司車掌区100周年を記念した特別編成で、門司港〜長崎間を、長崎行き「さくら」、門司港行き「あかつき」として運転された。現役時代には見られなかった門司港への乗り入れや、昼間の走行、ということで、沿線には多くのファンが詰めかけた。

H21.3/20 門司港駅前、桜が咲き始めた
 


H21.3/20-21 門司車掌区100周年記念特別編成さくら・あかつき 鹿児島線〜長崎線
3/20 さくら 門司港駅
東京発九州行きブルトレ、そのトップで16時半に東京駅を発車するのがさくらだった。H11年からはやぶさと併結運転され、H17年に廃止された。今回は門司車掌区100周年記念列車として、門司港〜長崎間で運転された(帰りはあかつき)。残念ながら仕事が入っていたため走行写真は撮れず、門司港駅に行って発車前の写真だけを撮ってきた。
記録的暖冬となった今年、全国のトップを切って13日に福岡で桜が開花、門司港駅前でも咲き始めていた。
「サクラ咲く」で思い出すのは大学受験。二次試験受験の時に「さくら」に乗っていた。それが良かったのか、合格した。さくらに乗ったおかげ?
そのさくら、2011年の九州新幹線全線開業時に復活する。

大学の二次試験受験に行く時に乗った、
さくらの特急券・寝台券(S53.4/8)

関門橋とさくら

ファンでごった返す門司港駅1番線
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3/21 あかつき 原田〜天拝山
「さくら」のヘッドマークを付けて長崎へ行った門車100周年記念列車は、「あかつき」となって戻ってくる。仕事が終わってから直ぐ、原田へと向かった。原田〜天拝山間の線路脇に大きな木が立っている(右写真)通称Kポイント、今回は上りなので線路を挟んで反対側から撮ることになる。ギリギリ10分前にポイントに着く。多くのカメラマンがいたが、その中に栗原氏もおられた。

あかつきで思い出すのは台風。H16年、鳥取の天体界道にちなんおろち100kmに参加した帰り、シャワーを使いたくてわざわざ岡山からあかつきのA寝台を取っていた。この日の大会は台風によるフェーン現象で死者が出るほどの猛暑となったが、その台風はまだ遠く離れたところにいた。伯備線の電車で岡山駅に着き乗り換えようとしたらあかつきの案内がない。そこで初めて、台風接近のため運休になったことを知った。台風直撃ではなくダイヤの乱れもなくそれなのに遙か彼方の台風で運休になってしまう、これも長距離列車故?

H21.3/1 はやぶさ(天拝山〜原田)

リレーつばめ15号とすれ違う

大きな一本木の横を駆け抜ける
3/21 あかつき 黒崎駅
昨年12月から始めた最後の九州ブルトレ撮影行は、この日の門司車掌区100周年記念・あかつきの撮影で幕を閉じる。原田で撮影後、どこで撮るか悩んでいたが、渋滞に巻き込まれて時間が無くなり、黒崎駅で撮ることにした。北九州地区では完全に逆光となるが、さすがに最後とあってホームには約10人ほど先客がいた。慌ただしく三脚をセット。
そこを長い汽笛を鳴らして、あかつきが駆け抜けていった。

あかつきの特急・寝台券(S43.10/3)
撮影機材 Body Canon EOS 40D
Lens EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
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