SL人吉号−撮り鉄&乗り鉄
2010年7月19日 |
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肥薩線・西人吉〜人吉 | ||||||
7月連休に行われた熊本てれっとUMCの練習会は「さくらさくらマラニック」。17日21時、熊本市の居酒屋さくらをスタートし、松橋町・氷川町から大通峠を越え、五木村・あさぎり町・多良木町を経て水上村まで116km。ゴールしたのは18時間後だった。
この水上村に初めて来たのは今年3月末、肥薩おれんじ鉄道のリバイバルなは撮影行時に泊まった。せっかくなので肥薩線・坂本駅でSL人吉号を撮影してから水上村に向かったが、途中で寄った西人吉の桜が満開、翌日の撮影行はリバイバルなはよりSL人吉号がメインになってしまった。 練習会が終わって翌日19日、11時に水上村を出発、人吉駅まで送ってもらう途中で、下りのSL人吉号に間に合うかもしれないと気が付いた。しかし時間はギリギリ、煙はあまり期待出来ないと思ったが、万江川でSL人吉号を待つことにした。 |
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万江川を渡る |
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人吉駅 | |||
人吉駅まで送ってもらい、駅周辺をぶらぶらする。近代化産業遺産に指定された旧人吉機関区の石造り機関庫でSL人吉号は一休み。その裏に回ると転車台がある。疲れてたので13:06の九州横断特急でさっさと帰るつもりでいたが、せっかくここまで来たのである、転車台に乗ったハチロクも撮ろうという気になってきた。しかしそうすると九州横断特急には乗れない。そこで、、、
駅に戻りダメもとで聞いてみた。満席だろうと思っていたSL人吉号の指定席があった。直ぐに切符を買い、再び転車台へと向かった。 |
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SL人吉号は1時間ほど石造りの機関庫で休んでいた。出発まで1時間となった13:39、ハチロクが機関庫から出てきた。まず人吉駅方向に走り、その後バックで転車台へ。ゆっくりと転車台に乗り、180度向きを変えたハチロクは八代方向へ走っていく。バックで機関庫に戻り客車と連結。機関庫から客車を牽いて八代方向に出てきたハチロクは、推進運転で人吉駅のホームへと向かっていった。
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渡駅 | |||
上りのSL人吉号は14:39発、熊本まで2時間42分の旅である。のんびり汽車旅を楽しめる。しかし乗ってしまったら走行写真は撮れない。人吉駅停車中のSL人吉号を撮っていた時、17分前に出る八代行き鈍行に気が付いた。
迷ってる時間はなかった。14:22の八代行きに飛び乗り、渡駅で下車。SL人吉号を待った。 |
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SL人吉号の旅 | |||
14:50、SL人吉号は渡駅を出発。出発して間もなく、第二球磨川橋梁を渡る。SL人吉号を最初に撮ったのがここだった。懐かしい景色を眺めながら、9分ほどで一勝地駅に到着。停車時間が長いので、外に出て写真を撮る。
次は白石駅、明治41年、開業当初からの木造駅舎が残る。九州横断特急の通過待ち。次の坂本駅までは少し時間がある。列車は球磨川に沿って走る。川下りの船頭さんや観光客が手を振る。地元の方達も手を振る。乗客もそれに答える。のんびり列車の旅を楽しみたいが、この日の猛暑のせいか冷房の効きが悪い。ビュッフェで2種類の地ビールを買ってきた。 この暑さでは機関士達も大変だろう。坂本駅では客室乗務員がお茶を差し入れしていた。 八代駅から鹿児島線に入る。SL人吉号は相変わらずゆっくり走る。最後は「あそ1962」号と並んで走り、17:21、熊本駅に到着した。 |
第二球磨川橋梁を渡る(1号車・展望ラウンジ) |
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一勝地駅 |
木造駅舎の白石駅 |
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坂本駅 |
坂本駅 |
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SL & 鉄道写真集スライドショー | |
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