お節料理−田作り(カシューナッツ入り)
U-san's Recipe
#226


H26.1/2
“田作り”は豊漁だったイワシを田に埋めたら米が豊作になったことから、あるいは“ごまめ”に五万米などの次を当てて、五穀豊穣を願ったもの。小さくても尾頭付き、黒豆・数の子とともにお節料理の代表的縁起物。
炒った魚にカシューナッツの食感をプラスして、飽きの来ない田作りに
■ 材 料
ごまめ 100g
カシューナッツ 100g(塩を拭き取っておく)
合わせ調味料
砂糖 大さじ3杯
日本酒 大さじ3杯
みりん 大さじ1・1/2杯
醤油 大さじ1・1/2杯
■ 使った鉄鍋
8" Skillet
■ 作り方
  1. ごまめとカシューナッツはそれぞれスキレットでカリッとするまで空炒りする。炒ったカシューナッツは砕いておく
  2. スキレットに合わせ調味料を入れ、中火で煮詰める
  3. 火を止め、ごまめとカシューナッツを入れて手早くからめる

ごまめ(カタクチイワシ)とカシューナッツの空炒り

R2.1/2 ごまめ(主にキビナゴ)
■ 備 考
食感の異なるカシューナッツを加えて、飽きの来ない“田作り”としたが、ゴボウを使ったりもする。調味料を煮詰める際、少し早めに火を切らないと余熱で直ぐに煮詰まって、ごまめと絡めることができなくなるので要注意。
ごまめは、カタクチイワシの幼魚の乾燥品(Wiki)。その昔、大量に獲れたイワシを田に埋めて肥料にしたところ米が豊作となったことから、祝い肴になったそうだ。丁寧にするなら、ごまめのはらわたをきれいに取り除く。
ところが最近、ごまめとして買ってきたものが、キビナゴだったことに気が付いた。以前の写真と見比べると、キビナゴのごまめの方がきらきら光って見え、またはらわたを取り除いたりの手間も必要なさそう。ただ、カタクチイワシではないのに、ごまめと呼んで良いのか、祝い肴になるのか?
写真の令和2年の田作りは、キビナゴのごまめ?に本来のカタクチイワシ(いりこ)も少し加えている。

ダッチオーヴン・レシピ集魚介料理海水魚ごまめ(カタクチイワシ)
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