平尾台の野焼き |
2月の練習会は、朽網駅から貫山・井手浦・麻生林道を走る47.5kmのマラニック。試走会を入れると今回で8回目になる。コースはハードだが、毎年、中間点のエイドで用意されるN田さんの奥様による数々の手料理やお酒が楽しみである。また今回は、前々日に届いたばかりの新しいコンデジのデビューでもある。GPS機能付きの防水デジカメ、高度などもわかり、まさにマラニック仕様。その防水デジカメのデビューを祝うかのように、午後は雨の予報だった。
9時前、日豊線朽網駅着。既に数人集まり、その後も小倉から走って来たメンバーも到着、全部で17人が参加した。中間点エイドでの同時到着を目指し、今回も9時半と10時の2組に分けたが、ほぼ半々となった。
9時半に8人がスタート、残りは10時組だが、メンバーを見てまずいと思った。絶対についていけない、足を引っ張る。10時にスタート、そして直ぐ最後尾に。昭和池では昨年の第1回平尾台トレランレースの記念植樹を見る。しかし寄り道したのは3人だけ、残りメンバーは先へ先へ。約40分で貫山林道の水場に付いたが、短い休憩で直ぐにスタート。最初の上りを越えると正面に貫山が見えてくる。その先で会長が転倒するというアクシデント。これで少しペースは落ちたが、それでも井手浦林道への分岐点には1:34で到着と、ここ数年で一番早い。そして分岐点でも殆ど休まず井手浦林道を下り、その途中で9時半組に追い付いてしまった。その井手浦林道の下りでは、平尾台の野焼きの煙が見え、またその灰が飛んできていた。R322号に出た所のケンちゃんの村で小休止後、櫨ヶ峠トンネルを越えて、道原サイクリングターミナルへ。
今年もN田さんの奥様が沢山の料理を用意してくれていた。前半は晴れて気持ちよかったので、缶ビールを飲み、濁り酒・焼酎を飲み、しっかり食べた。
40分の休憩後、14人が後半の部へ。エイドをスタート後、食べ過ぎ・飲み過ぎが応え、しばらく走れず、かなり歩いた。麻生林道は約1時間かかり、何とか田代側に着いた。この頃から雨が降り出した。本格的な降りになり、カッパを着たが、さすがに寒くなってきた。脚は動かず、先頭グループは直ぐに見えなくなった。いつもなら畑トンネルか畑観音、森口屋前で休憩するのだが、休んでいるランナーは一人もいなかった。しかたなく休まずとぼとぼ進む。ようやくのことで馬場山のみずえちゃんエイドに着いた。先頭とは30分以上差が付いているらしい。ゴールの河童の湯に着いたのは17時20分、所要時間7時間20分で、前回より15分以上遅れた。昨年に続いて、世話人が二人とも最後尾になってしまった。
河童の湯では殆どのメンバーが既に風呂から上がっていた。風呂から上がってタクシーでとり正に向かい、18時半過ぎ、再度乾杯して、打ち上げ開始。
しかしこの日の打ち上げは、精神的に辛いものとなった。そろそろクラブを辞めるべきか、なにも飲まずにそんなことを考えていた。