九州駅弁・折尾駅の“かしわめし”
|
U-san's Recipe #642 |
R5.2/18 |
九州でかしわ飯と言えば、鶏ガラスープで炊いた鶏の炊き込みご飯だが、こちらは折尾・東筑軒の駅弁「かしわめし」をイメージ。鶏ガラで炊いたご飯に、甘辛く炊いた鶏肉と卵・海苔を散らした
|
|
■ 材 料
|
||
■ 米 4合
鶏ガラスープ
醤油 大さじ3杯 酒 大さじ2杯 みりん 大さじ2杯 鶏モモ肉の煮汁 適量 ■ 鶏モモ肉(鶏ガラと煮込んだもの) 500g
酒 大さじ4杯
醤油 大さじ4杯半 砂糖(キビ糖、黒糖) 大さじ2杯 みりん 大さじ3杯 鶏ガラスープ 1/4カップ |
卵 2個
砂糖 小さじ2杯 塩 少々 日本酒 小さじ1杯 刻み海苔 1枚分
鶏ガラスープ 鶏ガラ 300g
鶏もも肉(ブツ切り) 500g ショウガ 3片 酒 100mL |
|
■ 使用した鉄鍋
|
||
鶏ガラスープ:12" CampDO、Oijin深鍋
鶏モモ肉煮付け:21cm Oijin Jr. ご飯:12" CampDO |
■ 鶏ガラスープと具材の準備
|
|||
|
|||
|
|||
■ 作り方
|
|||
|
|||
■ 備 考
|
|||
H26.7/21 東筑軒の立ち売り(折尾旧駅5番線) |
“かしわめし弁当”は、九州各地の駅で売られているが、なんでも大正2年、鳥栖駅で売られるようになったのが最初らしい。1978年、大学に入学して折尾にやってきたが、折尾駅の名物が東筑軒の駅弁“かしわめし”だった。
H24年5月の関西クックオフで“東筑軒のかしわめし”を作ってみたが、見た目はともかく味はかけ離れたものになった。“鶏肉以上にご飯が旨い”と言われる東筑軒のかしわめし、ご飯を炊く時に加える秘伝の調味料(白い粉?)がなにかなどレシピは門外不出で、再現しようとしてもなかなか本家のかしわめしに近づけない。 鶏肉が細かく刻んであったり、大きめに切ったものだったり、そぼろだったり、またご飯も、米だけのもの、醤油・酒で煮た鶏肉を米に混ぜて一緒に炊くものと、駅弁によって細かな違いはあるが、鶏ガラスープで炊いて味を付けたご飯に、甘辛く炊いた鶏肉と卵・海苔を載せるというのが“かしわめし弁当”の基本的なスタイルである。鶏肉は、旨味が強く、歯ごたえの良い、地鶏を使うこと。 ご飯を炊いたり鶏肉の味付けに使う鶏ガラスープは“博多風鶏の水炊き”と同じように、鶏ガラと鶏モモ肉を1-2時間煮込んで作った。たっぷり用意して余った鶏ガラスープは、あとで鶏の水炊きにする。 鶏ガラスープに上記分量の醤油・酒・みりんを加えて炊いたご飯の味はやや薄めで、炊き上がったご飯に鶏肉を煮た煮汁を混ぜて味を調えた。従って、鶏肉を煮る時、煮汁は少し残すようにする。これに対し、“鶏そぼろの三色丼”では、鶏そぼろを白ごはんに載せるだけなので、鶏そぼろは調味料だけでしっかり味付けしている。 東筑軒のかしわめしは、ご飯がメインで、奈良漬け・紅生姜・うぐいす豆・シソ昆布は控えめ。錦糸玉子と海苔は、かなり細く刻まれている。 上の完成写真のかしわめしには、紅ショウガ・酢漬けのミョウガを添えたが、間違って錦糸玉子と海苔を本来のかしわめしと逆にしてしまった。 |
||
|
|||
|
|||
ダッチオーヴン・レシピ集>米・穀類料理>丼物・弁当等 ダッチオーヴン・レシピ集>肉料理>鶏肉>ご飯もの |
|||
Copyright(C) 2023 Uemura Naika Clinic(U-san),All rights reserved. |