2010玄海100kmウルトラマラソン・ファイナル 2010年9月19日---2003年から2010年までを振り返る |
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■ 平成22年9月18日 玄海100kmウルトラマラソン、2003年から2009年を振り返る | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大会当日、午前2時45分、金重兄弟の車で宮地浜へと出発。4時組のスタートを見送り、民宿よし田へ荷物を置きに行く。ウェストポーチにはデジカメ、薬と小銭を入れたが、携帯は置いていくことにした。何が何でも自分の脚で帰って来よう。宮地浜に戻りスタート前の集合写真撮影。そしてAM5時、最後の玄海100kmがスタートした。 |
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■ 玄海100kmファイナル前半戦:宮地浜〜脇田温泉〜間夫峠〜力丸ダム〜トヨタ九州 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2時間ちょっとで脇田温泉着。いつものように県道から下ってきたところに地元の方の巨峰エイド、その先の温泉街にオニギリエイド。甘い巨峰、小振りで食べやすいオニギリは、この先の間夫峠越えに向けてちょうどいいカロリー補給となる。しばらく立ち話しながら、巨峰やオニギリをつまむ。脇田温泉を出る頃、パラパラと雨が落ちてきたが、直ぐに上がった。食べて胃腸の動きも活発になり、トイレを済ませて間夫峠へと向かう。例年、俳句の道から林道の分岐にかけて、満開のヒガンバナが目を楽しませてくれるのだが、やはりこちらもあまり咲いてなかった。 修厳寺橋を渡って、間夫峠まで4kmの上り、ここは無理せずラン&ウォーク。途中、熊本てれっとのY先生に声を掛けられ、しばらく一緒に歩いた。峠手前のエイドで一休み、3:05で間夫峠を越えた。 縁山畑から県道を今度は4kmの長い下り。飛ばしすぎて脚を痛めないようにと思うが、なかなかブレーキが利かない。惰性で下っていたら眠くなってきて、右に左にフラフラ蛇行。長い下りが終わって左折、少し走った所で4時アーリースタートの西田さんに追い付いた。そして30km・若宮南小前のエイド。これから先、力丸ダムまでほぼ平坦、いつもの玄海ほどではないが暑くなってきてペースが落ちた。時々歩いて、36km・力丸ダム、一期一会RSのエイドには4:20ほどで到着。暑かったので、缶ビールをもらう。千石峡を下り、40km過ぎ、千石公民館前のエイドには5時間で到着。周りには数人のランナーがいたが、殆ど最後方グループとわかり焦る。そのため脇野橋のコンビニには寄らず、真っ直ぐ八木山川左岸を進む。しかし暑くなって、コンビニに寄らなかったことを後悔した。宮田の町へ、よろよろと進む。 幸い、今回が最後とあって、ランナーも多いが、ボランティア・移動エイドも多かった。羅漢寺橋で信号待ちの間に水を一杯もらい、県道21号下の移動エイドでも一休み。もっともエイドが多い分、休憩時間も長くなった。上りは歩き、下りは少し走って、ようやくのことで48.3km・トヨタ九州エイド着。スタートして6:05、時刻は11:05だった。殆ど最後尾だが、関門にはまだかなり余裕があり、取り敢えず少し休もうと、ブルーシートの上で横になる。そしてしばらく寝た。 |
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■ 玄海100kmファイナル後半戦:トヨタ九州〜波津〜成田山〜勝浦浜〜津屋崎ゴール | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
59km・田久桜公園着は8:34、トヨタ九州からの約10kmに2時間もかけてしまった。公園のベンチは木陰で風もあって気持ち良く、いつもここでしばらく横になるのだが、残念ながら3つとも先客に占拠され寝られなかった。幸い、丸野さんがワセリンを持っていたので少し分けてもらった。これで少し股擦れの痛みが和らいだ。 JRの跨線橋を越え、宗像くりえいとで初めてコンビニに入った。暑かったので、ガリガリ君と冷凍アクエリアスを買ったが、後から来た丸野さんも同じ物を購入、暑い時に考えることは一緒。食べながら歩いていたら、直ぐ先に二升瓶の大将等のエイド。 地蔵峠に向けて少しずつ上る。ここはまじめに走った。64.5km・蛍の館公園前のエイドには水浴び用のプールが置いてあった。頭から水をかぶり、脚にも水をかけた。簡易ベッドで寝ていたK間さんはここで止めるとのことだった。素麺を食べ、地蔵峠へ向かう。上り坂は一段ときつくなり、ゆっくり、しかし一気に上った。65.8km・地蔵峠は9:53で通過、そして一気に下る。 乳垂川に沿って高倉神社へと左折する所で移動エイド、また一休み。70km・門司邸エイドには15時半に到着した。水を浴びてここでまた一眠り、、、休憩20分。この間、サポート隊長の走るウルトラ飲兵衛氏もやって来て、まだ走ると答えたが、結局、トヨタ九州に着いてから門司邸をスタートするまで5時間近くも要してしまった、、、20kmちょっとに。 |
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成田山の上りで散歩中の年配ご夫婦から声を掛けられ、立ち話。その先、成田山の太宰府走ろう会エイドは既に撤収中。お茶だけもらった。成田山からの長い下り、さすがに走り続けるのが辛くなってきた。 18時過ぎ、長い下りが終わって玄界灘に出た。そこに江口車がやってきた。ゼッケンは外したが、ライトは持って来たので、海岸を走って帰りますと江口さんに言った。ここからは一切サポート無し、携帯も置いてきたので自分の脚で帰るしかない。 夕焼けを撮りながら進む。鐘崎漁港にはかなり暗くなって18時40分着。漁港内を走っていたら、誰かが手を振っている。この日の最終ランナーになったタコさんたちだった。この時間、真っ暗な勝浦浜を走ろうというランナーはいない。タコさんたちと別れ、一人、さつき松原へ。ライトを点ける。真っ暗なさつき松原を抜け、無気味な自転車道を走り終え、新しくなった釣川の皐月橋を渡る。 さあ残り10km。そして19時48分、勝浦浜に入った。月明かりしかない。潮は満ちつつあり、波打ち際も砂が締まってなくて走りづらく、殆ど歩いた。ライトを消して月明かりだけを頼りに歩いてみたり、カニを追いかけたり、約40分かけて勝浦浜を歩いた。20時27分、勝浦浜の塩浜側、かつての勝浦塩田への水路に到着。おそらく自分が砂浜を走る最後のランナーだっただろう、一礼して砂浜から出た。残り5km。 ゆっくり走り始める。すれ違った車から声を掛けられたが、その車は止まることなく行ってしまった。別のランナーを捜していたのかな。21時過ぎ、津屋崎の旅館街に入る。誰にも連絡していなかったが、民宿よし田前には、多くの仲間が待っていてくれた。その写真を先に撮ってから、21:07、ゴールテープを切った。 |
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■ 玄海100kmゴール後は、、、 | |||||||||||
既に懇親会は終わっていた。缶ビールを一口飲んだが、やはり美味しくなかった。23時によし田を出て、JR福間駅へ。帰宅後も体調は回復せず、食べる気力も飲む気力もなく、そのまま寝てしまった。翌朝、仕事のため7時半に起き上がる。体重4kg減、筋肉痛より脱水がひどかった。 粘って何とかゴールしたが、宴会ゴールもできず、“宴会後”ゴールとなってしまった。これほどまで遅れようとは。 果たしてこれで良かったのだろうか。2008年の誕生日、宴会ゴールしたが脱水でダウン。2009年はDNF、翌日予定があり、懇親会には出ず帰宅。そして今回。最後だから完走して勝ち越したい、時間外にはなったが完走して4勝3敗。これまで大会を支えてきた方々と飲みたかった。しかしその玄海100km最後の懇親会には間に合わなかった。結果的には大失敗レース。大会を満喫出来なかった寂しさを感じた。 |
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■ H22年10月6日 打ち上げ@二升瓶 | |||||||||||
スタッフ・ボランティアを中心とした打ち上げが行われ、40数人が参加。狭い二升瓶の店内は、立錐の余地もない。ランナーでしか参加したことなかったが、打ち上げに参加した。もちろんこの日は脇役、酒や料理を運んだりで座ってゆっくり飲む暇はなかった。
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