ワラビのアク抜き
U-san's Recipe
#1469

アクの強い“ワラビ”には、アク抜きが欠かせない

1. 重曹による通常のアク抜き

R3.4/8
ワラビのアク抜きは、重曹を使うのが一般的。
柔らかくなりすぎないように注意する
■ 材 料
ワラビ
重曹 ワラビの2.5%
■ 使用した鉄鍋
21cm Oijin Jr.
26cm Oijin
3qt Apple Pot
■ 作り方
  1. DOにたっぷりのお湯を沸かす
  2. ワラビを入れ、3分ほど茹でたら火を止める
  3. 重曹(ワラビ100g当たり2.5gくらい)を入れ、そのまま一晩置く
  4. 水に浸して、冷蔵庫で保存する


2. ごく少量の重曹によるアク抜き

R7.4/28
ワラビが柔らかくなり過ぎないようにするには、重曹を減らすのが良いらしい。
ごく少量の重曹でも、アクはしっかり抜ける
■ 材 料
ワラビ 200g
水 2L
重曹 0.2-0.4g
■ 使用した鉄鍋
3qt Apple Pot
■ 作り方
  1. DOにお湯を沸かし、重曹を溶かす
  2. ワラビを入れ、6分ほど茹でたら火を止めて、自然に冷ます
  3. 水に浸して、冷蔵庫で保存する

3. 重曹を使わないアク抜き法
ワラビが柔らかくなり過ぎるのを防ぐために、重曹を使わないアク抜き法もある。
塩茹でして、小麦粉水に浸けるというもので、時間もそれほどかからないようだが、まだ試したことはない。そのやり方は、
  1. ワラビ100gに、水2L+塩小さじ4杯を用意、別に薄力粉大さじ4杯を混ぜた水1Lを用意する
  2. ワラビを塩水で5分茹でる
  3. 茹でたワラビを、小麦粉水に20分浸ける
■ 備 考
アクの強いワラビは、アク抜きが欠かせない。
そのアク抜きは、重曹を使うのが一般的。茹でて重曹に漬けておけば一晩でアクが抜けるが、抜けきらなければ水を替えてもう一晩置く。
ただし茹で過ぎたりして柔らかくなると、ご飯・煮物・汁物・揚げものなど他の料理に使えない。
そのため、お湯が沸いたら火を止めて重曹を入れ、粗熱が取れてからワラビを入れたりもする。
柔らかくなりすぎる一因に、重曹が多過ぎるというのもあるようで、ごく少量の重曹でアク抜きすることで柔らかくなりすぎるのを防ぐことができる。重曹を使わず、塩水で茹でて小麦粉水に浸けるやり方だと、完全にアクは抜けないが、食感が保たれ、時短にもなるらしい。


4. 茹でたワラビの食べ方---味噌・酢味噌・梅味噌・クルミ和え
アク抜きしたワラビは、手前味噌でいただくことが多い。他に出汁醤油・ワサビ醤油で食べたり、酢味噌梅味噌和えやクルミ和えにしたりもする。
糠床に漬るのも美味しい。
加熱調理する料理に使う時は、アク抜きの際、茹で過ぎないように注意する。
ワラビご飯
ワラビと厚揚げの煮物
わらびの味噌汁
天ぷら・かき揚げ(わらびとタマネギのかき揚げ)
ワラビとゴボウ・マイタケ・アサリの卵とじ

R3.4/8 ワラビと手前味噌

R7.4/29 コシアブラタラの芽・ワラビと梅味噌

H26.4/16 タラの芽とワラビのクルミ和え

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