平成19年1月 三が日で110km |
■ 1月2日 佐賀城本丸ウルトラマラソン・復路75km
|
佐賀城本丸ウルトラマラソン・レポート |
正月恒例走り初めとして定着した感のある、佐賀城〜名護屋城ウルトラマラソンに今年も参加した。“大会”とは言っても葉隠走友会“全”メンバーの2人に北九州ウルトラRCメンバーら、極々内輪の練習会のような物である。元旦は佐賀城から名護屋城まで、2日はそのコースを名護屋城から走る。昨年同様、元旦に唐津線の鈍行に乗り、ビールを飲みながら佐賀から唐津へ移動して名護屋の民宿で合流、早速初日の打ち上げに加わる。
2日、AM5時過ぎに民宿をスタート。小雨は降っていたが、気温は去年よりも高く、走りやすかった。復路の名護屋〜佐賀城は、川浪・澤田・西田・植村の4人が走り、永尾さんがサポート、また途中で2人合流する。全員二日酔いなので、ペースは遅め。浜玉町くらいまではコンビニも多く、一緒に休憩を取ったりしていたが、七山村辺りではバラバラになった。観音峠の手前でようやく4人が揃い、歩いて峠を越えた。雨はいつの間にか上がった。スタートして約6時間、ちょっと腹が減ってきた。
峠からの下りも、全員あまりペースが上がらなかった。8時間ちょっとで古湯温泉着。ここから佐藤先生・坂本さんが加わった。ゆっくりと走り出す。しかし途中合流の二人が、じわじわとペースを上げていく。意地になって付いていった。きつくなって熊の川温泉で休憩。その後も徐々にペースを上げる坂本さんに付いていって、9時間半で道の駅大和に着いた。さすがに足が動かなくなった。離されまいと何とか付いていったが、佐賀駅を過ぎてガス欠、足が動かなくなった。自販機でココアを買い、最後は西田さんと一緒に走り、11時間29分で佐賀城本丸鯱の門にゴールした。
全員ゴール後、極楽の湯へ行き、その後、焼き鳥かちがらすで打ち上げ。今日もしっかり飲んで、そのまま佐賀泊まり。
|
|
■ 1月3日 北九州ウルトラRC新春ラン・企救半島一周35km
|
AM6時過ぎにチェックアウト、北九州へと戻る。ちょっと早過ぎて、スタート1時間前に小倉駅着。今年の新春ランは会員外の参加が少なく、集まったのは13人だった。10時に小倉駅をスタート。
スタート直後は日も差して暖かかった。しかし脚の筋肉はパンパンに凝り固まり、思ったように走れない。10号線を下り、寺迫口から県道25号を沼から新門司へ。少しアップダウンが出てくるが、情けないことに上りでは足が動かなかった。後方をゆっくり走る。それに対し、昨日一緒に走った西田さんは、元気に休まず走っている。やはり練習不足は隠せない。約2時間半で猿喰着。腹が減ったので肉まんを食べた。ここから石塚・椿トンネルへとダラダラの上り坂、いよいよ足が動かなくなった。友達にメールを打ちながら歩いて上った。石坂トンネル・椿トンネルを越え、桜トンネル手前で前方の集団に追い付き、ここだけはなぜかムキになって上り坂を一気に駆け上がり、門司港・上野さんのエイドに到着した。今年も甘酒・缶ビール・パン・果物・らっきょうなどがふんだんに用意され、早速缶ビールをいただいた。約20分休憩。門司港から小倉駅までは自由走、一人でとぼとぼ走った。それでも前方にメンバーを見つけると、じわじわと差を詰めて抜いていった。ゴールが近付き、徐々にペースも上がって、4時間55分30秒で小倉駅にゴールした。
彌益先生のクリニックで着替え、それから小倉食堂で打ち上げ。走力がた落ちだが、一応二日間とも走り切れて一安心。今日もまたビールが美味かった。
|
|
第26回 いぶすき菜の花マラソン |
■ 1月14日 練習不足、体重増加で、予想通りの自己ワースト
|
毎度のことだが、12月になると宴会続きで体重が増えてくる。正月の走り込みで少しずつ体重を落とすのだが、今年は全然減らず、ベストを5kgも上回ったまま指宿へと乗り込んだ。無理もない、先月・先々月でわずか11日、190kmしか走っていないのだから。7回目となる菜の花マラソンは、最悪のコンディションで臨むことになった。
今回はとり正のマスター等と一緒に、指宿海上ホテルに泊まったが、部屋はVIPルーム。前夜、散々飲んで、当日目が覚めた時には鏡を見なくても顔が腫れているのがわかった。
朝食を摂り、日の出の写真を撮って、8時前に会場へ。いつものように多くのランナーでごった返していた。アップもせずにスタート地点へ移動。雲一つ無い快晴だったが、冷たい風が吹き、足が痺れてきた。AM9時、今年最初のフルマラソンがスタートした。
約1分でスタートゲートを通過、いつもと変わらぬ渋滞に巻き込まれる。調子が良ければ歩道を走ったりでじわじわ前に出るのだが、それだけの元気はなく、集団の中でおとなしく走った。その横を、初代走るウルトラ飲兵衛氏が抜いていく。付いていこうにも追いつけなかった。最初の5kmは29:16、スタート時のロスを考えてもこのタイムはかなり悪い。農免道路のアップダウンもペースは上がらない。上りきると池田湖・開聞岳が見えてくる。天気がいいので眺めも良くて気持ちいい。しかし足は動かない。10kmまでの5kmも26分台だった。そして早くも両足にマメができた。その時、オレンジの風船が見えた。4時間のペースアドバイザーだった。焦ってペースを上げたが、5kmのラップは25分前後。中間点を過ぎて、トイレに駆け込む。これでまたロスし、20km以降は5kmに28分前後まで落ちた。山川駅を3:10で通過、ギリギリ4時間か。山川駅からの上りを何とか走り切り、あとは温泉街へと下って、そこからゴールまで4km。いつもならラストスパートというところだが、マメの痛みも加わって、それもきかない。結局最後は1km6分ペースまで落ち、3:53:10でゴール、指宿でのワーストだった。
|
大会当日の日の出(指宿海上ホテル横にて) |
満開の菜の花(運動公園) |
ズラッと並んだ蒸し器(総合体育館) |
|
情けないことに血マメが、、、 |
|
|
|
菜の花マラソンの後、なかなかマメが治らず、2週間で3日走るに止まった。体重は60kg前後で減る気配がない。27日は、三瀬村へ。駅伝から逃げるように、と言った方が正解か。そんな邪な考えだから、、、給油して出発しようとしたらパンクしていた。タイヤ交換などで手間取り、三瀬村に着いたのは19時だった。今日の宿は、“百姓ランナー”藤瀬さんの 農家民宿具座、集まったのはいつもの走る飲兵衛ばかり、ということで例によって飲み過ぎて、記憶が飛んだ。
つい2日前に煙突工事の終わった薪ストーブのおかげで、2階の部屋はぽかぽか、朝まで爆睡した。目が覚めて窓の外を見ると、真っ白、何となくウキウキしてくる。じっとしているのは勿体ない、鬼ヶ鼻岩まで走ろうということに決まった。昨日のシシ鍋で作ったおじやを食べ、9時過ぎに具座をスタートした。しばらく走ると道路も真っ白。雪を踏むサクサクという音が心地よい。あっちこっち寄り道しながらのんびり走った。吉野山キャンプ場からはざっといかんばい林道マラソンのコースを上り、高山十字路はそのまま直進。椎原峠〜鬼ヶ鼻岩の分岐点までの1.3kmは、2-3cmの積雪だった。時折日が射して、素晴らしい雪景色だった。具座をスタートして1時間40分で鬼ヶ鼻岩に到着した。正面には雪化粧の脊振山が見える。しかし花崗岩一枚岩の山頂には、氷も張って滑り落ちそうで怖かった。記念撮影して直ぐに下山。ところが遅れていた二人が上ってきたので、再び鬼ヶ鼻岩へ。先ほど見えていた脊振山は今度はガスがかかっていた。帰りは具座まで直行。暖冬のせいか、雪が解けるのも早かった。2時間41分で具座に戻った。五右衛門風呂で体を温め、具座で昼ご飯を食べて帰った。
|
具座の周りもうっすら」雪化粧 |
雪の積もった道を走る(藤原にて) |
高山十字路の先は積雪4-5cm |
脊振山も雪化粧 |
鬼ヶ鼻岩で記念撮影 |
早く具座に戻って、五右衛門風呂で暖まろう |
|
|
■ 1月29日 新しい靴とランナップ−−−果たして活躍の場は?
|
1/28、三瀬の帰り、せっかくなので ランザローテに寄った。ウルトラや長距離マラニックなどに履いていた靴が、2足ともかなり底がすり減ってしまい、買い替えである。いつもはASICSの重たいKAYANOを買うのだが、長持ちしない。その点、GEL1100は長持ちした。今回はGT-2120
NY。SWがなく、26.0cmを購入。ついでにNBとソルボのインソールも購入。
1/29には、ランナップが届いた( ランナップおじさんの店)。樹脂製のゼッケン留めで、簡単に着脱できる。安全ピンのようにTシャツに穴を開けることもなく、また長時間着けていても錆びたりしない、なかなかの優れものである。
あれこれ道具は揃った。あとは、走る時間をどうやって捻出するか、モチベーションを高めるかだが。結局今月も、200kmをちょっと超えるに止まった。昨年の約半分、ここ5年間でも、最低の距離だった。
|
GT2120、インソールはNEW BALANCE |
ゼッケンを止めたところ(白)
裏から見ると、こんな感じ(左、青) |
|
|
今月の記録 |
走った日数 |
月間距離 |
平均 |
1月からの累計 |
11日 |
236.9km |
21.5km |
11日 |
236.9km |
|