萩往還が終わって燃え尽きたわけではないが、やや練習量が減っている。長い距離は5/26の玄海・津屋崎だけだった。天体界道にちなんおろちを控えてちょっと焦り、金剛山へのマラニックに出かけた。金剛山に行くのは初めてだが、昨年11月、クラブの練習会で金剛山マラニックが行われており、会報に載った案内にも欅谷コースはマラニックに最適と書いてあったが、、、
13時にスタートしてまず市瀬林道へと向かう。雲一つ無い快晴だったが、林道には木陰が多く、気持ちのいい風が吹いていた。数人のランナーとすれ違う。市瀬峠を越え、河内貯水池へと下り、田代から畑トンネルへと上り、畑貯水池への道を下る。欅谷登山口まで約18km、2時間とまずまずのペースだった。
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金剛山頂から玄界灘・芦屋方面を望む |
ここから林の中の登山道、尺岳から下りてきたのだろう、何組かの家族連れとすれ違ったが、走っている人間はいない。20分ほどで四方越の分岐点。ここから金剛山へは細い尾根づたいの道が続く。殆ど誰も入っていないようだ。落ち葉が積もって滑りやすく、いくつものアップダウンを越えるが、所々ロープが張ってあるなど、傾斜は厳しくとても走れるような所ではない。マラニック向きといった人を恨んでも仕方ない、にちなんおろちを控え、とにかく足を痛めないように注意して走りきるしかない。登山口から悪戦苦闘1時間、ようやく標高562mの金剛山頂に着いた。狭い山頂で木が多く、眺めはよくないが、遠くに玄界灘が見える。ボートを出せば気持ちよかっただろうなぁ。
10分ほど休んで出発、金剛院方面へと下るが、ここもまたずーっとロープが張られている。滑り落ちるように下り、ようやく少しなだらかになったかなと思ったら、今度は石段、というより大きな石ででこぼこ道。下手に走れば、足をひねりそう。
林を抜けて金剛登山口に出た。林道が終わってようやく平坦な道と思ったら、再び強い日差しに照りつけられる。フラフラになって家に辿り着いた。全行程36km、4時間45分、レース1週間前に走るような所じゃない!
家に帰って会報を見直した。「一部急な下りがあり、軍手、長袖シャツ、長袖パンツ着用」と書いてあった。