11/27博多で研究会があり、その後、チーム100メンバーと二升瓶で飲んだ。発表が終わってホッとしたのか、夜中2時過ぎまで飲んでいた。翌日、篠栗町で九州森林マラソンがあるというので一緒に飲んでいたEさんの車で会場の篠栗町総合運動公園(カブトの森)へ向かった。ゼッケンは着けず、同じコースをゆっくり走ってみようと思ったのだが、参加予定だったEさんが二日酔いで走りたくないというので、そのゼッケンを借りて走ることにした。もちろん自分も二日酔い。
会場に着いて、軽くウォーミング・アップ。足の状態はまずまずだが、喉が渇く。水をがぶ飲みして、10:20にスタート。コースはカブトの森から林道を上がって、米の山山頂で折り返す16km、高低差は500m。
まだアルコールが残っているのだろうか、スタート直後から気分はハイで、快調に上っていった。だんだんと勾配はきつくなるが、あまりペースは落ちない。エイドで立ち止まったり、歩いたりせず、山頂まで一気に駆け上がった。山頂までの8kmは予想を上回る45分、順位は24位くらいだった。博多の町を眺めながら呼吸を整え、今度はカブトの森へと下る。周囲のランナーはもの凄い勢いで下っていくが、それにつられて自分もスピードが上がった。1km4分を切るサブスリーペースというのを味わった。もちろんカーブが多いので、減速しないといけないし、そんな時は足をつりそうになる。会場に近付くとコースはほぼ平坦になる。惰性ですっ飛ばしたので、足が動かない。背後には女性のトップが迫っていた。ゴールテープを自分が切るわけにいかない。必死に走って、女性トップの10秒前にゴールした。タイムは1:16:00、完全に二日酔いは吹っ飛んだ。
これを機に、二代目走るウルトラ飲兵衛を勝手に名乗ることにした。
九州森林マラソン2004inささぐり大和の森完走証