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ゴミ袋を持って清掃開始(撮影:見野様) |
8月下旬に無理して走った影響か、疲れがたまってしまい、9月に入って走らない日が続いた。ちょうど9/5に勝浦浜砂浜清掃があり、北九州URCメンバーに声をかけて、清掃後に成田山を越えて波津まで走ることにした。
勝浦浜など津屋崎町の海岸は、ウミガメが産卵に来ることで知られている。玄海100kmは終盤90km過ぎでその勝浦浜3kmを走り、時間によっては夕陽を見ながらと言う、コース後半のクライマックスである。ウミガメとランナーのために海岸をきれいにしようと、27人が参加した。先日8/30の台風16号で多くのゴミが打ち上げられ、2時間半の作業で90袋分のゴミが集まった。ロープなど漁具が多いが、ハングルの書かれたペットボトル、電球類、中には便器、動物の顎の骨など、様々なゴミが集まった。
しかし予想以上にきつかった。ゴミを拾うのに何度もしゃがみ込み、また砂浜だったので歩くのも楽じゃない。水を持っていかなかったのも失敗だった。清掃作業後は塩浜公民館で昼食。弁当が出るとは知らず、コーン・マフィンをたくさん焼いていったので、みんなにお裾分けした。この後、主催の山下さんや江口さん、田中さんは引き続き見坂峠清掃へ向かわれた。
清掃作業後、大庭さん、岡さん、西田さん、前村さんと12:45に塩浜公民館をスタートした。波津までの約20km、玄海100kmのコースを逆送することになる。まずはきれいになった勝浦浜へを気持ちよく走る。しかし清掃作業の疲れで、なかなかペースが上がらない。神湊、さつき松原、浜の上公民館などで休憩を取りながらのんびり走った。波津から成田不動尊への上りにかかる。この辺自販機もなく、坂もきつかったし、時間に余裕もあったのでしばらく歩いて上った。途中からラン&ウォークに切り替え、最後は一気に走って上った。坂を上りきると、眼下に芦屋から波津にかけての海岸が見渡せる。玄海100kmの中で最も眺めがいいところ。ここから下ったところに売店がある。ここのところてんを楽しみにしていた。喉ごしがよく、酢醤油の酸味で疲れが取れるような気がする。成田山を下り、芹田の交差点を左折したところ、前方から走ってくるランナーが見えた。二升瓶の大将、酒井さんだった。今年初参加のランナーを連れて試走しているところだった。
小径を抜けて、3:20で波津の海岸に到着した。八幡屋で風呂に入って汗を流し、その後の生ビールの美味かったこと!
せっかく砂浜清掃を行ったのだが、この二日後にはまたも台風18号の直撃を受けてしまうのである。またゴミだらけの海岸に戻ってしまうのだろうか。