平成17年4月 萩往還まで1ヶ月−脊振山、玄海100kmとハードな練習が続きます |
■ 4月2日 脊振山越えで三瀬入り
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昨年のさが桜マラソンでは、大会後に三瀬峠を越えて西新まで走った。しかし満開の桜とビールに後ろ髪を引かれる思いだった。そこで今年は大会前日に三瀬村まで走ることにした。当初の予定では、西新から三瀬峠越えする予定だったが、通行量が多くちょっと危ない。そこで脇山から椎原峠か脊振山越えで三瀬村まで走ることにしたが、天気が悪そうなので道の良い、脊振山越えをすることにした。距離は29.5km、標高差は950mと、かなりハードなコースである。一緒に走るのは昨年三瀬越えをした前村さん、車でのサポートは江口さんにお願いした。
博多駅で江口さんと合流、途中ランザローテに寄って靴(ASICS GEL-1100 SW)を買い、早速履いて走ることにした。それまでトレーニングには主にGEL-MILLE-1080
SWを履いていたので、違和感は全くない。
早良区脇山をスタートしたのは14:54。まずは板屋峠まで約9kmの上り、標高差は約550mある。だらだらの上りが延々と続くが、新しい靴で気分も足も軽く、ほぼ1時間で標高653mの峠に着いた。缶ビールを1本飲む。峠から2.2km下ると、自衛隊道路の分岐点。麓に比べだいぶ気温も下がってきたのでウィンドブレーカーを着て、直ぐにスタートした。ここから脊振山頂までの4.9kmで一気に470m上ることになる。自衛隊道路は未舗装のところも多い。雪が残っているところもあった。それでも休まず走り続け、スタート後約2時間で山頂下、脊振村方面への分岐点に辿り着いた。前村さんの到着を待って脊振山頂へと向かう。曇っているが、福岡市内最高峰、脊振山1054.6mからの眺めは素晴らしかった。山頂では石灯籠が倒れていたが、福岡県西方沖地震のためだろうか。江口車の所まで下り、江口さんの用意してくれたカップラーメンで体を温めた。ここから脊振村田中まで、今度は約6kmで500mは下る。途中、三瀬から走って迎えに来てくれた藤瀬さんと合流。雨が強くなってきたが快調に下り、3時間52分で三瀬村にゴールした。コースはかなりハードだったが、車は少なく、ウルトラのトレーニングには最適だった。
ゴール後、三瀬温泉で体を温め、藤瀬さん宅で打ち上げ、明日のハーフがどうでもよくなってきた
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脊振山越え |
左がこの日買ったGEL1100、右はGEL KAYANO XI |
ようやく咲き始めた桜(脇山にて) |
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平成17年4月3日 2005さが桜マラソン |
■ 4月3日 脊振越えのダメージで、昨年タイムを大きく下回る
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昨日は飲み過ぎた。気分が悪い。8時半過ぎ会場着、早速トイレに駆け込んだ。ウォーミング・アップもせず、スタート地点へ。10:15スタート。やや横風が強い。途中で雨も降り出したが、直ぐに止んだ。最初の5kmは23:52で、昨年より約1分遅れ。その後も5km24分前後とペースは上がらない。結局昨年より6分半遅れの1:39:32でゴールした。
終わってからやまびこJC、太宰府走ろう会合同の花見に参加。ゆっくり飲めるのが嬉しい。来年も前日峠越えで参加することにしよう
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平成17年4月10日 第15回鬼たいじマラニック |
鬼たいじマラニック完走記&写真集 |
■ 4月10日 雨のはずが快晴、、、暑かった鬼たいじマラニック
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寒かった3月から一転、夏日が続き、桜も一気に満開となった。前日、新幹線で岡山へ行き、瀬戸大橋線で茶屋町へ。買い物に行ったスーパー横の桜も満開だった。
大会当日、午後から雨になると言う予報だったが、快晴。前半は造山古墳から備中国分寺などほぼ平坦なコースを走る。日差しを遮るものはなく、かなり暑くなってきた。宝福寺から少しアップダウンが出てくる。大会名物、焼きそばのエイド砂川公園は21km。胃の調子は良く、焼きそばを2杯食べた。ネイチャーに備えた調整か、ふじもっちゃんとたらさんものんびり走られていた。しっかり腹ごしらえして中盤の山場、鬼ノ城へと向かう。最初は頑張って走っていたが、さすがに坂がきつくなり、途中から歩いた。その分頂部からの眺めは素晴らしかった。ここまでスタートしてから約3時間。山頂付近のトレールは石がごつごつしているところもあったが、比較的軽いアップダウンで走りやすかった。鬼ノ城からの下りは、弟の兄さんが「一気に奈落の底に落ちていく」と言われていたが、滑りやすくて怖かった。雨が降ったら大変だっただろう。一般道に出ると、足守までは再び平坦なコースとなる。暑い。4:20ほどで足守に到着。花見客が多く、焼肉の臭いが立ちこめていた。桜並木の下を走り、龍泉寺へ。再びきつい上りが始まった。走る気力はない。早足で上っていったが、それでもきつくて吐き気がしてきた。ほぼ5時間で40kmの龍泉寺に到着。滝の水で顔を洗った。境内にあった手水鉢の水も冷たくて気持ちよく、頭からかぶった。ここから最上稲荷奥の院までの最後の上りも殆ど歩いた。奥の院を過ぎてから久しぶりに走った。砂川沿いは桃が満開だった。早くもゴールしたダブルさんと浪越さんが、缶酎ハイを手に歩いてくる姿が見えた。その缶酎ハイを一口いただいた。結局最後まで雨は降らず、向かい風にも苦しめられながら、6:11:44でゴールした
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鬼たいじマラニック |
前半はのどかな田園地帯
備中国分寺五重塔 |
32km付近の満開の桜
遠くに見えるのが鬼ノ城 |
詳しい完走記と写真は鬼たいじマラニック完走記 |
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■ 4月15日 萩往還A77
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萩往還のゼッケン通知が届いた。ラッキー7のゾロ目。なかなか良い番号だが、かえってプレッシャーになる
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平成17年4月17日 福岡県西方沖地震被害点検・玄海100km葉桜ラン |
玄海100km葉桜ランレポート |
■ 4月17日 100km練習会でハンガーノック
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3月20日に発生した福岡県西方沖地震。このような大地震が起こるとは思っても見なかったし、大きな揺れを初めて体験した人も多かったのではないだろうか。地震に対する備えも万全ではなかっただろう。毎年9月に開催される玄海100kmウルトラマラソンのコースに地震の被害はないか点検ランをしようと玄海蒼穹さんの呼びかけに、ゆきひろ父さんが駕与丁公園やランザローテで声をかけて3人、北九州ウルトラRCから5人が集まった。このうち6人は萩往還250kmにエントリー、140km・70kmが各1人。また昨日は日田や糸島半島などで50-60kmの練習会が行われたが、連チャンが4人と強者揃いであった。
当日朝の気温は6-8℃、9月に比べたらだいぶ冷え込む。AM4時半、ウィンドブレーカーを着てスタートした。先々週は脊振山、先週が鬼たいじマラニックと、山ばかり走っており、疲れがたまっていた。疲れているのは自分だけではなかったようで、10km過ぎに澤田さんが転倒した。ケガの処置で寄った脇田温泉近くのコンビニで、サポートの初代走るウルトラ飲兵衛・江口さんと合流。
前半の難所、間夫峠を上がったところで、江口さんの相棒、ハリスホークのヤマト君と初対面。力丸ダムへと下ると、桜が満開だった。スタートして約6時間、42.2km・脇野橋コンビニに着いたところで昼食。1本目の缶ビールを飲む。ここまでは集団走としていたが、ここからは自由走となった。ゆきひろ父さん・りょうじさん・shinakoさんとともに先頭グループで走っていたが、睡眠不足できつくなってきた。60km・田久桜公園で西田さんが合流。ベンチで一眠りしようとしたが、ゆきひろ父さんの行くよの声に渋々着いていった。地蔵峠下からはラン&ウォーク、峠を越えたところに江口さんがいて、しゃがみ込んで寝ようとしたが、またもゆきひろ父さんに起こされた。何とか成田山までは着いていった。
成田山ではトコロテンを食べたが、これが失敗だった。成田山からの長い下り、スピードが上がらず、後から来たshinakoさんにすーっと抜かれ、着いていけない。ハンガーノックで道ばたにしゃがみ込む。しばらくして大庭さんが来たので、カロリーメイトを分けてもらい、何とか動けるようになった。海沿いの道まで下りたところで一眠り。鐘崎でコーラなどを飲み、ようやくまともに走れるようになった。何とか勝浦浜の夕陽にも間に合った。ここまで地震の影響は見られなかったが。。。
塩浜側の出口は工事中で積み上げられた鉄骨の上を歩く。塩浜から津屋崎までの退屈な道も、地震の影響で一部車両通行止めだった。工事の予定は9月末までとなっており、今年の玄海100kmは、最後迂回しなければならないだろう。スタートして15時間11分で津屋崎にゴール、早速潮湯へと向かった。
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玄海100km葉桜ラン |
雲海(若宮町黒丸) |
満開の桜の下を走る(力丸ダム) |
詳しい練習会レポートは玄海100km葉桜ラン |
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■ 4月23-24日 宗像ユリックス24H駅伝−−−チーム100“アルコールパワーズ”
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宗像ユリックス24H駅伝 |
24時間で飲んだ缶ビール120本! |
玄海葉桜ランの後も2回走って300kmに届いた。昨年も萩往還直前の4月は314kmだったので、無理せず疲れを抜けば良かった。しかしチーム100から声がかかり、久しぶりに24時間駅伝に参加した。
どうも駅伝は余計なプレッシャーがかかり、あまり好きではない。今回はメンバーも多いし、料理でも作りながらのんびりするはずだった。チームの名前も「アルコールパワーズ」、走るより飲む方を優先、だと思っていた。しかしいざ本番となると気合いが入る。一周800mのコースを24時間で300周以上が目標だった。夕方、会場に着いてまず5周、夜に9周、夜中に10周。一周4分を切るのがノルマ、3分半くらいで走ったが、玄海葉桜ランの疲れが抜けていないのか、段々ペースが落ちてきた。夜が明けてまた10周、さすがに足が動かない。最後に3周。疲れと睡眠不足だけが残ってしまったようだ
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■ 4月30日 準備不足で萩へ
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いろいろと慌ただしく、24時間駅伝後は、29・30日の二日しか走らなかった。月間距離は昨年を上回り377kmになったが、目標の400kmには届かなかった。それより後半無理した疲れが心配。寝るのも毎日3時前後と、睡眠不足も心配。
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今月の記録 |
日数 |
距離 |
平均 |
1月からの累計 |
15日 |
377.0km |
25.1km |
63日 |
1369.0km |
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