三代目走るウルトラ飲兵衛のランニングダイアリー2005

平成17年1月 寝坊、無気力、、、
■ 1月1日 寝坊その1---雷で目が覚めた
 元旦は博多のチーム100メンバーと大濠公園を走る予定にしていた。しかし前日の天気予報では雪、博多まで行くのは無理かなと思っていた。
 AM7時頃、もの凄い雷鳴で目が覚めた。雪でアッという間に真っ白になった。高速は通行止めとなり、予定通り(?)博多行きを取り止め、ニューイヤー駅伝を見た。というと天気が悪かったためと言うことになるが、実は集合時間はAM7時、寝過ごしたのを雷にたたき起こされたのだった。小雪の舞う中、博多のメンバーはちゃんと走ったらしい。
 幸い駅伝が終わる頃には雪もやみ晴れ間も覗いてきたので走りに出た。例年正月は畑トンネル越え30-35kmのLSDをしていたが、雪が残っており、畑貯水池を一周して引き返してしまった
■ 1月3日 寝坊その2---北九州ウルトラRC新春ランに遅刻
 新年早々たるんでいる。この日の練習会はAM10時スタートで、企救半島をぐるっと回る35kmのマラニック。ところが目が覚めたのは9時過ぎ。またも寝坊である。携帯を病院に忘れてきてメンバーに連絡の取りようがなく、取り敢えず小倉に向かった。
 1時間遅れのAM11時、たった一人でスタートした。22km過ぎ、門司港での合流を目標に、コンビニ休憩を取らず、後を追った。曇っていて気温は低く、体が温まって調子が出てきたのは6kmの湯川を過ぎた頃だった。16.7km、猿喰のコンビニで休んでいるメンバーを発見、追いついたのはスタートして1時間38分後だった。
 6kmほど走ると門司港。上野さんの店の前には去年と同様、たくさんの甘酒・おにぎり・果物などが用意されていた。缶ビールもあり、だいぶ汗をかいたので2本いただいた。30分ほど休んでスタートしたが、体はすっかり冷え切っていた。最後、小倉駅までは自由走となる。寒かったので少しスピードをあげたら、マメができてしまった。遅刻して散々な目にあったが、3時間57分で小倉駅にゴール、正味3時間15分くらいだった。
 この後、1/5に1回走っただけで、指宿へと向かうことになる。無気力、練習不足、しんどいレースになりそうだ
新春ランスナップ---門司港・上野さんの私設エイド

甘酒・おにぎりなどに群がる

集合写真
平成17年1月9日 第24回いぶすき菜の花マラソン
■ 1月9日 きつくなった菜の花マラソン新コース
 1/8、名古屋の浅井さん、北九州ウルトラRCの西田さん、前村さんと指宿へ向かった。鹿児島市内で渋滞したものの、19時には指宿のサクラ荘に着いた。素泊まりで食事はとり正の大将達が準備してくれていた。ビール・焼酎をしっかり飲み、寄せ鍋で腹一杯になった。長距離運転の疲れで10時過ぎには寝た。
大会当日は、AM6時過ぎに目が覚めた。風が強くて、かなり寒く感じられる。雪が舞った初フルの2001年の大会を思い出した。長袖・ロングタイツという人が多かったが、半袖・スパッツとした。会場までは歩いて5分ほどだが、今年からスタート地点が変更になっている。寒かったので、トラック2周してからスタート地点へと移動した。
ゴール

きつかったぁ、、、(撮影:上野さん)
 9時に号砲がなって2分後にはスタート地点を通過したが、その後の渋滞は相変わらず。最初の5kmに29分かかった。スタート地点の変更で上りが始まる前だった5km地点が、今年は上りの途中になった。今までより長く走るような気がして精神的にきつく感じられた。幸い池田湖への上りは追い風となり、5km以降の5kmは23分台で走れた。
 27kmからの新コースは国道へ向かわず、海岸沿いの道を走る。眺めはいいし、狭い歩道を走ることもないので走りやすい。しかしアップダウンはきつくなっている。しかも強烈な向かい風を受けて、どんどんスピードが落ちた。最後の難所、山川駅先の上りが遠くに見えたが、そこまでが遠かった。それでも何とか先月の青島太平洋を上回るペースで走り、3:34:30でゴールした。ネットタイムは昨年より少し悪かったが、ゴールタイムは指宿でのベストだった。
 ゴール脇で後続のメンバーを撮ろうとカメラを構えていたが、体が冷え切った。メンバー全員がゴールした後、ぜんざいを2杯食べ、湯の児温泉へと向かった。寒かったはずである。指宿スカイラインではみぞれも降って周りの山は雪化粧していた
■ 1月10日 1万分の1
 AM5時起き、6時に旅館を出発した。出水までは30分で到着、まだ真っ暗だったが、遠くでツルの鳴き声が聞こえた。越冬地として有名になった出水には、1万羽を越えるツルが飛来してきているが、今年はその中にたった1羽、タンチョウヅルが迷い込んでいると聞いていた。
 夜明けとともに多くのツルがねぐらから飛び立っていったが、暗くてツルの種類まではわからなかった。地元の人による餌撒きが終わると、また何千羽ものツルが戻ってきた。明るくなって色が識別できるようになり、寒さに震えながら写真を撮っている時だった。白いツルがいると言う声が聞こえた。確かに体が白くしっぽは黒い。慌ててシャッターを押したが、1枚取ったところで大集団の中に紛れ込んでしまい、姿が見えなくなった。
 前日の菜の花マラソンではダッチオーヴン仲間がコース途中で声をかけてくれたが、あの時も1万分の1だったんだなぁと、感激してしまった
出水のツル

朝食をついばむナベヅルの集団の中にタンチョウヅルがいた(ほぼ中央)
餌をついばんでいるのだろうか、残念ながら首は写っていない
■ 1月23日 寒くてハードな貫山林道〜井手浦林道〜麻生林道マラニック
 菜の花マラソン後、少しまじめに走るようになり、何とか200kmを越えた。
 この日のマラニックは、来月の北九州ウルトラRC練習会コースの試走である。60歳で萩往還250km初挑戦初完走された西田さんが考えたコースは、予想以上にハードだった。
 雨の中、JR朽網駅に集まったのは北九州組が7人、博多のチーム100組が6人の総勢13人。このうち風邪気味の野口さんが石原町駅までの約20km、昨日還暦を迎えた峯さんはJRで石原町駅へ移動して25km、残り11人が45kmと賑やかな試走会になった。駅近くのコンビニで食料などを調達し、9:30にスタートした。1kmくらいで貫山林道へと左折、きつい上りが始まった。後続を待つため、分岐点などで小休止しながら走る。かなり汗をかいたので、ちょっと休んだだけでも直ぐに体が冷えてしまう。雨は小降りになったが、吐く息で直ぐに眼鏡は曇り、ガスもかかって見通しが利かず、走りにくかった。一部未舗装の林道には所々雪も残り、ぬかるんで滑るし冷たくて足先の感覚がなくなっていく。休憩時間込み1時間45分で井手浦林道への分岐点に到着。井手浦林道は狭い未舗装の道が続き、雪も多くて難儀した。それでも殆ど下りだったので、先頭グループの山元さん、江口さん、倉掛さん等はかなり飛ばしたらしくアッという間に姿が見えなくなった。40分くらいで林道を下り、2時間25分で井手浦浄水場横を通過、そこから10分ほど走ったところのスーパーで休憩した。石原町駅で休憩していた山元さん等と合流したが、石原町駅スタートの峯さんは、早くにスタートしたようで、携帯は圏外で通じなくなっていた。櫨ヶ峠トンネルを越え、道原に3時間15分で到着し、自販機で飲み物を購入。この先の麻生林道はいつもナイトランで走るコースだが、既に標高450mの林道を走ってきた足には、かなりきつい上りだった。ここにも所々雪が残っていたが、舗装されているので走りやすかった。林道の終点近くでようやく峯さんに追いついたが、途中で道を間違え菅生の滝に行ってしまったそうだ。約8kmの林道を50分で走り、スタートから約4時間30分。田代まで来ると、畑トンネルまで約2km上るだけ、ナイトランの時も一番ホッとできるポイントである。トンネルを越えて、畑貯水池・中畑橋まで一気に下った。ここでほぼ6時間。残り約4kmなので、予定よりもだいぶ早くゴールできそうだ。畑貯水池からは黒川沿いを走った。ここまで来てようやく晴れて暖かくなってきた。6時間27分で無事とり正に到着した。最後尾の江口さんと西田さんがなかなか戻ってこず、30分くらい遅れてゴールされたが、どうやら酒屋を見つけて一杯やっていたらしい。
 風呂に入って冷え切った体を温めたら、腹が減ってきた。とり正での打ち上げは22時頃まで続いた
貫山林道〜井手浦林道〜麻生林道マラニック '05-01

雨の中、朽網をスタート

雪の残る貫山林道を走る(野口、江口、西田、渕上)

こちらは井手浦林道(前村、岡)

ゴール近くになって、ようやく晴れた(峯)
とり正での打ち上げ

前日誕生日の3人:左が還暦を迎えた峯さん
右は翌日が誕生日のとり正の大将
■ 1月31日 暴風雪警報
 レースは暑い日より寒い日の方がどちらかというと好きである。しかしトレーニングとなると、あまり寒すぎるのは好きではない。月末になって寒波が来襲、九州でも雪が降った。休みたかったが、今月はフル1回、マラニック2回でもまだ300kmに届いていない。
 そこで最後の日曜日に畑貯水池〜畑トンネル〜市瀬林道へと向かった。最近練習会などで田代側から上がることが多く、畑貯水池側からは久しぶりだった。長い。田代から河内へ下り、市瀬林道へ。途中、工事中・車両通行止めの標識が立っていた。人間は大丈夫だろうと上っていったが、重機が入って作業しており、通り抜けられなかった。仕方なく引き返したが、当初予定の30kmより7km余計に走ることになった。
 何とかこれで300kmは越えた。しかし萩往還250km仲間は400kmとか800kmとか走っている。翌日から本格的な雪になった。風も強くて厳しい寒さになったが、走りに出た

今月の記録 日数 距離 平均 1月からの累計
17日 345.0km 20.3km 17日 345.0km
ランニング日記2005
1月 寝坊
  いぶすき菜の花マラソン
  貫〜とり正マラニック
2月 大村湾一周
  GEL KAYANO XI
  貫〜とり正マラニック
3月 勝負の3月
  岡の里名水マラソン
  雪の萩往還
  屋久島エコマラソン
4月 萩往還まで1ヶ月
  脊振越とさが桜マラソン
  鬼たいじマラニック
  玄海100km葉桜ラン
  宗像ユリックス24H駅伝
5月 ついに初リタイヤ
  リタイヤ・ショックとダメージ
  観覧舎マガジン11号
6月 練習量激減
  瀬板の森6時間走
  天体界道にちなんおろち
  ウルトラ二周年
7月 空梅雨のち土砂降り
  暑稽古!玄海試走会
  大濠チャリティーラン
8月 ピースラン
  広島長崎リレーマラソン
  長崎広島ピースラン
  マムシ
  カラスヘビ
9月 今年も100km連チャン
  勝浦浜海岸清掃&成田山
  玄海-鼻血でリタイヤ
  秋田-鼻血でも自己ベスト
10月 ざっといかんばい
  三瀬で予想通りワースト
  TARTHERCLUTCH
11月 走れない
  いびがわマラソン
12月 尻すぼみの一年
  また寝坊
  青島はDNS

月別走行距離

ウルトラマラソン写真館
大村湾一周UMサポート記
雪の萩往還練習記
屋久島エコマラソン80km
鬼たいじマラニック50km
玄海100km葉桜ラン
萩往還マラニック250km
天体界道にちなんおろち100km
広島−長崎ピースラン
玄海100kmウルトラマラソン
秋田内陸リゾートカップ100km

大会参加2005
いぶすき菜の花マラソン
岡の里名水マラソン
屋久島エコマラソン80km
鬼たいじマラニック50km
萩往還マラニック250km DNF
天体界道にちなんおろち100km
玄海100kmウルトラマラソン DNF
秋田内陸リゾートカップ100km
三瀬村ざっといかんばい林道M
いびがわマラソン

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