初リタイヤの萩往還から一ヶ月半、走ったのはわずかに10日で、144kmだった。昨年の四万十川UM前よりは少し多いが、故障でもないのによくサボったものである。昨年は萩の後も長めのマラニックを何回か走ったりしていたので、初めてのリタイヤでこうも気力が萎えるものかと自分でも呆れていた。一時は参加を断念しようかとも思ったが、青馬会RC入会後の初レースでもあり、顔だけは出そうと日南町へ向かった。
前日夕方、日南町入りした時はかなり蒸し暑く、仮眠場所の体育館も熱が籠もって寝苦しかった。当日も暑くなった。しかし去年の猛暑を思えばまだいい方だろう。足の調子は意外に良く、林道に入るまでいいペースで走れた。山の中にはいると気持ちいい風が吹いており、前半50kmを5:09で通過、去年よりだいぶ早い。ただ、昨夜飲み過ぎたせいか、腹の調子が悪く、何度かトイレに駆け込んだ。
山の中ではさすがにペースが落ちた。特に63km、多里小学校を出てから70km手前のコース最高点まできつい登り坂が続き、歩く方が多くなった。峠を越えて再びスピードアップ、80kmを過ぎて自己ベストを意識し始めた。90km過ぎ、12時間を切っての自己ベストが射程圏内。そして、昨年タイムを1時間以上短縮する、11:46でゴールした。無事完走できて一安心。練習をしていなかったのに100kmのベストタイム、ちょうど良い休養だったと言うことだろうか。