30分ほど仮眠を取って、AM2時半過ぎに出発、途中コンビニで朝食を買って津屋崎へ向かった。3時半、民宿よし田駐車場に到着、この時の気温は27℃とかなり蒸し暑かった。ゆきひろさんらと合流し、歩いて集合場所の宮地嶽神社へ。男性7名、女性6名が集まった。AM4時スタート。
スタート直後から2グループに分かれた。序盤は
前回葉桜ラン同様、先頭に立ったが、蜘蛛の巣が煩わしい。少しだけ集団と離れ、誰とも話をせず一人黙々と走ったが、早くも足をつりそうになる。見坂峠手前のうるさい犬が出てくるところだけは集団走。峠を越えたところで最初の休憩。後続を待たずにスタートした。西鞍の丘でトイレ休憩、暑かったので頭から水をかぶった。脇田温泉入口のコンビニで小休止、痙攣止めの芍薬甘草湯を飲む。この頃からだんだん暑さが応えてペースが落ちてきた。集団もばらけた。前回先頭で走りきった間夫峠も、ラン&ウォークがやっと、峠に着いたのは3:34だった。峠からの長い下り、shinakoさんと二人で下る。ようやくサポートの江口さんが現れた。給水休憩の間に沢に下りて水をかぶった。坂を下ると力丸ダムまではほぼ平坦、日差しも強い。shinakoさんに付いていくのがやっとだった。30km過ぎの自販機で先行するランナーのものと思われるお金が落ちていた。暑さでみんな思考力が低下しているのだろうか。
千石峡への下りで江口車のサポート。後続の澤田さん、峯さん、山下さんに追いつかれた。千石峡で水をかぶり、ようやく6時間かかってフルのポイント、脇野のコンビニに着いた。ソーメンを食べ、江口さんに缶ビールをもらう。リザーバタンクの氷が溶けてしまったので、1kgの氷を買って詰め替えたが、この間、他のランナーはみんなスタートしてしまい、一人取り残された。羅漢橋を渡ってしばらくしてようやくshinakoさんに追い付いた。軽快な走りが羨ましい。中間点のトヨタ九州横まで日差しを避ける場所はなく、暑くて眩暈がしてラン&ウォークで付いていくのがやっとだった。中間点、木陰もないので江口車もない。GSで休憩して、そこから赤木峠までは殆ど歩き、shinakoさんの足を引っ張っているようで情けない。赤木峠の木陰に江口車が止まっていた。缶ビールを飲み、頭から水をかぶり、ゆっくり休んだ。止めようかと思ったが、shinakoさんに急かされ、渋々スタートする。
赤木峠からの下りをやけになって飛ばしたが、この頃から山笠でできた足裏のマメが痛み出した。赤間上町のコンビニで冷たいデザートを食べたが、コンビニでの休憩では買った水を頭からかぶったり、冷たいデザートやアイスクリームを食べたりが多くなった。田久桜公園に着いて一眠りした。右足のマメをつぶしたが、これが悪かったようで却って痛みが強くなった。赤間の町を抜けたところで、江口さんがスイカを用意して待っていてくれた。冷たいスイカが美味かった。shinakoさんには先に行ってもらい、遅れてスタートした。前方に見えた峯さんが蛇行していた。それを見ている自分も蛇行していた。お互いほぼ徹夜なので仕方ない。きつかったので65kmエイドがあるホタルの公園で休むことにした。ベンチも何もなく、路面に直接横になった。背中が暑い。寝ようかと思ったら遠くで雷が聞こえ、慌てて飛び起き、必死で地蔵峠を上った。途中で下関・竜王山マラニック参加中の大庭さんからTel、既にゴールして打ち上げの最中とのこと。羨ましい、早くビールが飲みたい。地蔵峠を越えたところでshinakoさんからTel、道を間違えたらしい。高倉神社で合流し、峯さんも一緒になって、70km吉木小学校着。ここで既に12時間16分。マメも悪化しており、ここで走るのを止めた。shinakoさんは一人ゴールに向かって走り出し、残された峯さんと二人、田圃の中の道を歩いて成田山へ向かった。芹田の交差点で前方から走ってくるshinakoさんが見えた。追いつこうと思い走ったが、shinakoさんは成田山の上りになっても軽々と走り、いつの間にか姿が見えなくなった。成田山到着は13時間34分、総走・歩行距離76.7km。ビールを飲んでshinakoさんを送り出し、江口車に乗って少し寝た。よし田まで送ってもらい、様子を見に車でコースを逆走する。釣川河口でshinakoさんに点滅ライトを渡す。塩浜で澤田さんを見つけ迂回路へと案内した。シャワーも浴びずに二人を待つ。澤田さんがゴールしたのは20:15、shinakoさんは20:46に戻ってきた。シャワーを浴びて、打ち上げに合流した。
炎天下の過酷な練習会、これを体験しておけば本番の暑さは苦にならないと言われたが、途中で止めたのでやや自信喪失気味。この日、女性は6人中3人が完走、それに対して男性は7人中2人しか完走できなかった