三代目走るウルトラ飲兵衛のランニングダイアリー2005

平成17年10月 ざっといかんばい
■ 10月13日 胸が痛い
 今年は5月の萩リタイヤ以降、練習量が減っている。練習日は月の半分以下、先月はウルトラ2回走ったのに、距離は300kmに届かなかった。この日は東京から西野さんが来られとり正で飲んでいたが、その時にダブルさん・ドンガメオーさんがスパルタスロンを完走したことを知った。8月には弟の兄さんがトランスエゾを往復。
 それに対して自分は、ウルトラで2回のリタイヤ。一人取り残されたような不安。それを解消するには走り込むしかないのだろう。そう思って月初めは少しまじめに走っていたが、連休・キャンプの前後でまたサボった。こんな状態で三瀬の林道を走れるか不安になってきた。
 そんな時、13日の朝、突然胸が苦しくて目が覚めた。息が詰まるような何とも言えない症状だった。数分で治まったが、翌日また仕事中に同じような症状に襲われた。直ぐに心電図を録ってみたが、いつものスポーツマン心臓の所見だけだった。おそるおそる走ってみたが、取り敢えず走っている間はどうもない。ストレスか何かよくわからないが、三瀬に行く前からやる気が失せてしまった。
■ 10月15日 三瀬村林道マラソンランナー兼ボランティア
 福岡近郊のフルマラソンで人気が出てきた三瀬村ざっといかんばい林道マラソン。今年10月、その三瀬村は佐賀市と合併した。そのためにスタッフが不足、慌てて各方面にボランティアを呼びかけた。
 この大会はフル・ハーフにウォーキングといろいろ種目があるが、林道を走るだけにかなりアップダウンは厳しい。ウルトラ並みと言った方がいいくらい。それだけにランナーの健康管理には気を遣う。スタート前にメディカルチェック、昨年は救急車も待機した。AEDの用意はもちろんのこと、数人のランナーには走る救護班もお願いした。
 その手伝いのため、今年も前日から三瀬入りした。明日走るというのに、遅くまで交流館で飲んでいた。やる気も緊張感もない。走らずボランティアに徹した方が良かったかもしれない。
■ 10月16日 予想通り?ワースト−−−三瀬はやっぱり「ざっといかんばい」
 秋晴れ、絶好のマラソン日和。6時に起きて準備をし、会場へと向かう。受付でメディカルチェックの手伝いと言うことになっていたが、ボランティアも大勢おり、会場内をぶらぶらする。飲み過ぎて喉が渇く。なかなか走ろうという気になれなかったが、昨年は月3回のウルトラで足を痛めてDNSだったので、今年は無理してでも走ろうと思い一応ゼッケンと救護班の札を着けた。フルは9時から11時までの時間差スタートだが、その大半は9時にスタートしていき、やることもなくなったので、9:30にスタートすることにした。
 スタートの写真を撮ってから走り出した。他の走る救護班メンバーと札を着けたので後方からのんびり走りましょうと話していたが、走り出すとどうしてもスピードが上がってしまう。井手野を過ぎると徐々に上り勾配がきつくなってくる。5kmを25:40で通過したが、徐々にスピードが落ちてきた。吉野山キャンプ場を過ぎると一段と坂がきつくなるが、高山交差点までは走り切った。いよいよここから脊振金山林道の始まり。一旦下って第一折返し、高山交差点に戻りエイドで休む。ここからは厳しいアップダウンの連続となる。10kmまでは28分台、15kmまでは25分台で何とか走れたが、練習不足ではここまで来るのがやっと、この後は5kmに30分以上とどんどんペースが落ちていった。ウルトラと大して変わらない。第2折返しを過ぎ、腹が張ってきたので20km過ぎのトイレに駆け込む。少し傾いているのか、踏ん張るのがきつい。腹はすっきりしたが、足をつりそうになった。よれよれになりながら、高山の第3給水所に戻ってきた。
 ここで救護班!と呼ばれた。足をつったランナーだけではない。側溝にはまりこんでケガをしたイノシシの子供がいるので来てくれ、、、と言われてもイノシシの治療はできません。高山からは長い下り。しかし足は動かず、途中で休んで写真を撮る。井手野で冷たい湧き水を足にかけた。ここから第3折返しまで、まだまだアップダウンは続く。上り坂で足をつり、痛み止めを塗っていたら、小谷さんに気合いを入れられた。しかし足は限界、ラン&ウォークに切り替えた。最初の頃は、9時スタートの知り合いを何人抜けるかななどと考えたりしたが、甘かった。第3折返しから戻って山中の第7給水所で椅子に座り込む。痛み止めの塗り薬も使い切ってしまい、スプレーを借りた。35kmまでの5kmはついに40分を超えた。ここを過ぎればゴールまで下るだけだが、無理すれば足をつる。下りなのに1km6分以上かかった。ゴール前、声援に手を振る余裕もなく、4:25でゴールした。
 ゴール後三瀬温泉へ。お土産を買って再び会場に戻る。懇親会にはおでん・ブタ汁の他、たくさんのビールが用意されていた。しかし今日は運転がある。じっと我慢して北九州に戻り、他の北九州ウルトラRCメンバーととり正で打ち上げした。
ざっといかんばい写真集

スタート前のメディカルチェック

9:30組のスタート

どこに行っても平坦なところがない
林道の中のエイドは本当にありがたい

救護班に連れてこられても、、、

雄大な眺め(高山付近)
走った後のお楽しみ、大懇親会

ビールにおでん・豚汁がふんだんに用意されています
■ 10月25日 タイガースのせいじゃないが
 10/22から始まった日本シリーズ、タイガースは全くいいところがなく、千葉マリンでマリーンズに2試合連続10失点。甲子園に戻って攻勢に転じるかと思ったが、またも二桁失点、3試合合計2-30で3連敗した。
 そのタイガースが悪い訳じゃない。故障したわけじゃないのに、三瀬林道マラソンの後、たった1日しか走っていない。無気力、走りたくない。
■ 10月26日 ASICS TARTHERCLUTCH-WIDE

TJR206とTJR223
 靴でも買えば、少しは走る気になるだろうか。今までフルマラソン以下のレースでは主にアシックス・TARTHER TJR206を履いていたが、ちょっときつくてマメができやすいのが気になっていた。買って2年半もたち、そろそろ買い替え時かなと思い、ランザローテに行ってみた。買ったのはTARTHERCLUTCH-WIDE TJR223。TJR206よりさらに軽く190g。
 靴も買ったし、早速、、、と思ったが、会議で帰宅は遅くなるし、阪神は4連敗。今日も走らなかった。
 翌日、夜中遅くなったが、新しい靴で走ってみた。軽い靴で早くなったような気になりかっ飛んで走ったが、正しい走り方をしないと、足が痛くなりそう。しかし今月も月末のクックオフ遠征などで、この日が最後の練習となった。わずかに114.7km。

今月の記録 日数 距離 平均 1月からの累計
7日 114.7km 16.4km 122日 2706.2km
ランニング日記2005
1月 寝坊
  いぶすき菜の花マラソン
  貫〜とり正マラニック
2月 大村湾一周
  GEL KAYANO XI
  貫〜とり正マラニック
3月 勝負の3月
  岡の里名水マラソン
  雪の萩往還
  屋久島エコマラソン
4月 萩往還まで1ヶ月
  脊振越とさが桜マラソン
  鬼たいじマラニック
  玄海100km葉桜ラン
  宗像ユリックス24H駅伝
5月 ついに初リタイヤ
  リタイヤ・ショックとダメージ
  観覧舎マガジン11号
6月 練習量激減
  瀬板の森6時間走
  天体界道にちなんおろち
  ウルトラ二周年
7月 空梅雨のち土砂降り
  暑稽古!玄海試走会
  大濠チャリティーラン
8月 ピースラン
  広島長崎リレーマラソン
  長崎広島ピースラン
  マムシ
  カラスヘビ
9月 今年も100km連チャン
  勝浦浜海岸清掃&成田山
  玄海-鼻血でリタイヤ
  秋田-鼻血でも自己ベスト
10月 ざっといかんばい
  三瀬で予想通りワースト
  TARTHERCLUTCH
11月 走れない
  いびがわマラソン
12月 尻すぼみの一年
  また寝坊
  青島はDNS

月別走行距離

ウルトラマラソン写真館
大村湾一周UMサポート記
雪の萩往還練習記
屋久島エコマラソン80km
鬼たいじマラニック50km
玄海100km葉桜ラン
萩往還マラニック250km
天体界道にちなんおろち100km
広島−長崎ピースラン
玄海100kmウルトラマラソン
秋田内陸リゾートカップ100km

大会参加2005
いぶすき菜の花マラソン
岡の里名水マラソン
屋久島エコマラソン80km
鬼たいじマラニック50km
萩往還マラニック250km DNF
天体界道にちなんおろち100km
玄海100kmウルトラマラソン DNF
秋田内陸リゾートカップ100km
三瀬村ざっといかんばい林道M
いびがわマラソン

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