多趣味である。趣味が多いと、大変である。イベントと大会と仕事が重なったりはしょっちゅう、何かを犠牲にしないといけなくなる。その趣味をホームページで紹介しようとすると、これまた時間を食うので大変である。そんな多趣味の原点が写真だった。ダッチオーブンもウルトラマラソンも、写真を撮って記録を残そうと思い立ったのがのめり込んだきっかけだった。
写真は中学の頃から下手の横好きで撮るようになったが、風景や鉄道が主な被写体だった。社会人になってから、鉄道を撮りに出かけることは無くなった。それが、昨年の
勝浦浜〜とり正マラニックで少し風向きが変わる。その時、別のマラニックでとり正まで走って来たメンバーの中にちゅーさんがいた。鉄道少年探偵団のメンバーだった。それから数日後、
九州鉄道記念館での写真展を見に行った。だからといって直ぐに鉄ちゃんに目覚めたわけではない。今年3月、初めてデジタル一眼・Canon EOS40Dを買ったが、6月のサロマ湖遠征・北海道旅行のためで、撮り鉄復活のためではなかった。ところが。
12月19日、JR九州から、ブルートレイン「はやぶさ・富士」の廃止が発表された。かつて、東京・関西圏と九州間を何往復もしていたブルトレ、走るレストランとも言われ、あこがれの列車だった。九州に里帰りする時に何度も利用した。しかし新幹線や飛行機との勝負に敗れ、最後まで残っていた「はやぶさ・富士」もH21年3月で消えることになったのである。
早速その翌日、最後の勇姿を撮りに出かけた。そして休みの度に、ブルトレを追った。にわか鉄ちゃん、いや復活。こうして、ますます走る時間が無くなっていった。