昨年に続き、貫山・井手浦林道を越え、さらに麻生林道を越えてとり正までの練習会を企画した。ゴール後の風呂のことを考え、女性はとり正ゴール(45km)、男性は河童の湯(47.5km)である。今年は大村湾一周後、先週は休んだが、今週からこの練習会に始まり、
佐賀酒蔵巡りマラニック試走、
萩往還練習会、
屋久島エコマラソンと4週連続で長い距離を走る。
マラニックを担当すると、走り以外のことにも気を遣う。この日も黒豆ご飯のおにぎりを約20個用意、明け方1時間寝ただけで、練習会に向かった。
AM9時、
JR朽網駅に集まったのは、北九州ウルトラRC組が10人、博多組が6人。さらに途中で1人合流予定となっている。スタート前の記念撮影をして、9:20過ぎにスタートした。
朽網駅をスタートしてしばらくは平坦だが、昭和池方面への林道へと左折すると長い上りが始まる。約40分走って、
貫山林道途中の水飲み場に到着した。後続を待つ間、ちょっと休んだだけでも体が冷えてしまった。さらに林道を上ると、細かい霧のような雨が降ってきた。下もかなりぬかるんでいた。スタートして1時間ちょっとで一旦上りは終わり、しばらく下ってまた上り、休まず走って約1時間30分で
井手浦林道との分岐点に到着した。後続を待って、全員揃ったところでスタート。井手浦林道は最初、少し上って後はずーっと長い下りが続く。スタートして2時間22分、11:42に
石原町駅に着いた。
駅前では昨年同様、西田さんの奥様が多くの食料を用意してくれていた。雨が降り風も冷たかったので、温かいスープが有り難かった。寒くてビールは遠慮したが、やはり走る飲兵衛、江口さんや倉ちゃんと日本酒・焼酎を飲んだ。約50分休んで、後半の麻生林道へと向かった。しかし大村湾の疲れかそれとも無理しすぎたか、石原町駅をスタート後、足が動かなくなった。道原から上りで徐々にスピードが落ち、
麻生林道に入ると歩いているのと大して変わらないスピードになった。途中何度も休みながら、1時間20分もかけてようやく林道を走りきった。林道を出てしばらくは、全員でダラダラ歩いた。
田代の自販機前で休憩して最後の上りへ。途中、様子を見に来てくれたとり正の大将と合流。ここから大将がサポートしてくれた。畑トンネルを抜け、長い下りを一気に走って中畑橋で
小休止。ここから女性群はいつも通りとり正へ直行、男性群は河童の湯へ向かう。211号線まで下る手前でショートカットできると大将が教えてくれた。これは大助かりだった。しかし、もう体力は残っていない。馬場山から星ヶ丘へ向かう道に合流したところで、残り2-3km。しかし意外にアップダウンがあり、遠くまで見渡せるので、気分的に辛い。星ヶ丘団地を抜け最後の上り、ついにたまらず歩いてしまった。ようやくゴールの
河童の湯にたどり着いたが、去年1月の試走会より距離は2kmくらいしか違わないのに1時間遅れの7時間27分も要してしまった。
河童の湯はかなり混んでいたが、大きな風呂で体を伸ばせるのは有り難い。風呂から上がって、大将の車と西田さんの車に分乗して、とり正へ向かい、いつものように打ち上げが始まった。
林道から林道へのマラニック、さすがにそのダメージは大きく、この後一週間、完全休養となってしまった。結局2月は400kmに届かなかった。