「人類最初に原爆投下された広島から人類最後に原爆投下された長崎へ。そして、人類最後に原爆投下された長崎から人類最初に原爆投下された広島に。時空を遡り同じ間違いを犯さぬ様、封印し、平和に感謝し恒久平和を祈念し走ります。」
楽松師匠から届いたメッセージである。「走れることこそ平和の証」、「恒久平和にゴールはありません」で始まった楽松師匠のピースランは今年で3年目となる。例年通り、長崎に原爆が投下された8月9日に長崎をスタートし、終戦の日の8月15日に広島の平和記念公園にゴール。九州では佐賀の佐藤先生や太宰府走ろう会、博多のチーム100に北九州ウルトラRCなどがサポートする。サポートとは言っても、走るのが好きなメンバーがやって来て一緒に走る、ただそれだけである。
今回、北九州ウルトラRCメンバーは、ちょうど土日だったので、お盆にもかかわらず、土曜日の午後、赤間から、日曜日の夜、山口までを一緒に走ってきた。詳しくは、
ピースラン・レポートをご覧下さい。
しかしこの時期は暑い。アスファルトの上は40℃。一日走ればグッタリなのに、楽松師匠はその暑さをものともせず7日間、走り通してしまう。そしてその師匠は今年、スパルタスロンにも挑戦するという。いつ練習するのか、高座は務めているのか、どうすれば暑さに慣れるのか、数々の疑問がある。
その師匠、日中、炎天下はのんびり歩きに徹し、日が傾くと猛スパート、我々をぶっちぎる。そして今年も15日の夕方、無事、広島平和記念公園にゴールされた。