この2-3日、急に気温が高くなった。風もかなり強い。蒸し暑い、寝苦しい。たまたま昼休み、外に出たら車の温度計は31℃になっていた。この日の萩市も、30.0℃の真夏日。
　暑いのは苦手、嫌いである。暑くなって鼻血が出ないかも気になる。今年も苦戦しそうだ。

今年のゼッケン（A47）と 昨年のゼッケン（A77）他

　12時に北九州を出発、走友を乗せて山口へ向かった。予報では3日間とも晴、暑さが心配だが、風が強く、気温はむしろ低めだった。
　とにかく今回は完踏あるのみ。昨年の中途半端なリタイヤを1年間引きずり、諦めが早くなった気がする。それを払拭するには、萩で完踏するしかない。そう思って、お守り代わりの瑠璃光寺五重塔阿弥陀如来像の写真や昨年リタイヤした時のゼッケン・チェックシートも荷物の中に入れ、2日18：10、瑠璃光寺をスタートした。

　序盤から調子が良くない。何となくからだが重たい。去年は序盤飛ばしすぎて後半つぶれたので、抑えるくらいでいいのかもしれないが、どこまで行けるか不安になってきた。そしてお決まりの睡魔。フラフラ蛇行してガードレールに激突した。夜中はだいぶ冷え込んだが、3月に走ったりして寒さ対策は万全。荷物は多くなったが、気持ちよく走れた。

　俵山温泉で一眠りするも、大坊ダムを過ぎてから再び睡魔に襲われ、知り合いにどんどん抜かれた。不思議と焦りはなかった。相変わらず調子は悪いが、悪いなりにラン＆ウォークを徹底し、徐々に調子を取り戻した。川尻岬で缶ビールを飲む。天気はいいが、風が強く、シーブリーズや立石観音付近の海はかなり荒れていた。昨年、チェックシートを忘れたことを思い出し、何度もチェックシートを確認。千畳敷では天気も良く、ソフトクリームを食べた。ペースを落とすことなく鯨墓を往復、予定よりちょっと遅れたが、23時に宗頭着。この日は新しいデジカメでたくさん写真も撮れ、ゴキゲンだった。

　仙崎から宗頭で時間を食い、宗頭での仮眠は15分程度。AM0：15頃にスタートした。寒さは気にならなかったが、スタート直後から左足の付け根に痛みを感じるようになった。特に鎖峠からの下りが応えた。眠気も相変わらずで、三見・玉江駅で仮眠を取った。虎ヶ崎で朝食＆ビール。8：49、東光寺でチェックシートに最後のパンチを入れる。萩往還公園あたりまで来ると知り合いも増え、眠気も感じなくなった。佐々並に13時着、これなら歩いてでも間に合う。ようやく一安心。さすがに最後、一の坂ダムあたりで足が動かなくなったが、天花橋を渡り、木町の角を左折してからスパート、16：01（45h51m31s）でゴールした。

　5/8に博多の二升瓶に、チーム100メンバーが集まった。この日集まった250kmメンバーの成績は、7人中5人完踏だった。萩往還で撮った写真は、ノートPCを持ち込んで上映した。
　二度目の完踏を果たした萩往還、思ったほどダメージはなく、足の腫れは3-4日で引いた。筋肉のダメージ、CPK値は高くなっていたが、大村湾一周160kmの後ほどではない。ただ左足（大腿骨大転子付近）の痛みが気になった。トレーニング再開は5/10、さすがにスピードが出なかった。

　今年2月、第10回を以て終止符を打った大村湾一周160km。個人的には初めての100km超、オーバーナイトのレース、そして大村湾での完走が萩往還250km完踏につながったという思い入れのある大会だった。何とか残したい、そう思っているランナーは自分だけではなかった。
　そしてふじもっちゃんの呼びかけで、今年の12月にもう一度大村湾を走ろうということになった。サポート無しの自己責任という練習会の延長のような感じで開催を予定、そしてアンケートを取った上で、開催日を決めることになった。

　萩往還後のダメージはあまりなかったが、走れない日が多かった。走ったのはわずかに8日、104kmに止まった。