昨年、ゆきひろさんや横ちゃんと計画した萩往還練習会。仙崎から宗頭・萩往還経由、瑠璃光寺までの90kmを寒い時期に走ろうという練習会に、萩往還250km参加者を中心に10人が集まった。個人的にはその年の萩往還でリタイヤしてしまい、練習会が本番につながらなかったのが残念だった。しかし雪の萩往還を走るなど厳しい寒さだったにもかかわらず、実に楽しい練習会で、今年も開催することになった。
今回は直前のドタキャンが相次ぎ、参加したのは5人、そのうち一人は列車に乗り遅れて1時間遅れで長門市をスタート、全員が揃ったのは鎖峠を過ぎてからだった。
コースは昨年同様、仙崎から瑠璃光寺まで。基本的にはオフィシャルコースを走り、鎖峠からも迂回路に入らず、そのままR191号を下った。今回、始めて走ったのは所は、笠山から虎ヶ崎へのショートカット。詳しくは
練習会レポートに書いているが、笠山頂上の駐車場から自然研究路を虎ヶ崎へ真っ直ぐ下るようなルートである。ちょっと急な下りもあるが、数百mのショートカットになる。コース上での危険箇所は鎖峠。昨年、工事していた箇所だが、工事が終わって路側帯が広がった。しかしその路側帯を横切るような溝が3箇所あり、しかも蓋がない。この付近、多くのランナーが夜間走ることになるので、十分な注意が必要だ。
コンディションはスタート直後はかなり温かく、長袖Tシャツ1枚でも汗びっしょりとなるくらいだが、風もあって比較的走りやすかった。しかしこの温かく湿った風は雨の前兆だった。夜中2時、東光寺手前から雨が降りだした。かなりまとまった強い雨で、EPICのカッパを着ても中まで水が染みてきた。雨が降りだしてから気温が下がる一方で、ちょっと辛かった。どうせなら雪になって欲しかった。
それでも昨年より約1時間早く、15時間で瑠璃光寺にゴール。梅がちょうど見頃だったが、寒くてたまらない。瑠璃光寺からさらに湯田温泉まで走り、温泉で体を温めた。